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部下育成は乾いたスポンジ状態の一瞬を狙え!

■劣等生だった大学時代の私

私は学生時代、ろくすっぽ学校へは行かない、典型的なダメ学生、夜遊びをして午前中にはほとんど起きたことがないダメ人間でした。

大学1年のときは、受験からの解放感に浸り、バイトもせずに、パチンコ、麻雀、バンド活動に明け暮れていました。

大学2年以降は、パチンコとマージャンはほとんどやらなくなりましたが、バイトとバンドに明け暮れて、大学時代はろくに勉強をしませんでした。

ハッキリ言って、大学には卒業証書という将来へのハッタリをもらいに行っていたようなものでした(汗)

■タイミングが悪ければ何を言われても耳に入らない

今から思うと、「経済学部か何かに入って、もっとちゃんと経営の勉強をしておけばよかった」と思いますが、まっ、これも嶋津の人生なのでしょう(汗)

もし、その時に、

「もっと勉強をしておいた方がいいよ」

「あなたのためだから・・・」

と言われていても、まったく耳には入らなかったでしょう。

それだけでなく、ちゃんと学校へ行って一生懸命勉強をしている人間を見て、「バカじゃないの、あんなに一生懸命勉強しに学校へ行って・・・」とさえ思っていたような気がします。(ひがみも含めて=汗)

少なくとも、私の周りには、類友で私のようなやつらばかりだったので、そんな自分に疑問さえ感じませんでした。

■お腹が一杯の時に美味しいものを勧められても・・・・

お腹が一杯のときにいくらごちそうを勧められても、食べられなかったり、時によっては、おいしそうに見えないことさへあります。

でも、お腹が減ってしょうがない時は、たくさん食べれますし、普段あまり食べないようなものまで、おいしく感じたりします。

それと同じように、いくら良い教育を提供しても、受ける側がお腹一杯の状況では、その学びは入っていかないですし、場合によっては、勧められたことに対して、イヤ感さえ覚えかねません。

■人の教育は乾いたスポンジ状態の一瞬が大切

教育は、「いかに腹ペコな状況の時に、提供できるか」がポイントです。

私は学生時代、勉強に関してはお腹が一杯で、必要性も感じていなかったので、ろくに勉強もせず、周りからのアドバイスも受け入れる土壌がなかったのです。

しかし、悩んだり、困っているときは、乾いたスポンジ状況なので、そこに水をかければ、どんどん吸収していきます。

4月からあなたの会社にも新人が入って来た会社が多いと思いますが、まさしく、スポンジ状況ですね。

「仕事をしていく上で、必要なことは何なのか?」

「仕事で成果を上げるために、この会社は何が必要なのか?

「これからこの会社で生き残っていくために何をしなければならないのか?」

など、不安と期待で分からないことを分かりたいと思っている乾いたスポンジ状態の瞬間です。

ぜひ、企業や上司の方は、新人がお腹をすかしている今こそ、良い教育を提供してあげてほしいと思います。

■教育はタイミングが大切

今いる既存の社員でも一緒です。

「何かを教えたい!」

「何かを学んでほしい!」

と思うときは、乾いたスポンジ状態なのかの一瞬をいかに見極められるかです。

これは非常に重要なタイミングです。

子供の教育でも一緒です。

あえてわざと失敗をさせて、その失敗を「もう起こしたくない」と思っているところに、その方法を提供できれば、普通の時でしたら、まったく聞き入れないようなことでも、スポンジのように吸収していきます。

■まとめ

教育はタイミングが大切!

肝に銘じておいてください。

同じ教育を提供しても、栄養素となって体に吸収されていくか?

不必要なものとして、排泄されていってしまうか?

ここには大きな差が出ます。

教育をするタイミングが悪いとお金と労力の無駄にもなります。

新人も既存社員も子供も、グッドタイミングの一瞬を見極めて、教育してあげてください。

適切なタイミングで適切な教育をするにはどうしたらいいのか?

社員が、どのように、満足感高く、モチベーション高く仕事に取り組んでもらえるのか?

もしご興味があればぜひ下記セミナーをお試しください。

きっとお役に立てると思います。

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