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自分で自分をプロデュースする時代

アマチュアの方の小説の講評サービスをするように
なって気づいたことは、みなさん結構、悩んだり迷ったり
しているのだなぁ……ということです。

いや、もちろんプロの作家だって日々悩んでますよ?
どの出版社で書いたほうがいいか、
どの設定がいいか、販促はどうしていこうか…などなど。

けれども、プロ作家は基本的に自分の道は
自分で決めていかなければいけない
、というスタンスでいます。
まぁいうなれば「自営業者」みたいな感じというか、
「一人起業家」みたいなものというか。

今は情報があふれていて、自分で情報を取りにいかないと、
どんどんおいていかれてしまう時代です。
積極的に「探す」「見つける」「試す」といったことが、
以前よりも必要になってきているなぁとひしひしと感じます。

誰だって写真や動画をアップしてクリエイターになれるし、
小説だって、このnoteに掲載したり
WEB投稿でたくさんの支持を得ることも、
自分で電子書籍出版だってできちゃいます。

以前は作家といえば、とにかく面白い小説を書いて、
それを編集者に丸投げしていれば売れていた、
そんな時代もあったと思います。

が、今は誰もがクリエイター
そんな時代に大切なのは、
「自分で自分をプロデュースする力」です。

二極化の時代と言われています。
まぁ、正確には多極化かもしれませんが。

作家の世界も二極化しています。
それは、「自分の居場所」を見つけることができる作家と、
できない作家。
自分自身を上手にプロデュースしていける作家と、
そうでない作家です。

誰もがクリエイターでありながら、
マネージャーの仕事もこなしていかなくては
ならない……昨今は、そんな感じになってきているなぁと思います。

売れているプロ作家は、ただ小説を書いているだけではありません
まぁ、中にはそういう稀有な方もいるかもしれませんが。

SNSを通して読者と交流したり、
自分自身で積極的に販促もやっていたりします。
出版社に販促を任せていても、いまや心もとないですからね(笑)。
これからの生き残りをかけて、プロ作家も、
必死に考えて、できることをやって動いている
……
そういう姿を見ていると、時代はどんどん変わっていくな、と思います。

私自身は、その変化を利用しなくてはもったいない、
と思っています。
個人個人が、自分流に輝くことができる時代。
そういう未来のためにも、まずは自分自身の「軸」を
しっかり持って、自己プロデュース
をしていく。
そのお手伝いができれば、と今は考えています。

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