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スキルアップのチャンス②退職前に使いたい雇用保険の申請方法

今回は、下記記事のつづき。
失業していなくても、会社員でも使える雇用保険
「教育支援給付金」の申請方法について、記します。

①受けたい講座を決める

たくさんある講座から、受けたい講座を見つける。
選ぶ基準は、目的に合わせて人それぞれ
・現職に、活かせそう
・これから行きたい業界や職種で、活かせそう
・興味があって、勉強してみたい

とりあえず学んでみることで、
先が見えるようになることもあるので、
考えすぎなくても大丈夫。

給付金をもらってから、3年働いたら、
再度支給を受けることができる。

※ハローワークへの提出が、
 事前に必要な講座もあるので注意

基本的には、
一般教育訓練は、事後(講座が修了してから1か月以内)
特定一般教育訓練・専門実践教育訓練は、事前(講座開始の1か月前)

②資格スクールに申し込み、支払いをする

ここは、自腹(>_<)
後から支援金が支給される。


③スクール申し込み時に、書類をもらう

・教育訓練給付支給申請書
・領収書

④雇用保険被保険者証のコピーをもらう

会社の総務部や業務部など、
証明書の発行部門からもらえる。
失業中であれば、雇用保険受給資格者証でだいじょうぶ。

⑤ジョブカード作成・キャリアコンサルティングを受ける

特定一般教育訓練と専門実践教育訓練(事前申請)受講の場合は、
ジョブカードを作成して、
キャリアコンサルティングを受ける。

一般教育訓練を受ける場合は不要。

ジョブカードとは、履歴書みたいなもの。
詳細は、別の記事で。

約1時間のキャリアコンサルティングでは、
どうしてこの講座を受講したいの?
講座の受講・資格の取得後にどうやって活かすの?
どんな仕事を目指すの?

ってことを主に聞かれる。

★生きかたを考えるよいきっかけ

ジョブカードって、履歴書よりも記載項目が多くて面倒だけれど・・・
これからの生きかたを考えるよいきっかけになる。
キャリアって、人生全体を包んでくれるコトバ。
仕事や昇進だけが、すべてじゃない。
多様な働きかたが可能な時代。
副業も複業もアリなのだ☆

⑥支援給付金受給資格確認票をもらう

面談したキャリアコンサルタントが、
この人は支援給付金の受給資格があるよって認めてくれたら、
支援給付金受給資格確認票に、サインをしてくれる。

⑦申し込んだ受講を受講

⑧受講後に教育訓練修了証明書をもらう

・教育訓練修了証明書は、スクールから発行される。
資格試験が無いものは、書類を揃えてハロワークに提出すると、
1~2週間くらいで、支援給付金が口座に振り込まれる。
受講費用の50%(上限は年間40万円、全期間で120万円)

⑨資格試験を受け、資格を取得

資格の取得後、1年以内に雇用されていれば、
追加で受講費用の20%
⑧と⑨を合わせると最大、70%もの支給を受けられる(上限は年間56万円、全期間で168万円)

人生100年時代!働きかたは無限大!!
ぜひ!使っておきたい制度だ。


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