嶋津良智 リーダーズアカデミー

育てる側がよくならないと、社会も、企業も、人も、よくならない!の思いから「『あなたのも…

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育てる側がよくならないと、社会も、企業も、人も、よくならない!の思いから「『あなたのもとで働けてよかった』をすべてのリーダーへ」を理念に、中小企業のための、人づくり組織づくりに特化をした、スクール形式では日本一のビジネススクール『リーダーズアカデミー』を経営。著作累計150万部超

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  • 【映像教材セット】組織づくり2.0 & ビジョン共有の極意

    嶋津良智の映像教材をまとめてご購入いただけます! ・アフターコロナの組織づくりの新常識!「組織づくり2.0」セミナー映像 ・1463社が学んだ「ビジョン共有の極意」セミナー映像

最近の記事

社長!あなたが思っている以上に、自分の会社、社員、子供は素敵

■日本、国家ブランド指数で初の世界トップ 2023年11月14日、国際的な市場調査会社イプソスが発表した「アンホルト-イプソス 国家ブランド指数(NBI)」で、日本がアジア太平洋地域から初めて1位を獲得しました。 NBIでは、日本は輸出指数で最も強く、科学技術への貢献、場の創造性、そして製品の魅力で1位です。 「人と観光」指数では、日本は活気ある都市として高い評価を得ています。 政治の闇の部分や陰湿な事件など、ニュースに取り上げられる日本のネガティブな部分を見過ぎて、

    • 「この人とは話をしたくないな」

      知り合いが自慢げにこう言ったことがある。 「オレは議論をして負けたことがない。なぜなら勝つまで話すからだ」 それを聞いて私は、「この人とは話をしたくないな」と思った。 この人は議論の目的を勘違いしている。 本来議論の目的は、Aという意見とBという意見をもちより、Cという着地点を見出すことだ。 ところがこの人の場合、自分のAという意見を押し通すことだけ考えている。 会議などで、 「私はこう思う」と主張したとき、 「それは違う」と議論することがある。 白熱してく

      • 社長!社員数が増えるほど、人のマネジメントを力仕事にしていると、イライラが絶えなくなります

        ■出来事には何の意味もない 私は「怒らない技術」のセミナーの中で、 「怒り」や「イライラ」は、あたかも対象者が自分に与えているものだと思いがちだが、元をたどれば、相手の行為や言葉に対して、自分自身が「怒る」や「イライラする出来事だ」という意味づけをして、自らが発生させている感情なのだ。 という話をします。 出来事には何の意味もないのです。 出来事に意味付けをしているのは自分自身なのです。 例えば、「幸せ」と言うことで考えてもらえばわかりやすいですが、「幸せの形って

        • 心理的安全性の高い組織を作るために必要な2つの文化

          ■「心理的安全性」とは? 改めて「心理的安全性」とは何かを一緒に確認しましょう! 「心理的安全性」とは、対人関係において、リスクある行動をとったときの結果に対する個人の認知の仕方、 例えば、 「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。 つまり、 「こんなことを言ったらチームメイトから馬鹿にされないだろうか」 「リーダーから叱られないだろうか」 といった不安を、チームのメンバーか

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          嶋津良智 リーダーズアカデミー
          ¥7,960

        記事

          「価値観の違い」を受け入れよう!

          「腹が立つ」、「かっとする」、「むかつく」、といった心の奥底からフツフツと沸き起こるイライラは、価値観の違いから生まれる。 たとえば、あなたが仕事の早い人だとする。 すると仕事が遅い人に対してイライラする。 自分が明るい性格であれば、暗い人にイライラする。 きれい好きな人は、だらしない人にイライラする。 神経質な人には無神経な人にイライラする。 時間を守る人は時間にルーズな人にイライラする。   などなど。 しかし、それは自分の価値観に合わないからイライラして

          「価値観の違い」を受け入れよう!

          会社を潰す、変われない社長

          ■デキル経営者ほど、意外と起業の動機が不純 私はいろいろな経営者と交流を持ってきて、感じていることがあります。 これは創業社長に限定の話しですが、できる経営者、今現在立派に会社経営をされている経営者ほど、起業の動機が意外と不純だということです。 これは私の感覚値であってアンケートを取ったわけではないので、実数値としては何とも言えませんが、周りにこの話をしていても、結構、的を得ている気がします。 ■偉そうな人でも起業の動機が意外とたいしたことなかった 雑誌やテレビで有

          会社を潰す、変われない社長

          令和時代に中小企業が取るべき4つ経営戦略

          ■大企業と一線を画す 中小企業が生き残るためにあなたは経営者としてどんな工夫をしていますか? 中小企業は経営のリソースである人、物、金、情報、時間という全てのものが大企業にはかなわない状況です。 そんな中でも生き残っていくためには、中小企業ができる戦略をしていくしかありません。 私は令和時代を生き抜くために、中小企業の経営者が考えなければいけないことが4つあると思っています。 ■専門性を持たせる 中小企業が大企業に負けないためにも 「これだったらそんじゃそこらの

          令和時代に中小企業が取るべき4つ経営戦略

          子育てのイライラも自分次第で解消できる

          先週の火曜日、 「同じ話を聞いているのに、その時の感情の違いによって、受け止め方はずいぶんと違ってくる。イライラした状態で聞くのと、穏やかな状態で聞くのとでは、ぜんぜん違う。」 という話をした。 これは、子育ての場面でも一緒だ。 そのとき自分にやり残した仕事があって、子どもに早く寝てほしいと思っていたとする。 すると子どもが寝付かないとイライラして、 「早く寝なさい!」とか、 「あなたはどうして寝ないの!」 などと声を荒げてしまうかもしれない。 でも、自分も

          子育てのイライラも自分次第で解消できる

          売れる確率を高めるための4つのポイント

          私は物やサービスを売るためのマーケティング戦略として、以下の4つに当てはまるビジネスをすれば、売れる確率を高められると思っています。 1)今の世の中にないものを出す 2)今あるものなのであれば、切り口を変える 3)今あるものであればマーケット(ターゲット)を変える 4)その会社だからできるものを出す シンガポール在住時、私の子供が小さいころ通っていたサッカースクールの話しですが、日本人が経営していて、とても強く、評判もいいスクールでした。 なぜかというと、コーチが

          売れる確率を高めるための4つのポイント

          リーダーの「器」の磨き方

          ■起業、会社を経営するというのは大変なこと 起業、会社を経営するというのはハードワークや人間関係、問題の解決など、相当なストレスやプレッシャーを受け入れなければならないことが多く、とても大変なことです。 もちろん、その先にはサラリーマンでは得られない、それ相応の報酬や待遇があるもの。 「だから頑張れる、起業して夢を成し遂げる」 という方も多いかと思いますが、乗り越えなければいけないこともそれ相応に多くあるのも事実です。 ■「集団」から「組織」への変革 「組織はリー

          リーダーの「器」の磨き方

          自分の感情が怒りを生む

          同じ話を聞いているのに、その時の感情の違いによって、受け止め方はずいぶんと違ってくる。 イライラした状態で聞くのと、穏やかな状態で聞くのとでは、ぜんぜん違う。 たとえば、部下から「A社との契約が破棄されそうなんですけど、どうしたらいいでしょうか」 と相談されたとする。 その時、自分自身の仕事がうまくいかずに、イライラしていたらどうだろうか。 「ぐずぐずしているからそういうことになるんだ!すぐにA社に行ってなんとかしてこい!」なんて叫びたくなるかもしれない。 でも、心

          これから生き残るための仕事選び

          ■大手スーパーの悲劇 価格競争の激化などでスーパーの経営環境が厳しさを増していることから、先日流通大手の某大手スーパーが、現在8600人いる正社員を3年後をめどに半分近くの4000人余りまで減らす方針を固めました。 その一方で、パートの従業員を現在よりも7000人増やす方針です。 こうした方法で、人件費を抑えながら売り上げが低迷している衣料品売り場などのてこ入れを図り、収益の改善を目指すことにしています。 スーパー業界は、消費者の節約志向の高まりで価格競争が激化して

          これから生き残るための仕事選び

          Z世代のマネジメント術 vol.3

          ■先週までの振り返り 1回目は、 ≪Z世代のマネジメント術 vol.1≫ というテーマで、新入社員・若手社員を対象に行ったある調査アンケートをもとに、描く理想の先輩社員・上司像は 「面倒見の良い人」 「叱ってくれる人」 「必要なことを丁寧に教えてくれる人」 など、上司や先輩に、面倒見の良さを期待していているというお話をさせていただきました。 そして、2回目は ≪Z世代のマネジメント術 vol.2≫ というテーマで、目的は仕事を通して社員が幸せになり、その結

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          会社は誰のものか?

          ■新米経営者 経営を始めた頃に、経営者仲間とこんな議論をしたことがあります。 「 会社は誰のものか?」 資本主義社会で「会社は誰のものか?」と問われたら、まぎれもなくオーナーである株主のものです。 これは疑う余地のない正論です。 社長を含めた取締役というのは、このオーナーである株主から経営を委託された人であって、その株主の期待に応えていく責任と義務があります。 ■社員は株主を幸せにするためのコマなの? ここまでは経営者であれば誰もが分かっていることをでしょ

          考え方を変えれば、感情はコントロールできる!

          9時からはじまるドラマを見終わって、10時になったら勉強しようと決めていたにもかかわらず、ドラマが佳境に差し掛かった9時半ごろに、 母親から、「いつまでテレビを見ているの。早く勉強しなさい!」といわれた時、あなたならどう考えるだろうか? 1)「せっかく、10時になったら勉強しようとおもったのに!気分が悪くなったから、明日から頑張ろう」 とへそを曲げて勉強をしない。 2)「うるさいな」とは思いながら、しかたなく自分の部屋に行くが、 「10時からと決めていたのだから、1

          考え方を変えれば、感情はコントロールできる!

          同じ出来事でも、どう考えたかで結果は変わる!

          出来事が結果を変えることはありません。 出来事をどう捉えたか、考えたかによって成果が変わるのです。 「自分は100%正しい」と思い込んでいるようなことでも、実はそうではないかもしれない。 太陽は東から昇って西へ沈む。 これは真実ですか?  いいえ、これは現実ですが、真実ではない。 そのように見えているだけで、真実は、地球が太陽の周りを自転しながら回っているからだ。 太陽は、東から昇って、西へ沈むという現実を繰り返してみていると、あたかもそれが真実であるかのように

          同じ出来事でも、どう考えたかで結果は変わる!