すけちゃん
18歳で渡米。すし職人。ALL SYSTEMS FAILのギタリスト。
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板前パンクロッカーズ 3
全店舗が新メニューになって一週間も経たないうちにJから電話があった。
J:「すけちゃん、明日から寿司シェフな」
僕:「え?オレまだウエイターのスケジュール入ってるけど?」
J:「ニックもマイキーも辞めたから人が足りないんだよ。あいつらファッキンゲイだから仕方ナイネ。白人スグ泣クカラダメネ。とにかくダウンタウン店に明日8時に来いよ、わかったな、ユー・ダーティー・ジャップ!」
Jはマジでこうい
板前パンクロッカーズ 2
寿司の修行を始めることが決まってからは、ウエイターをしながらも、ヒマを見つけては寿司バーにいるシェフたちの仕事を観察するようになった。
僕は3つの店舗で働いていたんだけど、その中で1番売上の多い店舗は張さんという在日コリアンが仕切っていて、寿司職人は白人の女の子1人を除いてみんな韓国人だった。
張さんのお母さんは日本人、お父さんは山○組のヤクザだという。色黒で痩せ型。身長は170いかないくらい
板前パンクロッカーズ 1
ホリエモンが「寿司職人になるために長い修行は必要ない」と言って炎上したり、ひろゆきが「寿司職人はどこに行っても食いっぱぐれない」と言ったり、寿司職人についてはSNSでもいろんな説を聞く。
「寿司職人になればアメリカですぐに永住権が取れる」なんていう、もう30年も前の話をいまだに常識のように話す人も後を絶たない。
日本での実情は詳しく知らないが、はっきり言って、アメリカで日本人が寿司職人として仕