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岡山・倉敷 1泊ひとり旅~パフェ編~

ここぞとばかりにフルーツパフェをたくさん食べたので、その記録です。パフェっていうより果物が好きなので、できれば果物だけ食べさせてくれるお店があればいいのに、とよく思います。パフェに比べたら需要が少ないのだろうけど。

果物好きにはたまらない「くらしき桃子」

くらしき桃子 倉敷中央店

くらしき桃子」と言えば超有名なフルーツパフェのお店です。倉敷美観地区に4店舗(総本店/倉敷中央店/倉敷本店/倉敷市民会館店)あり、店舗ごとに提供されるパフェが異なるので、どこで何を食べようか悩んじゃったよ。
桃だけでもこんなたくさん!はー、よだれが。

総本店だけ整理券制度でした。美観地区の目立つ場所にあり、最も席数が多いせいだと思われます。店頭のタブレットで発券して(店員さんがいれば、店員さんがやってくれます)、出てくるレシートみたいなサイズの紙のQRコードを読み込むと、「呼び出しまであと何組何分ぐらいだよ」っていう表示が出ます。メール設定すれば、時間になればメールでもお知らせしてくれます。若い女性店員さんたちは観光客慣れしているので、こちらが勝手知らずとも非常に親切。

倉敷市民会館店のみ、少し離れた場所にあるので穴場かもしれないと思いました。ここだけランチメニューがあるようで、観光客というより地元民の利用が多いのかもしれません。次は訪問したい。(市民会館でイベントがある時とない時では営業時間が異なる、とどこかで見かけたような記憶がありますので、事前に調べた方が確実かと。)

総本店、倉敷中央店にくらべると、倉敷本店も空いていました。多分、一番奥まった場所だから。午後のお茶の時間でも、「店内は空きがありますよ」と店頭で店員さんが呼び込みをしていました。

各店舗テイクアウトメニューもあるので、スムージーなど歩き飲みしているお客さんも多かったです。

旅行の数日前に、公式SNSで「まるごと桃パフェ」の提供がスタートするタイムリーなお知らせが。ラッキー!果物をいっぱい食べたい私にはうってつけのパフェです。桃の旬にはまだちょっと早いから微妙だと思っていたんですよね。ただし仕入れ具合によっては数量限定とのことなので、開店の10時前に行こうと思いました。

そうそう、公式サイトには営業11時からってあったの。念のため電話確認したら10時って言われたの。確認して良かった。
人気のお店を初めて訪問する時は、いかにタイムロスしないで攻略するかめちゃくちゃ考えるタイプです。並ぶのが嫌いなので。

ホテルが美観地区から徒歩すぐのところだったので、早めの9時半ぐらいに着いたのですが、誰も並んでおらず。この時期はそこまで混雑しないようですね。ちなみに訪問したのは6月の土曜日です。日曜日もきっと同じ感じかな。平日はもっと空いているでしょうし、GWや夏休みは待ち時間が長くなるようなので要注意です。

ふらふら散歩して、10時ちょっと前に戻ってきたら1組並んでいました。オープンしたのは10:01、整理券制度の総本店に比べたら、のんびりな雰囲気です。前会計で入店。キャッシュレス対応してませんでした。

まるごと桃パフェ@くらしき桃子 倉敷中央店

まるごと桃パフェ@くらしき桃子 倉敷中央店

10時過ぎに入店して、15分ぐらいにパフェ到着。会いたかったよ、まること桃パフェちゃん!

岡山県産の「はなよめ」を使用とのこと。初めて聞いた品種です。パフェグラスに丸ごと乗るぐらいなので、通常の桃よりこぶりサイズ。桃は本来7月以降が旬のイメージですが、「はなよめ」は6月中旬頃から出回るようです。

お味はと言うと、口いっぱいに広がる果汁!ジューシー!美味しい!
ですが、思ったより酸味が強かったです。これは品種の特性なのか、まだ出始めだからなのか不明。

桃の中にも仕掛けがあり、生クリームとカスタード、若桃がひとつ。クリームと桃を合わせて食べると、酸味が良い具合にマイルドになりました。

生の若桃も果肉がしっかりしていて美味しかったです。シロップ漬けはよくあるけど、果肉がヤワヤワなので、歯応えの違いを感じました。

パフェの下には、角切りになった桃、アイス(レディーボーデンのような濃厚バニラアイス)、桃ゼリーなどが。あくまで桃が主役で、その他は主張しすぎない私の好きなパフェでした。

せっかくなので、お土産に岡山駅で「はなよめ」を購入。今回食べたものが、たまたま酸味が強かったのか気になったので、食べ比べしたいと思います。

気になって「はなよめ」ネーミングの由来を調べました。

少しずつピンクに色づいていく様子を見ているうち、ほんのりと頬を染めてほほえむ花嫁さんのような甘美さを感じ、「はなよめ」と名付けました

花嫁さんて。令和においてはなかなか昭和ちっくな価値観だなと思いますが、まあ果物のネーミングですしね。確かに、頬っぺたが染まってる感じある。

※追記
食べ比べしました。この「はなよめ」は、「くらしき桃子」で食べたものほど酸味が強くなかったので、酸味が強い品種というわけではなさそうです。個体差なんでしょうね。旬の出始めの頃は、安定しないのも仕方ないですね。

足守メロンパフェ@くらしき桃子 総本店

足守メロンパフェ@くらしき桃子 総本店

旅行先だから思いきれる、パフェのハシゴ。いえーい!

桃パフェを平らげた後、すぐさま整理券制度の総本店へ向かいました。20分待ちと表示されましたが、実際もっと早かったです。番号呼ばれてもその場にいない人がいたので早まったのでしょう。

温室桃のパフェを狙っていたのですが、既にソールドアウトでした。温室桃なら食べ頃だから甘いと思ったんだよなー。残念。

じゃあ今の時期に食べるなら旬のメロンでしょう、と言うことで「足守メロンパフェ」をオーダー。岡山県足守地区で栽培されるメロンだそうです。岡山は桃と葡萄のイメージが強いけど、メロンも作ってるんですね。

やっぱりこの時期のメロンは間違いない。甘くてとっても良い香り、歯ごたえしっかり。だけど、かぶりつくとスイカのように溢れ出る豊かな果汁にうっとりです。食べごろベストで最強。熟しすぎだと甘ったるくてグジュグジュするし、早いと固いからね。

中央にはメロン味のジェラート(シャーベットっぽい食感)、下にはパンナコッタや角切りメロンなど。こちらもメロンがたっぷり入った、メロンが主役のバランスの良いパフェでした。

果実の成熟度で言うとメロンの勝ちです。旬の果実が一番美味しいに決まってるから、旬ど真ん中のフルーツを選べば間違いないですよね。桃はもうちょっと遅い時期が良かったかな。

メロン、つやっつや!美しい

2階席に通されたのですが、窓から倉敷川が見えて良い眺めでした。さすが総本店(58席)。倉敷中央店(25席)は、こじんまりとしていて水もセルフでした。ゆっくりするなら総本店が良いと思います。

くらしき桃子 総本店
朝イチはガラガラ。午後になると人だかり。

ちなみに桃もメロンも、飲み物セットで2000円代です(メロンの方がお高め)。単品もオーダーできます。ただし一人一品オーダー制度。

東京の相場からすると、観光地にしては良心的な価格設定だと感じます。フルーツパフェに馴染みがない人が「高い」ってびっくりしてることあるけど、こんなものじゃないでしょうか。美味しいフルーツって高いからね。フルーツ農家さんに感謝です。

今度はいちじくの時期に訪問したいです。いちじく大好き、いちじく部なので!「くらしき桃子」では、いちじくは夏頃からスタートのようでした。うーん、美味しそう!

くらしき桃子 倉敷本店

倉敷本店(43席)は、船着き場の正面にあるせいか、あまり目立たないのかも。比較的空いていました。中には入りませんでしたが、43席あるので総本店の次に広いようです。お店の前の椅子に座って、テイクアウトのスムージーやソフトを食べている人も。

「くらしき桃子」店舗まとめ

総本店:58席。整理券制。最も席数が多く観光客が集まる。2Fからの眺めが良い。
倉敷中央店:
25席。美観地区入口からすぐ。クレープのテイクアウトあり。
倉敷本店:
43席。奥にあり目立たないので穴場かも。ジュースやジェラートをテイクアウトする人も多い。
倉敷市民会館店
:48席。離れた場所にあり地元民利用も多そう。ランチあり。市民会館でイベントない日は営業時間が短い。

ホテルのおしゃれパフェ

事前の情報収集により、岡山駅近くのホテルでもフルーツパフェを提供していることを知りました。ネットから予約もできるから便利。
ANAクラウンプラザホテル岡山 カジュアルダイニング ウルバーノ

船穂町産マスカット・オブ・アレキサンドリアのハイブリッドパフェ@ウルバーノ

船穂町産マスカット・オブ・アレキサンドリアのハイブリッドパフェ@ウルバーノ

時期によりフルーツが変わるようですが、現在はマスカットでした。7月からは桃のようです。

以下、公式サイトの説明。

「JA晴れの国岡山船穂ぶどう青壮年部」の方々が育てた最高級マスカット・オブ・アレキサンドリアを一足早く。
9粒のマスカット・オブ・アレキサンドリア、今人気のやわらかいわらび餅、抹茶のジェラート、甘酸っぱいキウイソース、抹茶カスタードクリーム、透明で涼やかなマスカットジュレなどを使用した、甘さを楽しみながら、最後はさっぱりとした後味のフルーツパフェです。
和と洋のスイーツの美味しさと様々な食感のマリアージュをお楽しみください。

アレキサンドリアはおいしかったです。甘くてぷりっとしていて。ただ、最近のマスカットって種無しが当たり前のようになっていてそれに慣れているせいか、種をいちいち出さなくてはいけないのがもどかしかったです。食い意地が張っているので、パクパク食べたいのよ。

ぷるぷるのわらび餅も、甘さと固さが絶妙な生クリームも美味しかった。が、しかしいかんせん下のマスカットジュレが甘過ぎた。甘過ぎてびっくりして目を白黒させました。申し訳ないけれど、残してしまいました。

価格はパフェ本体が2000円、プラスドリンク代。ホテルなのでサービスは申し分ないし、同じパフェ食べてる人もたくさんいて利用者は多そうですが、ここのパフェはリピはしないかなぁ。

「フルーツ主役でそれ以外は控えめ」というパフェが好きなんですよね。甘いのが好きな人には良いと思います。

本店は和歌山のフルーツパーラー

岡山に着いてすぐ向かったのが「観音山フルーツパーラー岡山店」。西口から徒歩5分ぐらい。

本日の旬フルーツと気まぐれサンデー@観音山フルーツパーラー岡山店

本日の旬フルーツと気まぐれサンデー@観音山フルーツパーラー岡山店

「観音山フルーツパーラー」は本店が和歌山で、銀座店には行ったことがあるのですが、このサンデーは銀座店にはなかったので気になって。岡山店のオリジナルメニューかな?

ライブの時間が迫っていたので、テイクアウトしようかと思ったのですが、思いのほか暑かったし、店内も空いていたのでイートインすることにしました。

このサンデー は、アイス2種類、ソフトクリーム、フルーツで構成。アイスは4種から選べます。柑橘と苺にしました。トッピングのジャムはレモンに。アイスやジャム、フルーツは日替わりとのこと。

柑橘と苺のアイスは、アイスというよりシャーベットのような質感で、果実味があってさっぱり、素材の味が生かされていて美味しい。ソフトクリームも甘すぎずミルキー。
柑橘も4切れ全部違う品種でした、甘夏と日向夏となんだっけ…忘れたけど全部甘くてフレッシュだった(笑)
ちなみに、お店のロゴはチョコレートになっているので食べられます。

銀座店で食べた時も思ったけど、果物の味を美味しく伝えることに長けているお店で好みです。こういう店が好き。「果実園リーベル」「フルーツすぎ」も同じ理由でお気に入りです。

テイクアウトはこんな感じで提供してくれるようです。美しい!

岡山料理専門店のパフェ

初岡山なので、岡山料理専門店を探していたところ、目的のライブハウス「CRAZYMAMA KINGDOM」の近くにお店があったので予約。ライブ後に訪問しました。
黄ニラの刺身や、鰆の刺身などを食べましたが(詳細は別途)、デザートにオリジナルの季節のパフェがあったので、思わずオーダー。

季節のフルーツパフェ@岡山料理専門店 ~cooking of art Ikiya~

苺は冷凍でした。彩のためなんだろうけど、冷凍ならいらないなぁ。映えのためだけに、旬の時期ではない苺をやたらと使いたがる世の現象が好きではありません。
メロンは旬だけあって美味しかったです。下の方は、自家製のフローズンヨーグルトみたいなアイス。居酒屋の締めとしてはありかな。

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