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結局、現実 ≧ ネット。


ADHD_noteです。

今回は、結局、現実 ≧ ネット。ということについて書きたいと思います。

”インターネット” は、”現実” の一部です。


私が書いている、この ”note" も、
ネットの中のモノではありますが、同時に ”現実” でもあります。
(もともと、私の頭の中にあったものとも言えますが・・・。)


”インターネット” は、”現実” の中に確かにありますが、


そういう視点で見ると、”現実とインターネットは同じ” とも言えます。


しかしながら、


私は、結局 ”ネット” と ”現実” は違う世界にあると考えています。


では、現実とネットとの違いとは?

私は、”情報量の差” だと思います。



ラジオやテレビ、新聞などのメディアと、ネットとを比べると、

ネットには、SNSをはじめとして”リアルタイム感” や ”ライブ感” を強く感じます。


双方向性であること、リアルタイムでのやりとりができることが、そう感じられる理由です。
(最近、 ”若者のテレビ離れ” とか、"テレビはオワコン" などと言われるのも、それらに双方向性やリアルタイム感を体感しづらいという、今の時代の多くの若者の感覚と、マッチングしていないことが理由だと思います。)


これは、今流行っている言葉、流行っているグッズ、流行っている(映える)スイーツなどが、SNS(ツイッターやTikTok、人気YouTuberなど)をはじめとするネット内の情報などのいわゆる ”バズり” を起因とする場合が多く、必ずしもテレビ発信ではないということからも分かります。
(昔(私がこどもの頃に)は、テレビや雑誌が、流行の最先端(流行を作っている)というイメージがありましたが、最近の情報番組などでは、”最近、若者の間で流行っている ”○○” 皆さんは知っていますか?” などという流れが、ここ数年でとても多くなっている気がします。)

一部のインフルエンサー(インスタグラマー, TikToker , YouTuberなど)が、数百万、数千万、億単位という破格なギャラ(収入)を得ているということからも理解できます。(前述した通り、彼らは”破格のギャラを "もらえて当然のことをしている” というわけです。)


すなわち、これまでテレビやラジオ、雑誌などで作られていた流行は、
近年はインフルエンサーがその役割を担っているという証明でもあります。


さて、
”情報量” について、少し話を戻します。


どんなに頑張っても、

ラジオのスピーカーから、"絵画の美しさ" や ”料理の香り” は伝わりません

テレビの画面からも、”花畑の匂い” や "温泉の温かさ” 伝わりません

新聞や雑誌の紙面からは、写真や挿絵はあっても、文章のみから伝わる表現には、やはり限度がある気がします。


ネットも同じで、匂い、香り、温かさなどは一切伝わりません。


ただ、ネットが独特なのは、

新聞と同じように、文章で伝えることも、

写真に加えて、動画なども活用できます。

さらにテレビ的な要素に加えて、(リアルタイムの)双方向性があります。

いわばネットは、あらゆるメディアのハイブリッド(いいとこ取り)的なものです。

ネットは、ある意味で ”現実の中(内側)"にあるものですが、
”現実” そのものを映していたり、 ”現実” に限りなく近いものとも言えるわけです。

いえ、最近では、 ”現実” と同じか、むしろ ”現実” を超える世界とさえ言えるかもしれません。
(たとえば、3Dのゲーム、googleのストリートビュー、仮想空間(VR)、仮想通貨などです。さらに
人は、テレビ、ラジオ、新聞、ネットの情報からも、”想像” する力で、五感以上の情報を感じ取ることが出来ます。)


私は、先日のアメリカの宇宙船スペースX社 ”クルードラゴン” の打ち上げの際、 ”NasaTV” で中継されていたリアルタイムの動画を、スマートフォンで見ていました。
(打ち上げ後のロケットの時速と、地上からの距離がリアルタイムで表示されていたと思います。)

リアルタイムでの情報(動画)を見ながら、
『つい数年前までの”3G”環境では、これほどなめらかな動画は観れなかったな~。』『すげーな~。』と思っていました。


 ”5G” の時代が到来しています。


5Gが一般的になると、動画(生放送)などが、これまでのよりもなめらかに視聴することが出来るようになったりというメリットがあり、より大容量の情報を瞬時に送受信することもできるようになります。


ただ、同時に私は、結局どこまで技術が発達しても、

”結局、現実 ≧ ネット” という事実は変わらないと思います。

”現実の世界” と ”ネットの世界” を比べた場合、

どんなにネットが発達しようとも、”現実” には、”圧倒的情報量” があります。

”その瞬間” に何かが起きている場所に居るのと、
その場所と異なる場所で ”ネットの世界” を通して見ている場合とでは、

”情報量” は、雲泥の差になります。

(情報量は、前述したような人が感じる五感の ”香り” や ”空気感” です。)

たとえば、スポーツの試合をどれほど ”なめらかな映像” で見ることが出来ても、現地でその場を体感することに比べれば、情報量はかなり少なくなるということです。


”情報量”は、五感で感じられるものの方が、圧倒的に多く、実際に経験した ”人” にしかわからない特別な感覚です。


どれほどインターネットが発達しても、”現実” として起きている瞬間が ”最初” です。
(”ネット上での出来事” であれば、ネットと現実はイコールと言えるかもしれません。)


ちなみに私は、ネット上でのコメントやチャット(文章のやりとり)などは、”現実での会話”と同じ、という感覚を持っています。


そういう意味で、(”情報量” では現実が勝るけれども)やはり、現実=ネットという部分もあるでしょう。


今後、AIに奪われる仕事が増えるという話もありますが、
五感と想像力によって感じられること、さらにそれを表現する能力は、今のところ(地球上では)人間が最も優れている気がします。


現実には、現実の良さがあり、
ネットには、ネットの良さがあります。



それぞれの特徴をしっかりと理解した上で、どちらも活用し、より人生を楽しみたいと思います。

ちなみに画像は、”現実” は、結局宇宙の中で起こっているということに変わりない。的な画像。

Pete LinforthによるPixabayからの画像

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