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【最新】中国の書店・文学特集(保存版)

本日は『中国の名作文学と、最新の面白い書店情報』を皆様にお届けできればと思います。
どうか最後まで温かい目で見守っていただけると、幸いです。

※本国の文学の発展を願い、最先端の情報を皆様には特別に無料でお届けします。

1中国文学の聖地巡り(観光スポット)

1-1白居易-唐代中期の大詩人

西湖

1-2红楼梦の舞台

📚紅樓夢📚
作者:曹雪芹


中国古典文学の最高作品と認められている。

上流階級の主人公、賈宝玉の、気位高い美少女の林黛玉、良妻賢母の薛宝釵との三角関係が描かれる作品。
+α)『東周列國志』(作者=凌濛初、明王朝)・『三國演義』(作者=羅貫中、明王朝)・『水滸傳(作者=施耐庵、明王朝)』

2オススメ書店

2-1鐘書閣


「美は人を惹きつけますが、「意味」で人を引き留めます」このように語る店長ウー・ジアさんの言葉のように、蔵書数もなんと書店全体で8万冊を誇ります。
古代の文学者や作家たちが憧れた、世界最大の内陸景観都市に遜色ない書籍がずっしりと並ぶので、国外文学・専門書・学術書など知見を深めたい方にもオススメな書店となっています。

2-2錦創書城

ここの書店の大きな魅力の1つに、巨大な本棚"通天书架"が挙げられます。社会科学が中心に販売される2階エリアで聳え立つ4階建ての本棚は、本のみならず"感情"を売るという、書店姿が功を成す形で人々を魅了し、連日多くの人が訪れます。

2-3 碧山书局

「良い本は、常に先锋书店にある」という読書哲学の元、店内の17平方メートルのスペース に配置された10個の本棚には、厳選された人文科学、社会科学、芸術の専門書籍が並びます。
何世紀にもわたって地元の人々の寺院であったところにオープンしたこともあり、地元の人々より熱狂的な支持を受けているそうです。
正方形の軒先から見上げる、透明な鏡のように澄んだ空は訪れる人になんとも言えぬ情緒が漂い、また、上階には古代建築を満喫しながら、お茶を飲み、読書ができる空間が設けられており、ゆったりと自然と溶け込むように読書ができるのでオススメです。

2-4 都江堰钟书阁

店内は180度透明な鏡により、本物と幻想的世界を区別することができない魔法空間となっています。また、本を片手に歩みを進むと、聳え立つ本棚に加え都江堰水利を彷彿とさせる壁も出現し、毎日1万人6千人が訪れる成都の観光気分をも満喫できるんだとか。本の城を体感しに是非一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

2-5方所書店


2022年、中央宣伝部(国家報道出版局)、北京市委員会、北京市政府、中宣部出版局、北京市委員会宣伝部が主催の「新時代を読み、新たな旅を前進させる」というテーマで開催された「今年の最も美しい書店(46書店)」に選ばれました。

2015年、米国AD誌によって「世界で最も美しい書店」に中国初の選出。

文化複合施設という名の通り、店内には、本のみならず美学生活、植物、衣料品、展示スペース、文化講演、コーヒーを堪能することができ、オフライン書店の未来像を実現しています。

2-6 西西弗書店

生活、コーヒー、書店は西西弗書店の3大看板で、半日滞在をじつげんしてくれます。また、窓のセットデザインは、地元の特性要素に合わせて作られており、読書を楽しみながら、地元気分も満喫できる一石二鳥の体験も味わるので是非ショッピングと合わせてお楽しみください。

3中国名作文学(茅盾文学奖・聊齋志異・最新・児童文学)

3-1人世间(第十届茅盾文学奖)

作者: 梁晓声
2017年12月首次出版

大学入試の再開、若者の都会回帰、開国、経済の活性化、国有企業の改革、自営業、シャントタウンの変革、汚職との戦いなど
1970年代から改革開放後の21世紀の10年間、十数人の庶民の生活と葛藤を綴っている。

3-2聊齋志異 (怪談文学)

全編ことごとく神仙、狐(きつね)、鬼、化け物、不思議な人間や事柄などに関係した話で、その多くは民間の話に取材している。なかでも現世(このよ)と冥界(あのよ)との交渉の物語と狐の物語が他のものに比べてはるかに多い。しかも妖怪と人間との交情を中心に展開される情話が多い。

3-3浮木

80代の老婆が、自分と母親、そして家族、親戚、町の人たちのことを語る。中南部の後背地では、人々が水に浮かぶ流木のように浮き沈みし、波とともに漂い、必死に生きようとし、その運命は時代に流され、ある者は粉々になり、ある者は生き残る可能性を秘めたままであった。

3-4男生贾里(全国優秀児童文学賞)

国立高校1年から2年まで、ジャリの日常を記録したもの。

※ 全国優秀児童文学賞は、毛敦文学賞や魯迅文学賞と同じく、中国作家協会が主催する中国で最も栄誉ある文学賞の一つで、中国で唯一の児童文学の純文学賞である。

4 国家图书馆

3600万冊をほこる国家图书馆では、研究者向けのサービスには、外国語文献、中国語や外国語の専門文献、一般向けのサービスには中国語の新文献や電子情報を中心に提供しています。(これらの膨大な書籍は、国内のみならず、国内外の文化交流にも活用されてるとのことです)
皆様も北京に訪れた際、アジア最大の蔵書数の図書館に足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

5中国のオススメの小説サイト

幅広い作品が数値でレビュー評価がついてるため、客観的な評判をもとに選書ができるほか、
日本小説も掲示されているため、日本人作家中国評価も仕入れることができます

【おまけ】

令和寛「手」-中国人との恋愛小説

令和寛「心乱華」-中国語短編小説

いかがでしたでしょうか。
本日は『中国の名作文学と、最新の面白い書店情報』について綴らせていただきましたが、少しでも楽しんでいただけたのであれば幸いです。

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