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自己肯定感の低い私は、じぶんを大事にすることにした

小学生の頃、勉強もスポーツもできると思っていた私。中学生になると、じぶんよりももっとできる子たちが周りに増え、早々に自信を失くしました。

小学生の頃は学級委員をやるのも好きだったけど、中学校ではもっと優秀な子たちがいるから私は引っ込んでよう。あまり目立たないようにしよう。

そうやって過ごしているうちに、気付いたら自己肯定感の低い人間になっていました。

自己肯定感という言葉との出会い


社会人になって気づいたこと。私はなんとなく、じぶんに自信がない。仕事をしていても、これは私にできる!ではなく、こんな大きな仕事、私にはできないかもしれない……と思ってしまう。

なんとなく良くない思考だと思ってはいても、何がよくなくてどうすれば良いのかわからない。

そんな時に答えを求めて読んでいた本で、自己肯定感という言葉に出会いました。

概念はわかった。でも、変え方はわからない。


言葉を知ったので、それからの私は「自己肯定感を上げる」文章を読み漁りました。本だけでなく、ネット上にある文章もいくつか読んだと思います。

でも、そこに書いてあることは「私とは違う種類のひと」だけが実行できることのような気がして、じぶんにはできない方法のように思ってしまう。精神論のような部分も多くて、それができたら苦労してないよと思う。

説明されている「こうすべき」「これはダメ」を実行するのは私には難しく、染み付いてしまった考え方を変えるのはこんなにも難しいことなのかと挫折しました。

あれから数年。一念発起した私は、じぶんを大事にすることにした


「自己肯定感を上げる」ことに一度挫折した私ですが、いまやっと自己肯定感のあげ方がわかってきたように感じます。

それは、「じぶんを大事にすること」。じぶんの好きなもの・嫌なものを認識して受け止め、いろんな選択に反映していくこと。

例えば、家に置くモノ全て。

私が好きなものではない、必要のないものは、まとめて断捨離をしました。なぜならそれは、家にあっても私のためにならないから。じぶんを大事にするために、私が大事にしたいものだけを身の回りに置いておく。

これができたら、次は思考。

モノの断捨離や選別をしたので、次はじぶんはどんな思考が好きで嫌いなのかを明らかにします。好き嫌いが明らかになったら、これを軸にいろんなものを選択します。

例えば、私はお酒をみんなで飲むことが好きでした。でも、アルコールを飲んで体調が悪くなることが本当は嫌でした。

この感情に気づいて認めて整理をした結果、私が好きなのは「みんなでお酒を飲む”場”」であって、「じぶんがお酒を飲むこと」は別に好きではなかったと気づきました。

こうしてじぶんの感情を素直に認め、好きなほう・居心地の良いほうを選択する。じぶんを大事にするとは、じぶんの「好き」で選択をすることだと定義をしています。

じぶんを大事にする→居心地のいい時間が増える→じぶんを好きになる


今年の2月頃、私は過去最大レベルで心身のバランスを崩して苦しみました。

一念発起したきっかけはこれだったのですが、当時は何をしても辛くてうまくいかなくて、楽しんでいたはずの仕事も全て苦しく辛かったです。

もちろん、自己肯定感が低いのはいまに始まったことではないので、それまでも苦しい期間は何度もありました。でも、これをこの先も続けていくのは辛すぎると思い、じぶんを変えると決めたのでした。

結果、「じぶんの好きなモノ・コトで身の回りを埋める」からスタートした自己改革は、いまのところうまく行っているように思います。

じぶんの周りが好きなモノやコトやヒトで埋まってきたので、その空間にいる私は居心地がいいし、嫌な感情になる時間が減りました。

すると、前向きな感情でいるじぶんのことを肯定的に見ることができて、「いまの私ならなんだってできるかもしれない!」という自信が湧き始めました。

実際、例えば職場の人間関係も(もともと悪くはなかったけど、もっと)良くなり、さらにじぶんの自信になる→じぶんを認めて好きになることにつながっています。

本やネットに書いてあった「こうすべき」「これはダメ」の考え方は難しかったけど、「じぶんの好きで人生を決めていく」ことは私に合っているようです。

まだ始めて数ヶ月だけど、着実に状況は変わっている。これからもじぶんの生き方・生きやすさを変えるために、じぶんを大事にしていきたいと思います。


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