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ピアサポーターは仲間だということ

こんにちは、精神障害ピアサポート専門員愛音です

今朝は少し懐かしい夢を見ました。その夢とは利用者さんAさんとBさんが出てきたんです。休職しているので当然ですが3ヶ月職場の人とは会っていません。それが夢で会えたんです。AさんもBさんも働いているとき、よく気にする2人でした。

Aさん(女性)からはよくSOSをもらい、お昼ご飯を食べていても駆けつけることがしばしば。今朝の夢でも相談されました。どんな話かよく分からないのですが「どうしよう?ねえどうすればいい?」そう詰め寄られる。夢だけど懐かしいなあ。

そしてBさん(男性)はタオルを首にかけて作業をしている子です。でも、そのタオルは気づくとアチコチに置きっぱなし。休憩室のテーブル、椅子、冷蔵庫の上にまで。「Bさーん、大事なもの忘れてるーー!」よくタオルを見つけては私が注意してました。夢の中でも私はいつもの青いタオルを手にしてBさんを呼んでました。「愛音さん、サンキュー!」「ありがとうございます。でしょ?」「へへ、ありがとうございます♪」このやり取りももう3ヶ月やっていないのかあ。寂しいよ。

仕事をしているといろいろあります。まずなにより、色々な障がいを持つ人と接します。精神障害、知的障害、発達障害、身体障害。特に知的、発達障害の方との関わり方にすごく悩んだ時期がありました。経験がないのでなにも分からない。どうやって言葉を伝えれば届くのか。そしてなにがNGワードととなるのか。悩んで自分で本を買い、ネットでも調べましたが、自信は持てませんでした。
そんなとき施設長から「障害に種類はあるけれど、接し方に大きな差はないと思うの。愛音さんの気持ちは愛音さんのやり方でみんなに届くよ」

障がいの種類はあるけど接し方に差はない。この言葉で本とネットから知識を得る作業を減らしました。代わりに毎日の挨拶や作業中、休憩中に話しかける回数を増やし、相手との距離を縮めることにしています。働いているときに、こんな風に思っていました【〇〇障害の〇〇さん】これは今思うと失礼だったり支援者として恥ずかしいです。
私にも多くの障がいがありますから私のことを覚えるときに【統合失調症の愛音さん】と障害名が先にくるよりも【愛音さんは統合失調症】先に名前を覚えてほしいなと感じたんです。だって人を表すのにはまずその人の名前ですよね。そのあとに情報を加える。

「支援するにはまずその障害よりも、その人を知りたい」この考えがにたどり着くまで時間がかかりましたが、やっと納得がいく支援が出来る。まずは障害を知るより、その人の長所や短所を知って、程よい距離を作り、支援方法を考えていく。
職員と利用者は友達ではないけれど、ピアサポーターと利用者は仲間だと思い続けたい
職員のできない接し方、共感、相談の受け方。ピアサポーターには、私には、少し違った接し方が出来るはず。時期を見て復職した際には、少し働き方を変えてみようかな。

*愛音*

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