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三度の不登校から教員へ、15年越しの学校復帰#4「三度目の不登校」
「#3同級生が怖い」の続き
「転校してやり直したい。」
そう言ったら、母も相談員さんも応援してくれた。
すでに学区外の学校に通っていたため市内での転校ではなく、私立への転校で学校を探した。
とんとん拍子に転入試験を受け、中2の4月からの転校が決まった。
私立の女子中学校に転校し、学校復帰した。
少人数で穏やかな子が多い学校であった。
女子同士のしがらみがあるわけでもなく、部活に入り先輩か
三度の不登校から教員へ、15年越しの学校復帰 #3「同級生が怖い」
「#2 卒業式2日前の半強制的な学校復帰 」の続き
強制的に学校に復帰し、卒業式を迎えた私は中学生になった。
小学校の同級生が通わない、学区から離れた中学校に入学した。
小学校で学校に行けないブランクの後、自分が学校に馴染めるのか不安だった。
緊張で足がすくむ。
階段の一歩一歩が重い。
そんな感覚を覚えた。
その学校では、すでに小学校からの仲良しグループができている状態で、女子の輪に入
三度の不登校から教員へ、15年越しの学校復帰 #2卒業式2日前の半強制的な学校復帰
「#1突然私は不登校になった」の続き
「学校に行きたくない。」
その言葉がでた時に私の母は、
「そんなところ行かなくていい。」
と言ってくれ、母は私の味方になってくれた。
だが、そこから長く、つらい不登校生活が始まった。
小学校6年生の卒業式まで後1か月前の時期だった。
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きっかけはとっても些細な出来事。
担任の先生の勘違い
三度の不登校から教員へ、15年越しの学校復帰 #1突然私は不登校になった
私は保健室の先生(養護教諭)として中学校で働いている。
毎日色んな生徒と接し、心と身体のケアをしている。
どこにでもいる中学校の保健室の先生だ。
だが、ここに至るまでは他の人とは少し異なる道を歩んできた。
私は小学校6年の終わりから中学校卒業までは学校に行ってない。
いわゆる不登校だ。
「学校に行きたいけど、行けない」
そんな私だったが、今は保健室の先生として学校に行っている。
あ