「興味や好奇心を大切にしたい」という若い頃の価値観が、将来の人生満足感につながる
思春期の時点で「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識(内発的動機)を強く抱いた若者は、高齢期の人生満足感が高くなるそうだ。
この研究を知って、「うわ〜、なんか嬉しい!」と思った。
なぜなら私の価値観では、人生やキャリアにおいて何よりも「楽しさ」を最優先しているからだ。というか性格的にそうせざるを得ない(笑)。
たとえ収入が高くても、労働時間が短くても、安定したキャリアが築けても、その仕事自体に興味や関心が持てなかったり、面白いから能動的に取り組みたいという気持ちになることができなければ、私は「じゃあやれない」という性格なのである。
どれだけ好都合でも、綺麗な条件が整っていたとしても、内発的に従事しようと思えなければ、それはきっと私の天職ではないと思う。
悪く言えば、キャリアへの理想が高い。だから合わない仕事はすぐ辞めてしまったり、長続きしないことも事実だ。だけど「私はそれでいいんだ」と、もはや開き直っている部分がある。
しかしその際、周りの人にご迷惑をおかけしていることには変わりなく、家族を含めて、その点は本当に申し訳ございません(泣)。
では今の日本社会で、若者の興味や好奇心をはぐくみ、大切にする環境や制度が整っているかというと、「うん」とはうなずき難い。
私はよく友人に、「日本が合ってなさそう」と言われる。その理由は、ここにあるのではないだろうか。
つまり、「興味や好奇心を大切にしたい」という価値観を持つ若者にとっては、今の日本の環境はとても生きづらいということ。
諸外国では、年齢によって就職が難しくなることもあまりないし、仕事を一旦辞めて学び直しをすることにも寛容な社会である。どう考えてもそんな国の方が、幸福にキャリアを築いていくことができるはずだ。
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話は変わるが、先程授業で自分の研究発表をしてきた。20分でサクッと発表し終えるつもりが、気づけば40分もダラダラと話していた。
一度発表してみると、「ここはどうなの?」「もっとこうした方がいいんじゃない?」というご指摘を短時間にダーっといただけるのだが、私は生粋の負けず嫌いなので、これがとにかくめちゃくちゃ悔しい(笑)。
しかし自分の研究テーマを信じているからこそ、そしてこの研究をいつか社会で実践していきたいと思っているからこそ、もっとより良い研究にしたいという思いがまた強くなった。
超忙しいけど、まだまだこれから!
この悔しさを原動力に、発表を通して新たに見つかった穴を、今日からまた地道に埋めていこうと思います!
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