作ったサービスからエフィカシーを得てみる

去年の3月から退職の準備を始めて、早いもので1年が経ちました。

「会社員を手放して海外に出る」という目標は、気づけばもう達成できています。

と書きながら聞いてみたいのですが、達成をしたことって案外自分では気づきづらいと思いませんか。

確実に身のまわりは変わっているのに、「まだここに行けてない」とか「この○日間が停滞している」とか、自分を認めないにも程があるよね私たち。

ちょうどいまの私はこれで、「いま私がコーチングをしながら韓国にいる」はグラフで言うと0のライン。ここからまた進めたら、10や20に高まっていく。

これまでに100も200も登ってきたかもしれないのに、それをもう忘れてる。と言うか、認められないというか。

もったいない〜〜〜！と思ったから、今回のテーマにしてみます。

▼このマガジンについて

新サービスを作る｜広告営業職とマネジメント職を経た私の場合｜aimi💐変化を手伝う人｜note

会社員時代

前職の環境

私が勤めていた企業はなかなかな規模の大企業で、だからこそ新規事業を求めてくれる環境でした。

すでにある事業だけではもう大きく伸びないことをわかっていて（結果論だけど実際コロナでめちゃくちゃ苦しくなった）、だから新規事業の公募もフォローアップもしっかりしていたのだと思います。

選ばれた事業のシェアはもちろん、その前の過程も開示してくれていたし、エントリーシートに取り掛かるための初心者向けイベントもありました。

新規事業？はて？だった頃

そんな会社に入った頃の私は、どんどん新規事業考えるぞ！ 自分で事業を作ってそっちに異動してやるぞ！ と、恥ずかしながら心では意気込んでいました。

でも、エントリーシートは開く気にならない。イベントに出てみても、企画のタネが出てこない。同期と話す時間を持ってみても、マネタイズのイメージがまったく湧かない。

「新規事業」というものにただただ憧れがあるだけで、私にはその素質がないんだな。事業を生み出している方たちみんなが違う人種に見えるな。

自分にガッカリせざるを得なくて、事業のタネを探すこともやめてしまいました。

いまの私

いま私が持っているサービス

そこから数年。会社員を手放すと決めてからは1年。いま私は、2つのサービスを持っています。

1つはコーチングセッション。もう1つはnoteの販売。

当初予定していたものとはまったく違うけど、「自分のサービスを持って販売する」を2種類できていました。

と、これすらも「コーチング系の仕事が2つで、表現のしかたが違うだけ」と本気で思っていたから、やっぱり自分を認めるって難しいな……。

ここまでの変化

この1年の変化を「会社員→サービスを2つ持っているコーチ」と書けば違いは一目瞭然。

でも私にとっては、「日々の角度が数度ずつ変わった」感じで、立ち止まらないと気づけない変化です。

あと、私の特性的にも過去を振り返るのが大の苦手。（ストレングスファインダーは1位未来志向＋実行力の項目が上位を占める）

だけど今日歩いていたら急に前職時代の話を思い出して、あの時といまの私、別人じゃない……！？ と思えたから、この記事を書いてみたのでした。

会社員時代から何が変化したのか

新規事業を考えられなかった私と、2つのサービスを持つ私。

何が変わったのかといえば、私の特性である実行力の発揮のしやすさが変わったのではと思います。

会社で新規事業をやるとしたら、自分や他人の人件費や時間を借りることになります。

だから事前の審査がもちろんあるし、前職の事業公募では「なぜこの会社でこの事業を起こすのか」も大事な項目の1つでした。

この枠組みでは私は力を発揮することが難しかった。

でも、働き方を変えて私を止めるものがなくなったら、すすすっといつの間にか2つのサービスを開始できていました。

自らを止めるものは誰もが同じわけではないと思うけど、私の場合は「実行力が発揮しやすいかどうか」が影響していたのだろうと思います。

作ったサービスからエフィカシーを得てみる

今回のテーマにおいた、「作ったサービスからエフィカシーを得る」こと。

まず、1年前はnoteを書き始めてすらいないのだから、いま書いたものからお金が発生していることはすごい。がんばった！

コーチングにも、1年前にはまだ出会ってない。学び始めるのはさらに4か月以上あとの話。好きな気持ちを信じてお仕事にしたこと、よくやった！挑戦した！

という声がけのしかたがあっているかわからないけど、まずは自分を褒めてみました。

でもやっぱり1番褒めたいのはこれかな。

劣等感を感じていた0→1のサービス作りを、自分にはできると信じて突き進んだこと。好きを仕事にすると決めて疑わなかったこと。

私が私を信じたから、苦手だったことも忘れて気づけば仕事に昇華していたのかなって。

新しいサービスの検討を進められないとやきもきしているけど、いまの私はもう既に2つ持っている。

焦らずにやろうよと、声をかけておこうと思います。