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ユウキ
2024年11月3日 17:04
解きたくなる数学佐藤雅彦、大島遼、広瀬隼也(著)岩波書店秤に載せられたたくさんのナット、一体いくつあるのかな?角が丸いバスの窓、何㎠開いているのか?大きさの違うチョコレートが3つ、大きいのと、小さいの2つ貰うならどちらがお得?写真を見て、考えて答えを導き出すただそれだけなのに、何故かワクワクしながら写真を見てしまいます。数学というより算数 に近い問題ばかりです
2024年9月23日 10:17
怪盗ブラックの宝物那須正幹(著)福音館書店一冊のスケッチブック、像の中に入っていたメモ、子供たちが、見つけた手掛かりを使って昔いた、怪盗ブラックの宝物を探すというお話。スケッチブックに書かれた内容から推理して推理して、謎を解こうとするところが子供も大人もワクワクしながら読めます。200ページを超える作品のため、読み聞かせする時は、数日に分けて読むのがおススメです。
2024年8月20日 22:02
干し柿西村豊(著・写真)あかね書房干し柿を作るただそれだけの話なのですが干し柿って作った事ありますでしょうか?私は小学生の頃、祖母が作るのを手伝った程度ならありますが今の時代、なかなか作らないですよね。日本の伝統文化だなと思うのですが、柿の皮を剥いて紐で繋いで(縛って)、干すとあんなに甘くて美味しい物が出来上がる先人の知恵というか読み聞かせしながらただただ感心し
2024年8月17日 16:38
ものぐさトミーペーン・デュポア(著)岩波書店電気仕掛けの家に住むトミー。朝起きてから、ご飯を食べたりシャワーを浴びたり、身支度したり全てが電気仕掛け。トミーはただボーッとしてれば、勝手に準備が整う暮らし。(ちょっと羨ましい)そんなある日、停電が発生。電気仕掛けの家なのに、停電して電気が来なくなると当然、仕掛けは動きません。そして停電が直り、電気が通るようになってか
2024年7月21日 17:12
ジュマンジC.V.オールズバーグ(著)あすなろ書房ボードゲームの世界に入り込んでしまうというより、ボードゲームの世界が現実世界にやってくると言う方がこの本に合っているかもしれません。不意に始めてしまったボードゲームの世界、終わらせるにはボードゲームを上がる(ゴールする)ことのみ。色々なイベント(ボードゲームの世界から色々出てくる)を体験し何とかゴールする、というのがこの本のお
2024年7月3日 22:01
わたしたちのトビアスヨルゲン・スベドベリ(著)偕成社サブタイトルに「障害者を理解する本」とあるように産まれてきた弟がダウン症を持っている家族の話です。子供にわかるように書かれている為、あまりダウン症の事は詳しくは書かれていません。新しい家族が増える喜び、家族が障害を持っていても喜んで誕生を祝おうという気持ち子供に上手く伝わるかなー?と思いながら読み聞かせしていました。
2024年6月27日 17:25
かあちゃん取扱説明書いとうみく(著)童心社お母さんの取扱説明書、と聞くとドキッとしてしまいますが、何をしても、お母さんにガミガミ怒られているような気がしている主人公が、お母さんをよく観察して行くことで、お母さんの気持ちもちょっとわかった(気になる)お話です。この本は、お父さんと一緒に読んでほしい。そしてお父さんと一緒に、お母さんの取説を作って欲しい(お母さんの喜ぶポイントが
2024年6月23日 18:32
ノラネコの研究伊澤雅子(著)福音館書店ネコ好きにはたまらない一冊。最近、TVで流行っている保護猫・保護犬を家で飼って、人に慣らして譲渡会で新しい飼い主を見つけるそんな番組を子供もよく観ています。多頭飼育崩壊から救った、とかノラを保護した、とかそんな感じで預かり、人に慣れさせる事を見せる猫や犬の可愛さを画面いっぱいに映されると大人も子供も動物にメロメロです。この
2024年6月22日 15:18
ダンゴウオの海鍵井靖章フレーベル館子供が「海の生き物」が好きなので手に取った一冊。単にダンゴウオの生態について紹介されている本だと思ってました。ダンゴウオが住んでいるのは、三陸。撮影されたのは東日本大震災の後。地震と津波で海に流され海底に辿り着いた、人間が使う様々な道具の横でダンゴウオが元気に育つ様子を描いたものです。大人目線で言うと、ダンゴウオかわいいね、だけでは
2024年6月16日 15:46
視覚ミステリーえほんウォルター・ウィックあすなろ書房エッシャーのだまし絵、と言えば、たいていの人は知っている騙し絵・トリックアート。ざっくり言うと、トリックアートをずっと見ている感じなのですが、カラーだったり写真(っぽい感じ)だったりするのでリアリティを感じながら見ることが出来ます。ページをめくるたびに、これはどう見るの?何が見えてくるの?と親子で楽しめるのがこの本の魅力で
2024年6月15日 11:30
フングリコングリ岡田淳(著)偕成社出版フングリコングリって何ぞや?と思いつつ読み始めた一冊。小学校の課題図書です。学校の図工室で、色々とやってくる動物や昆虫に学校の色々な話をする先生の、お話を聞く、というスタイルで数編の話が入っています。では、フングリコングリとは?授業中の手遊びの名前です。上手く文章で伝えられないのだけど、本を読みながらやってみると意外と簡単に出
2024年6月2日 17:45
どうぶつ句会 オノマトペあべ弘士(著) 学研プラス出版どうぶつ句会のシリーズ第2弾本です。どうぶつ達が集まり、それぞれのお題に沿って句を読んでいく本です。どうぶつそれぞれの個性が出ていて、五七五調に合わせてリズミカルに良い詩が紹介?されていきます。こんな句会だったら、参加したくなるよな…と思わずにはいられないほど、楽しいです。学校の授業では「俳句」「短歌」と習って、自
2024年4月21日 17:43
口で歩く丘 修三(作)小峰書店タイトルの「口で歩く」とは?と手に取った時に思いました。小学校の課題図書(絶対読んでねリストに掲載)の一冊。登場人物はタチバナさんという人。彼は実は身体に障害があり、ベッドに車輪が付いたような車いす?ベッド?で移動しています。自分で操作するのではなく、道行く人に「操作して貰って」移動するのです。鏡に映る人を見て話しかけます。駅の方に行くな
2024年4月10日 22:01
1つぶのおこめデミ(作)光村教育図書「さんすうのむかしばなし」とサブタイトルがついているように、算数を使って王様を懲らしめるというお話です。今日は米粒を1粒明日は今日の倍の米粒を明後日はその倍の米粒を更に次の日は…と1粒の米粒がどんどん大きな数になっていくのを一緒に読んでいると、最初は面白くなさそうだな…と眺めていた我が子も最後はどうなるの?どうなるの?と身を乗り