お金を稼ぐ方法は、大変でなければいけないのか
最近私がよく出会う呪いがあります。お金をいただくものは、手間暇をかけたものでなければならないというものです。
「好き」や「得意」を仕事にすると決めて、1年半ほど挑戦をしてきました。結果私の仕事は、「ライフコーチングを提供する人」になりました。
話を聞くことが得意だし、目の前の方をどんどん知って応援していくことが好きです。
そんな私の特性を活かして、最近は新しいサービスを作っています。例えばこんなものです。
私にとって、これは好きで得意なことを集約したサービスなので、辛いな〜と思いながらやることはありません。
これって幸せなことなのに、呪いが声をかけてくるのです。「こんなに骨を折らないことで、お金をいただいていいの?」と。
私の中にある呪い
前職時代に、営業職とマネジメント職を経験しました。この時の仕事はめちゃくちゃに大変で、しょっちゅう体調を崩しまくっていました。
仕事の日に休むような体調にならない=社会人としての合格点だと思っていた私は、長期休暇のたびに扁桃腺を腫らせました。最高で年に6回です。
毎回40度ほどの熱が出て、最終的には長期休暇中に手術で取りました。この時はそういうものだと思っていたけど、後から考えたらクレイジーです。
社会人の立ち上がりがこうだったので、お仕事=頑張るものというイメージがつきました。
このイメージは、それはそれは深く根ざして、いまもまだまだ私の中にあります。
仕事とは頑張るものであり、心の底から頑張ったと言えるものでしかお金をいただいてはいけない。これが、私の中にいまもある呪いです。
大変でなくてもお金をいただいていい
1年半努力をして、「好き」で「得意」なことを仕事にすることができました。
そんないまの私が自分に伝えたいのは、「私にとって大変なことでなくてもお金をいただいていい」ということです。
そもそも、得意でないことをやるのが当たり前な、いまの世の中のほうがいびつなのです。
みんなが得意なことを仕事にすれば、もっと世の中は効率的で幸せなものになるのに。なんで得意じゃないことばかりに当てられるのか。
きっと、親や祖父母、もしくはもっと上の世代から、私たちにかかり続けてきた呪いなのだと思います。
仕事が楽しいはずがない。楽しいことで稼げるわけがない。家庭でも、聞き覚えのあることです。
私は、この価値観を再生産したくないです。自分の中にも置いておきたくないです。
だから、くり返し自分に言い続けたいと思います。「私にとって大変なことでなくても、お金をいただいていいよ」と。
自分だけでなくて、周りの人にも言い続けたいです。「得意なことを、仕事にしてもいいよ」と。
みなさんはどうですか? この呪いを持っている方でしょうか。
この価値観を呪いと感じる方がいれば、お互いに解きましょう。呪いを解いて、私たちにとってのいい生き方ができることを応援しています。
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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️