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父親としての子育て

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自分が父親になって感じたこと
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2021年6月の記事一覧

子どもになぜ勉強しなきゃいけないのかと聞かれた時の答え方

子どもになぜ勉強しなきゃいけないのかと聞かれた時の答え方

子どもに「なぜ勉強をしなければいけないの」と聞かれたり、「学校の勉強なんて社会に出て役に立たないよ」と言われたりしたことはありませんか?

私はこれについて一つ確実な答えを持っています。それをご紹介できたらと思います。

まず、勉強には2種類あることから説明させて下さい。

一つ目は勉強することが直接役に立つ勉強です。例えば英会話です。仕事で英語圏の人と話すため、海外旅行でコミュニケーションを取る

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しまじろうのDVDを観て気が付いた母親と父親の深い話

4歳の娘には空前のしまじろうブームが到来している。黄色と黒のシマシマのトラの子どもと、その仲間達に夢中である。

毎日そのDVDを観てから寝るということを日課にしているので、当然私の生活の中にもしまじろうが侵食してくるのである。

しまじろうのDVDを観る中で、母親と父親の違いについて、意外と深い話に気が付いた場面があるので、記事にまとめてみたい。

しまじろうが産まれてきたことについて、しまじろ

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子どもに毎日伝えた方がいいただ一つだけのこと

子どもに毎日伝えた方がいいただ一つだけのこと

小学生になる前くらいまでの子どもにただ一つだけ、毎日伝えた方がいいことがあると思っている。それは子どもに対して、無条件で「大好きだよ」と言うことだ。

発達心理学的に言って、子どもというのは時間の捉え方が大人とは違う。大人は昨日あったこと、今日あったこと、明日起こりそうなことをそれぞれ関連付けすることができる。

一方で子どもにとって時間とは、昨日、今日、明日などの関係が薄く、まだまだそれぞれの関

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育児をするためにたった一つだけ必要だったこと

育児をするためにたった一つだけ必要だったこと

子どもが産まれて、10ヶ月間はまったくいい父親ではなかった。ありえないくらい育児ができなかった。それがたった一つのことで変わった。それを書いてみたい。

子どもが産まれてからほぼ1年間、妻が育休を取っていた。この間は子どものことは、なんでも妻の方が詳しく、妻にお伺いを立てなければ育児ができなかった。

しかも自分から動くのではなく、オムツ替えてとかご飯を食べさせて、とか言われてからしかやらなかった

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子どもが二人いると必ず起こること

子どもが二人いると必ず起こること

子どもが二人いる生活になって、二年近く経ちました。その中でよく起こることがあります。それはまったく同じ物が二つ家の中にあるということです。

下の息子は上の娘の真似をなんでもしたがります。上の娘が高いところから飛び降りれば、自分もやってみようとしたり、娘がお菓子を食べようとしていると同じ物を欲しがったり。

娘が話していることをそのまま模倣しようとしたり、娘がパズルをやっていたらやりたがるというい

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心が強い子に育てるための二つの方法

心が強い子に育てるための二つの方法

自分の子どもには困難があっても負けないような心の強い子になって欲しくはないですか?今日はそのために親がすればいいことの二つを紹介します。行動心理学的なアプローチ方法です。

一つ目は子どもが行動したことについて、結果ではなく、頑張っていたところを褒めるということです。
子どもの能力によっては、それほど頑張らなくてもいい結果が出てしまうことや、逆にかなり頑張ってもいい結果が出ないことがあります。

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1歳から2歳の子どもが不思議なほど絶対に好きになるもの

1歳から2歳の子どもが不思議なほど絶対に好きになるもの

1歳から2歳の子どもが絶対に好きになるものがある。自分の子どももそうであった。仕事柄、発達年齢が1歳から2歳の子どもたちに関わることが多いが、みんな魅入られるように好きになるものがある。

それはアンパンマンである。私には二人の子どもがいて、わりと個性が違うが二人の最初に喋った意味のある言葉は、上の娘「アンパン」、下の息子「アンパ」であった。ママやパパやまんまよりずっと早くから言っている。

息子

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子どもに期待するたった一つだけのこと

子どもに期待するたった一つだけのこと

私には子どもが二人いる。二人の子どもにはたった一つだけ期待することがある。それは自分の稼ぎだけで生活できるようになって欲しいということである。

子どもに充実した人生を送って欲しい。これは当然の願いである。その大前提となるのが自分で稼げるかどうかであると思う。

自分で独立した稼ぎがないと人に依存した生活にならざるを得ない。依存するとその依存している人に、意見を言うことができず我慢する機会が増える

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娘にディズニーランドとキッザニアどっちが好きか聞いてみた

娘にディズニーランドとキッザニアどっちが好きか聞いてみた

4歳の娘はディズニーランドとキッザニアが大好きであるが、どっちが好きか聞いてみたことがある。

どっちも大好きなので、迷うかなと思ったが、きっぱりとどちらか答えた。何度か聞いても答えに変わりがない。その理由を考えると意外と深いものだった。

娘の答えは、キッザニアが好きということであった。それは日を改めて何度聞いても変わらなかったし、今でも変わっていない。

ディズニーランドやディズニーシーでの娘

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うちの子だけかな?

うちの子だけかな?

私の4歳の子どもは心に残った出来事があると、その後に必ずあることをします。皆さんの子どもも同じことをするのか気になったので、今日はそのことについて書いてみます。

私の4歳の子どもは、保育園の発表会や運動会、初めて行った習い事、家族みんなで行った旅行など大きなイベントの後に家に帰ってくると必ずそれを再現したごっこ遊びを一人でします。

例えば保育園の発表会の時だと登園してから発表の準備をして、発表

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子育てした時に自分の親に思ったこと

子育てした時に自分の親に思ったこと

人並みには親に感謝していたつもりではある。親自身のことより子どもである私のことを優先してくれることがたくさんあった。中学生の時は毎日お弁当を作ってくれたし、高校生の時は雨が降れば車で学校まで送ってくれた。大学生の時は一人暮らしをして毎月仕送りをたくさんしてくれた。なんで私のためにこんなにしてくれるんだろうと自分の子どもができるまではすごく思っていた。

でも自分の子どもができて感じたことがある。自

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褒める子育ては誰のためか考えたこと

褒める子育ては誰のためか考えたこと

叱らない怒らない子育てが流行している。昭和に育った自分の時代とはだいぶ子育ての感覚が変わったなと思う。
褒める子育てを私も実践している。それは誰のためにそうしているのか考えてみた。

一般的に褒める子育ての良い点として、子どもの自尊感情を増して自己肯定感が高まるとされている。もちろんそういうこともあると思う。しかし自己肯定感を高めるのは、親の評価よりも所属しているコミュニティや社会の評価が重要であ

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子育ては一寸先は闇

子育ては一寸先は闇

子どもの機嫌はうつろいやすい。さっき笑っていたと思えば、もう泣いている。そんな経験はありませんか?

娘が4歳になりました。言葉が通じるようになって機嫌がいい時は会話をすることが楽しみになりました。

この前の休みの日はママと弟がお昼寝をしている時に、娘が「ママと弟くん寝てるからね。静かにだね」「お菓子今のうちに一緒に食べようね」とヒソヒソ声で話しかけてきてくれてものすごくかわいいなと思いました。

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子どもってなんであんなに…

子どもってなんであんなに…

子育てをしてると「またか!」というように良く出くわす場面がいくつかあると思います。そのうちの一つに、子どもってなんであんなに人の真似をしたり、人の物を欲しがったりするのかって思ったことはありませんか?

うちには4歳の娘と1歳半の息子がいます。最近、息子が娘の物を欲しがったり、娘と同じ行動をしたがったりすることがかなり良くあります。娘が遊んでいるおもちゃを欲しがったり、娘が箸を使ってご飯を食べてい

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