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岡山・倉敷 1泊ひとり旅~後楽園編~

岡山後楽園

入園料は大人410円

ついに「岡山後楽園」を訪れることができました!

「兼六園(金沢)」と「偕楽園(水戸)」は何度か訪問したことがありますが、岡山へ行く機会に恵まれず、生きてるうちに日本三大名園を制覇できて嬉しいです。「三大名園を制覇している人生」と「していない人生」、している方がなんか嬉しくない?完全なる自己満ですが。

開けていて、とても気持ちがいい!

岡山後楽園は、今から約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政が藩主のやすらぎの場として作らせた庭園です

公式サイトより

時代ごとに、藩主の好みやお財布事情によって、景観は少しずつ変化を遂げて来た模様。

兼六園、偕楽園、岡山後楽園と訪れて、個人的には岡山後楽園が一番気持ち良かったです。

ひと目で見渡せる開けた視界、サイズ感が良い。そして流れる空気が最高に気持ち良い。なんですかね、この晴れやかな空気。6月で少しジメジメとしてはいましたが、さすが晴れの国という爽やかさ。

兼六園は、雪の時期は綺麗だなとは思いますが、全体的に広すぎるイメージ。あと北陸はお天気のせいかどんよりとした空気を感じます。亡き祖父母が石川在住で訪れる機会も多かったので、北陸は好きなんですけどね。

偕楽園は、梅の時期は大変見事な景観ですが、めちゃくちゃ混雑している。逆にオフシーズンはガラガラですが、枯れ木が寂しい。

個人の印象ですが。

たぶん10年前ぐらいの兼六園
昨年の偕楽園。オフシーズンだったのでゆったり

福田茶屋「抹茶ビール」

蒸し暑い中、岡山駅からテクテク20分ぐらい歩いて来たので、お茶屋さんで一服しました。お酒飲むつもりじゃなかったのに、「福田茶屋」の季節限定「抹茶ビール」、店頭で見かけて気になってオーダーしちゃった。フルーツ好きなので「ももビール」も気にはなったのですが、「抹茶ビール」の方が珍しく、お茶屋さんの抹茶なら間違いないかなと思って。

土曜日でしたが、閉園が近い時間帯(16時過ぎ)だったので貸し切り状態です。
果たして、抹茶にして正解でした。少し甘みを加えて立てたお抹茶とビールのマリアージュ。クラフトビールのような味わいなのですが、抹茶の苦みをしっかり感じました。欲を言えば、抹茶に甘みは加えなくても良いかな。無糖の抹茶が好きなので。

「幸せなひとときを」という店員さん手書き文字に和む~

少し時間を置くと抹茶とビールが分離しちゃうそうです。でも分離する前に飲んじゃうよね、暑かったしね。気持ちの良い野外で、美味しいビール飲むの最高~幸せ~。

岡山城

後楽園を出ると、緑の隙間から城が。カッコイイ!

岡山城」は現在工事中で、11月にリニューアルオープンとのこと。前日に岡山料理店を訪れた際、店員さんが「中は入れないけど、今はもう足場が取れて外観は楽しめますよ」と教えてくれたのですが、その通り、フォトジェニックな姿が拝めました。城マニアでもないし、城は昇るよりも外から見る派なのでじゅうぶん。

後楽園から城方向へ大きな橋がかかっているのですが、この水辺(旭川)がまた非常に気持ちが良く、ひとりで感動していました。橋の上に立つと、少々強めの風が吹いて来て水面が揺れて美しい。ひとけが少なく、この風景を独り占めしている贅沢。すごく良い気をチャージされたように感じました。

城側から見た橋

旅先で大自然に触れると、心も身体も軽くなって呼吸がしやすいなぁと感じることが多いのですが、岡山後楽園でも深呼吸をめいっぱいしたくなりました。

閉園間際の時間帯、夕日も綺麗でした

後楽園に向かう道も気持ちが良かったなー、空が低い感じがね、もう愛おしい。

後楽園手前の橋

路面電車が走る景色。道が広くて歩きやすい。

岡山名物

この日は朝からパフェを3つ食べたため、胃腸が「ご主人…しょっぱいものを…」と悲鳴を上げており、夕食は気になっていたB級グルメ「えびめし」にチャレンジすることにしました。

えびめし

岡山の駅ビル「さんすて」にあるラーメン屋「麺屋匠」に「えびめし」を発見。デミカツも付いてます。

岡山B級グルメ「えびめし」

ソース味のドライカレーみたいな味わいですね。しょっぱいものが欲しかったせいもあるけれど、美味しくて食が進みました。えびはトッピングがスタンダードなのかな?他のお店のえびめしも気になります。
付け合わせでスープも付いていたのですが、さすがはラーメン屋さん、絶妙な濃度のスープがクセになりました。次は麵も食べてみたい。

岡山料理専門店

ピオーネのリキュールの炭酸割とお通し。
煮た鰆が柔らかかった

前日は岡山料理専門店へ行きました。目的のライブハウス近くに「岡山料理専門店~cooking of art Ikiya~」があったので予約。金曜の夜だったので、地元の方々もたくさんいて満席でした。

黄ニラの刺身(左)と岡山パクチークリチ

事前に調べて特に気になったのが「黄ニラ」。なかなか普段食べる機会がありません。黄ニラの握り、炒め物などいろいろメニューがあったのですが、初めて食べるなら刺身がおススメと言われてオーダー。

「黄ニラ」、見た目が美しい。柔らかそうに見えるし実際に通常のニラより柔らかいですが、やっぱりニラなので身はしっかり。そしてニラ特有の辛みもしっかり。とは言え、辛すぎるということはなく。マイルドなネギみたいな辛みというか。梅肉、酢味噌、わさびが付いてきましたが、酢味噌が一番好みでした。

それからパクチー好きにはマストの「岡山パクチー」。岡山がパクチーの産地だなんて知りませんでした。クリームチーズにパクチーが練り込まれたパクチークリチ、まあ間違いないですよね。

本当はパクチーと岡山トマトのサラダにしようかと思ったのですが、1人だと量が多いと言われたので断念。でも、パクチーそのものを味わうには、そのまま食べるサラダが良いかなぁ。

岡パクヒート

パクチーたっぷりのモヒート「岡パクヒート」は存分にパクチーを味わえました。岡山パクチーは、通常のパクチーよりもマイルドだそうです。確かに香りはそこまで強くないように思いました。噛むとしっかりとパクチーの味がしましたが。

鰆のタタキ

岡山の特産品である鰆(さわら)は、タタキをおススメされました。身が柔らかく、しっとり、さっぱり。塩気とマッチします。

きくらげの天ぷら、でかい(笑)

そして気になったのが「きくらげの天ぷら」。きくらげ好きなんですけど、あまり見ないメニューだなと思って。国産のきくらげって珍しいみたいですね。まずきくらげのでかさに恐れおののいたし、1人だと量が多かった(笑)ぷりっぷりで美味しかったです。

1人カウンターにいたら、常連のおじさまから「お嬢さん(女性は全員お嬢さん呼びなのだろう)、東京の人?」と聞かれました。1人で名産品を黙々と食べていたら、そりゃ観光客丸出しですよね。ぼっち旅でも、たまに話かけてもらえたり、話かける機会があると、それなりに楽しいです。お店の方も親切でした。

締めパフェ

お土産

甘いものに偏ってしまった

1泊と慌ただしかったですが、ライブ・後楽園・倉敷美観地区などをひととおり満喫出来て非常に楽しかったです。XIIX(テントウェンティ)のライブが岡山でなければ、岡山に来る機会はなかったかもしれません。そんなきっかけがあったことに感謝です。

数年以内に再訪できたらいいなぁ。

ありがとう晴れの国!また来るね!

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