御世話になられるこっち側の感じ

よく「お世話になってるので」という理由で様々なところに顔を出す奴がいると思う。
「いつもお世話になってるので来ました」
役者の人だったら舞台や何か表現の場に、店をやってる人だったらわざわざ食べに来たり商品を買っていったりとか。

だけどどこまでいっても「お世話になってる」
というだけなのでおそらく内容を一切気に留めていないと思う。

舞台とかなら面白いっぽい感じて見てるだろうし
飯屋だったら「美味い感じ」で口に入れてる。

奴らは多分その辺の事実はどうでもよく、ただ自分が「お世話になった人になんかしときたい」
というだけ、イイ奴にさせたいってだけ。

それを例えばインスタやらのsnsにのせれば店とかならば宣伝にもなる、有難いし嬉しいだろう。

だけどそれによって
そいつの日常の一部になってしまう。

「日頃の人になんかしときたいだけで味とか質がよく分かってない奴の日常の一部」

例えば夜の街に装飾されたイルミネーションの写真を撮ってオシャレSNSに投稿し、感想やら何やらを綴ったとする。

そのイルミネーションを観にいったのはソイツの意志だ、感想を言うのも自由だ。しかしその空間を作ったのはお前じゃない。元々誰かが作った空間に勝手に行ってなんか黄昏ているだけだ。

上手く言えないけど、なんかそういう事です。

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