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エピソード#80 生活をしていく中での動きがリハビリ

在宅での介護は 自宅の環境問題さまざまなので、工夫が必要な場面がたくさんある。
大変だけど、こういう感動もたくさんある!

開業して1年後位のエピソード。

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今朝は雲が多いなかでもお日様の光が見れました。
今日は午後からは 生活援助、身体介護、予防支援と 送迎ではない仕事が続きました。
今日は その中でも 嬉しい出来事がありました。
シャワー浴の介助で訪問している方。
今までは歩行器で浴室まで歩行できていましたが、徐々に足の感覚が鈍くなってきていて、転倒も何度もあり、自宅内は車椅子での移動ということになりました。
訪問リハビリの方による 部屋の中で歩行器を使っての歩行練習はしているようですが、浴室まで歩行器で歩行というのはご利用者様も自信がなく諦めモード。
そして、歩行が難しくなって 困ったのはシャワー浴。車椅子だと脱衣室の入り口が通れない、、、。
介助式の小さい車椅子ならたぶん通りますが そうなると 家族が車椅子を操作しないといけない場面が増えるし、現実的ではない。
デイサービスには通所していますが、夏場なので 清潔の維持をするために自宅でもシャワー浴をしたい。
歩行器での歩行が難しくなってからは ベッド上で清拭や陰部洗浄などするしかありませんでした。
ですが、なんとかならないかとケアマネージャーとも 相談し、前回から 試みたことがこちら。

脱衣室の入り口まで車椅子で移動し、脱衣室に歩行器を設置し 立ってもらい がんばって数歩は歩いてもらう。私は車椅子を一度畳んで 歩行器で歩く利用者様を励ましながら脱衣室に車椅子を入れ、再び広げ、車椅子に着座してもらう。
浴室入り口ギリギリまで 車椅子で移動し、再び がんばって立ってもらい、浴室に設置したシャワーチェアに移乗してもらう、、、。
利用者様もがんばってくれたので、無事にシャワー浴をし、笑顔\(^-^)/
帰りは逆の手順で 前回は車椅子で ベッドまで戻りましたが 前回も 歩行器で脱衣室から廊下に出たときに このまま歩けそうな気がする、、、と感じました。用心して車椅子でベッドまで行きましたが、、、。
今日も シャワー浴後、脱衣室から廊下に出るのに歩行器を使って立ち上がった所、「このままベッドまで歩けそうですね」と声をかけると「自分もそう思う」と答えられたので、ご利用者様に声をかけながら 後ろにつく。
段差もなんとか乗り越え、無事にベッドへ到着。
奥さまは「お父さん、歩けたじゃない‼」と歓喜の声。
まるで アルプスの少女ハイジの中の クララが 歩いたときのような感動に近い感じ。
ご利用者様は「リハビリまでしてもらっちゃったなー」と笑顔。
シャワー浴をするには歩行器と車椅子をうまく組み合わせないとできなかったのですが、「立ちあがったから歩いちゃおうか」というような自然の流れで自分の足で歩けたという喜びが次への希望に繋がる、、、そう感じる出来事でした。
生活していく中での動きがリハビリになるんだなーと実感した出来事でした。

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