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「落ち込まない」と決めてしまおう!

私は先週お伝えをした「怒らない」だけでなく、「落ち込まない」とも決めている。

落ち込んでしまったときも、その時間を短くするようにしている。

同じ出来事を体験しても、落ち込む人と、落ち込まない人がいる。

衝撃的な何かがあったからといって、すべての人が落ち込むわけではない。

「怒る」「怒らない」と同じように、「落ち込む」「落ち込まない」という選択肢があって、自分が「落ち込む」を選んだ人が落ち込んで、「落ち込まない」を選んだ人が落ち込まない。

人間は立ち直れないような衝撃を受けて、一時期はひどく落ち込んでも、やがては元気になる。

愛する両親との死別、子どもの不慮の死、終生の愛を誓い合った恋人との別れ、命を賭けた事業の失敗など、大きな衝撃を受けたとき人は落ち込む。

毎日、毎日、泣き続けて、食事ものどを通らない。

まるで「ぬけがら」のような日々が続く。

でも人間は、一生懸命生きてさえいれば、必ずそれを克服する。

「忘れる」ということは、神様が人間に与えてくれた贈り物だ。

時の力によって心の傷は癒され、やがて元気になる。

回復するまでにどれだけの時間が必要か。

個人によって大きく差の出るところだが、その時間は少ないほうがいいのではないだろうか。

人生という限られた時間を、落ち込んでいる時間に費やすとしたら、とてももったいない。

だから落ち込まないと決める。

落ち込まないために感情のコントロールをする。

悩む、悩まないも同じだ。

悩んでいても時間のムダだと感じる。

だから私は悩まないと決めている。

悩むくらいなら、悩みを解消するための行動を起こした方がチャンスが広がるからだ。

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