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寂しさなんてなんのその

第九弾は沖縄。
首里城再建の際につかわれている”見せる復興”という言葉がなぜか気になり場所を沖縄にした。この企画は場所選びが意外と大変で、自分の中で引っかかるものを発見するのが時間がかかる。
「〇〇に来てください!」「△△にいってみてください!」とか要望があればそこに飛んでいこうと思っているが中々自分たちの知名度ではそんな声はかからない。気軽にいってくれればいいのになぁ。

いつものように事前にSNSで沖縄の人を紹介して欲しい旨を流したが繋がらない。そういえば当初は紹介してもらい現地の人と事前に繋がることができたが最近はあまりない。
そんで更にBobuuunとして一緒にいく予定だった樋口さんがコロナになってしまい、いけなくなってしまった。久しぶりに一人の感じがする。一人Bobuuun。
どこを指針としたらいいかぼやけている状態で始まるのはどこ以来だろう。不安ばかりで沖縄は始まった。

那覇空港に着いて温かい沖縄の気候にウキウキしているカップルばかりの中、不安を抱えて沈んだ顔をしているのはおれ位なのではないか?
ゆいレールに乗って国際通りを歩いていると周りは沖縄旅行を笑顔で楽しむ人達ばかり‥寂しい‥この企画をやってて寂しいって初めて感じたかもしれない。

当初はSNSで現地の人たちと事前に繋がる事ができて、そこから樋口さんと出会い、多くは一緒にやってきたので一人というのは改めて寂しいもんだなぁと痛感。沖縄というパラダイスもちょっとその寂しさを助長させている気もしたなぁ。

ウジウジしていてもしょうがないし、まぁ現地で出会っていくだろうと振り払って首里城へ向かう。

¨見せる復興¨を実際にこの目で見に行くんだ!

でも実際の様子は予想とは違った。
復興していく様子をガラス越しにリアルタイムで見れると思っていたが(本来はみれるがこの期間はたまたま)実際は工事は止まっていて、変わりに人間のパネルが置いてあった。

本来はパネルではなく動いている様子がみれる


近くの関係者いわく、工事は出来る状態だが請け負っている東京の大手企業の事情により一年後に本格的に始まるらしい。

ガラス越しに人間のパネルとただ置いてある木材を見ながらしばら〜くそこに座って見ていた。あ、何か湧いてきそうな気がする。う〜ん、う〜ん、わからん。なんかモヤモヤしたままあとにする。
帰りにリニューアル工事中のコンビニがあり、そこを見た時にさっきと同じ感覚を覚えた。

近くのリニューアル中コンビニ


あ、時間が止まってる空間‥


ここから作るべきか?
違う切り口を見つけるべきなのか?

モヤモヤしたまま悩みながら国際通りの賑やかで楽しそうな人達を尻目にこの日の宿に向かった。


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