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”HSP”の人は、必ず心療内科か精神科を受診して、心理検査を受けてほしいと思います。


ADHD_noteです。


はじめに言っておきますが、

私は、ADHD(正式に診断されています)かつ、

HSPの当事者です。


今回の記事は、HSPを名乗る(一部の)方にとっては、”余計なお世話” であることは、百も承知です。


その上で、今回の記事は、特に”HSPを名乗る方”には、是非とも見ていただきたいと思います。

今回は、(特に)noteの中で ”HSP” を語られている人の違和感が正直かなりスゴイので、あえて書くことにしました。

今日、たまたまnote内で"HSP"の記事を見かけました。


見かけたいくつかのnote記事では、(あえてここでは載せませんが、、、)ざっくりとこんなことが書かれていました。

「私って、HSPなんですよ~?」

「しんどいんですよ~?」

「だから会社の人もわかってくださいよ~?」


要約すれば、こんな記事でした。


私も当事者なので、しんどいのはわかります。


ただ、私のHSPに関する知識からすると、違和感が(ハッキリ言って嫌悪感も同じくらい)感じられました。

なお、このようなことが書かれていた記事は1つだけではなく、同じようなことがいくつも見つけたので、以前書いた記事をもう一度シェアしたいと思いました。


私が以前、HSPについて書いた記事がこちらです。


見ない方もいると思うので、結論から言うと、

HSPがある人は、
発達障害の一種であるASD(自閉スペクトラム症)、あるいは他の精神疾患を罹患している可能性が極めて高い。

ということです。



正直、私が働く職場にいらっしゃったら、どうリアクションしたらいいかわかりません。(ちなみに実際に今から10年近く前くらいにはそういった女性がいらっしゃいましたが。)

ただ、2021年になっても、HSPなんですよ~HSPってかわいそうでしょ~??・・・という方が職場に居らっしゃったら、ちょっとさすがに・・・その方のメンタルヘルスについて、上司や産業医へ相談するかもしれません。


ということで、HSPについて”誤解”のような印象の記事が目に付くので、もしも気づいていない方がいらっしゃったらと思いましたので、あえて書きました。


ご自身が、”HSP”であると自覚されたら、
あるいは、ご家族、友人、知人が”HSP”を名乗っている場合には、
是非、少なくとも一度は、”心理検査”を受けていただきたいと思います。

ちなみに心理検査は、
精神科を受診し、医師に『”私は精神(聴覚や視覚、嗅覚などが)過敏のため、生活上で支障(たとえば、眠れない、気が散るなど)があり、生活で困難さを抱えているために、何らかの疾患があるのではないかと思いますので、検査をしたいです”』というようにお話をされたら、おそらくは検査をしていただけると思います。


検査をすることで、ADHDやASDをはじめとした”発達障害”ではないことを確認していただきたいと思います。

あるいは、精神科に行けば、そのほかの精神科領域の病気についても一通り検査をされます。(たとえば、うつ、双極性障害、強迫性障害など)

その上で、何の症状にも一切当てはまらない、ということが分かった上で、”HSP”と名乗ってほしいと思います。

そうでないと、”HSP”という名称だけが一人歩きしてしまい、
(特に、「私ってHSPなの~」と、”ファッション感覚”で、いわゆる流行に乗っかって言っておられるような方の場合尚更ですが・・・)
HSPでない人に対して、良くも悪くも、HSPそのもの、あるいは他の精神疾患(発達障害を含む)についての双方について、大きな誤解を与えてしまうような気がしてなりません。

以前書いた記事でもシェアしましたが、再度こちらの記事をご覧ください。


くどいですが、

”余計なお世話”であることは、百も承知です。


最後に、もう一度言います。


この記事を見た”HSPの方(ご家族・ご友人・知人にHSPを名乗る方がいらっしゃる方は、そのご家族・友人・知人の方に)” は、どうか心理検査のご検討をされて、出来る限り早い段階で検査を受けていただきたいと思います。


ちなみに画像は、メンタルヘルスの違和感は、案外自分で思っている症状(思い込んでいる症状)とは、違うことが原因の場合が往々にしてある。的な画像。

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

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