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家は習慣の学校なり、父母は習慣の教師なり

■面白いな、かわいいな

私は滅多に帽子をかぶらない。

理由は似合わないから(汗)

しかし、ずいぶん前の話だが、たまたま家族で買い物をしていた時に、めずらしく似合いそうな帽子を見つけ、妻もめずらしく「似合うよ」と言ってくれたので、久しぶりに帽子を購入。

そんな矢先に、家族でプールに出かける機会があった。

せっかくなので、その購入したばかりの帽子をかぶって出かけようとした。

すると、普段帽子なんかかぶったことのない子供が、帽子をかぶって出ようとしている。

明らかに、親である私がかぶって出ようとしたからだと分かる。

面白いな、かわいいな(笑)

■親の背を見て子は育つ

習慣は親によってもたらされる。

親がご飯のおかわりをすると、子供もおかわりをする。

親がテレビを見ながらご飯を食べると、子供もテレビを見ながらご飯を食べるようになる。

「親の背を見て子は育つ」とはよく言ったものだ。

親は、もっと、子供に見られているという緊張感を持って生きたほうがいいと、改めて思った。

■親が思っている以上に子供は見ている

親が思っている以上に子供は見ていて、良い習慣も悪い習慣も、先ほどの帽子をかぶる癖のように、引き継がれていく。

ご飯の食べ方や、挨拶、料理の味、考え方など、私たちが思っている以上に、親の影響を受けて、子供は自分の人生を生きている。

ポジティブに考えれば、良い行動を、家庭の中で子供に何度も繰り返し示していくと、子供たちは、その行動を習慣化していくことができるということだ。

■職場は習慣の学校なり、上司は習慣の教師なり

福沢諭吉もこう言っている。

「家は習慣の学校なり、父母は習慣の教師なり」

上司と部下の関係も一緒。

人と人の関係性には、『影響の連鎖』が発生する。

上司が、もっと、部下に見られているという緊張感を持って模範を示せば、部下もよくなる。

良い行動を、職場の中で部下たちに何度も繰り返し示していくと、部下たちはその行動を習慣化していくことができるということだ。

「職場は習慣の学校なり、上司は習慣の教師なり」なのかな(笑)

■まとめ

あなたは、部下に見られているという緊張感を持って行動していますか?

いつみられても恥ずかしくない、

模範となるような行動がとれていますか?

もちろん、聖人君子ではないので、疲れるようなふるまいをする必要はありません。

時と場合によっては、ダメな部分も魅力になったりします。

しかし、10人の部下がいたとすると、あなたは二つの目で10人を見ているかもしれないが、あなたは20の目で見られていることを忘れないことだ。

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