多分霊媒師のアイツ
月曜日・夜9時….。
あの人はいつも決まった時間にこのコンビニを訪れる
「お預かりします...。」
牧野ちひろ、唯のバイトしてる女子大生。しかし毎度この時間だけは少しだけ変な感覚に陥る
「……」
物言わぬおかしな出立ちの男。ボサボサの髪に分厚い着物を着て、首からは大きな数珠を下げている
「ふあぁ〜…。」
大きなあくびを間抜けに一つ、その後頭を掻き適当に天井を見上げる。ルーティンかのように見飽きた動作である。買うものもいつも違わず同じもの、大量の食塩と2ℓの水を二つ。
「..料