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【花束みたいな恋をした】感じた5つのこと💐
こんばんは
春の陽気を感じるのも束の間
夜はまだまだ風が冷たい今日この頃・・・
話題の映画
『花束みたいな恋をした』
観てきましたよ💐
結論から言うと
個人的にはとってもよかったです◎
喧嘩する場面もありますが、
今時ありがちな、いろんな意味でグロテスクな描写もなく
基本的には幸せそうな2人を観続けることができました。
また、2人の関係を2時間にわたって描写するにあたり
内容にほとんど無駄がなかった感じがします。
大まかな感想は以上にしまして
ここからは私が映画を見て特に印象に残り
感じたことを5つに絞ってお話致します
1、登場するカルチャー・音楽について
まずはこの映画の最大の特徴とも言える
登場するカルチャーについて
2人は共に小説・お笑い・音楽・映画という趣味があり
そこに対する情熱は並々ならぬものがあります
サブカルチャーという表現にも当てはまるでしょうか
あまり興味がない人からすれば
拗らせているとも見えてしまう部分かもしれませんが
私自身も趣味が似ているので共感・納得する部分が多々あり
それだけでもとても楽しめました!
2人が住む場所、使っている路線も
サブカル好きがみれば色々と辻褄が合うでしょう 笑
2、夢を追いかけられない世知辛さ
恋愛とは関係のない部分にやられました。笑
彼氏のむぎくんはイラストレーターとして仕事をすることが夢でしたが
やはり現実はそう甘くなく、2人の未来のために
一般の企業の就職することにしました
定時には帰れるというよくある決まり文句も間に受けてしまい
就職後は忙しく残業続きの日々が続きます
私自身サラリーマンであり
自分のやりたいことを追いかけたいという気持ちも持っているため
改めて現実を突きつけられたような気持ちで辛くなってしまいました 笑
やっぱりむぎくんも諦めてしまったか・・・と
本筋とは関係ないのにガックリきました
3、すれ違う2人とサラリーマンとして仕事をするということ
そんな生活が続くとやはり次第に2人はすれ違い始めます
喧嘩にもなってしまいそこでサラリーマンである彼が放った一言に妙に共感します
「辛くないよ、仕事だから辛くない」
なんかわかる
一見すれば大変なこと、やりたくもないようなことを
やらされて辛そうに見えますが
本人からすればもう割り切りができてしまっていて
辛いけど辛くない
生活のためだから、仕事だから、辛くない
それは当たり前のことだから
と
みなさんはどう感じたでしょうか
4、意気投合した2人の皮肉な別れ
最初から面白いくらいに趣味や行動が合ってしまう2人
それはやり過ぎじゃないかというほどに息がぴったりな2人ですが
皮肉なことに、別れを告げようと確信するタイミングまでが重なっています
友人の結婚式でのこと
庁舎が同じタイミングで別の友人に向かって
「別れようと思う」と告白している描写があります
ただの演出かわかりませんが
私にはこれまで息ぴったりだった2人への皮肉にも捕らえられ
ちょっと心にきました
5、別れを意識しているのに幸せそうな2人
ここが私が最もグッときた部分
結婚式の後の2人
完全に別れを意識した2人は
二次会に向かう友人たちを横目に
2人でカラオケに行きます
おかしいんです
別れようと思っている2人が
とっても楽しそうに2人で好きな曲を熱唱するんです
とっても幸せそうに
そうなんですよね
長く付き合ってきた2人にとって
幸せな時間をこれでもかというほど共有してきた2人にとって
お互いは大切で最高でかけがえのない存在であることは
変わらないのです
2人が別れるのは
決定的な何かがあるわけではないのです
彼のここが嫌だ
彼女のここだけは許せない
絶対に享受できない部分なんてものはないのです
みなさんも経験したことはありませんか?
長く付き合うことで居心地は悪くないけれど
なんとなくときめきがなくなってしまっている
このままでいいんだろうか
会話も減って
相手に特別な感情を抱くことがなくなってきて
あれ?
2人は
そんな2人になったのですね
こういうのが一番辛いですよね
2人は別れることにしたんです
大切な相手に
幸せになってねって
複雑な感情が溢れ
幸せな日々が溢れ
涙を流すしかなくなって
いかがだったでしょうか
私なりの映画を見た感想です◎
映画館でやっぱり泣きました・・・
予想はしてましたがまんまと・・・
しかし想像以上に良かったです
モヤモヤとした嫌な気持ちにならずに見れる貴重な恋愛映画
みなさんにも是非見て欲しいです
それでは
また次の記事で💐
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