みわよしこ

フリージャーナリストで、大学院博士課程院生で、障害当事者で、保護猫延べ6にゃん(うち4にゃんは既に天国にいます)の「猫のおかあさん」です。近年は社会保障が専門だと思われていますけど、雑食性です。サイエンスとテクノロジーが好物です。

みわよしこ

フリージャーナリストで、大学院博士課程院生で、障害当事者で、保護猫延べ6にゃん(うち4にゃんは既に天国にいます)の「猫のおかあさん」です。近年は社会保障が専門だと思われていますけど、雑食性です。サイエンスとテクノロジーが好物です。

    マガジン

    最近の記事

    2022年9月、国連障害者権利委員会が日本に勧告。そして、またスルー?

     2022年9月9日、国連障害者権利委員会が、日本に対する初の勧告(総括所見)を公表しました。「初」なのは、日本が同委員会から受ける初めての審査だったからです。  2014年に国連障害者権利条約を締結した日本は、2019年秋~2020年春にかけて、初めての審査を受ける予定でした。2019年9月、初めての事前審査を予定通りに受けました。ところが2020年3月に予定されていた本審査は、新型コロナの影響による延期の繰り返しの末、2022年8月から9月にかけて、やっと行われました。そ

    スキ
    4
      • 目が覚めたら、「アンパンマンのマーチ」と筋トレ

         私の毎朝の習慣は、目が覚めたら血圧を測定し、2分ほど体幹筋トレを行ってから起き上がることです。体幹筋トレの時は、「アンパンマンのマーチ」を歌っています。  始めたきっかけは、仕事ぶりを尊敬している知人が「朝練」と称して、毎朝、サッカーのドリブルを始めたことでした。出張族の知人は、ほぼ毎日、出張先からドリブルを行う公園等の写真をSNSに投稿しました。  私は車椅子利用の障害者です。知人と同じことはできませんが、「これなら出来るかも」と軽い体幹筋トレをはじめました。我が家の

        スキ
        8
        • 私がためらいなく「専業主婦は立派な職業で選択肢の一つ」と言えるまで

           4人のお子さんを育てながら大学院で研究を行っている、さおりさんという方がTwitterにいます。現在は就業しておらず専業主婦ということです。  さおりさんの現在の選択は、ツイートから推察する限りは「自然の流れ」という感じです。夫君と対等な協力の上に現在の家庭が形成され、現在の最適な役割分担として夫君が稼ぎ手という形になっています。今後については家族メンバーそれぞれの幸福を実現する形で自然に変化するかもしれないけれど、「かくあるべき」という理想に沿って何かをすること(たとえ

          スキ
          8
          • 詩「ある盲ろう者の夢」(アレックス・ガルシア) 日本語訳 Ver.0.5

            ある盲ろう者の夢 アレックス・ガルシア、盲ろう者 詩「ある盲ろう者の夢」は、盲ろう者のアレックス・ガルシア(www.agapasm.com.br/alexgarcia.asp)によって書かれました。 引用・転載について 一言、メンション等でご連絡いただけるとありがたいです。 Twitter: @miwachan_info この詩の日本語訳に関するノート こちらです。

            スキ
            2

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • つれづれにつぶやいてみる
            みわよしこ
          • 国連のススメ
            みわよしこ
          • 車輪の上で
            みわよしこ
          • 福祉と社会保障に関する覚書
            みわよしこ
          • 「大学」って何なんだ?
            みわよしこ
          • 大学と研究に関するメモ
            みわよしこ

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            詩「ある盲ろう者の夢」(アレックス・ガルシア) 日本語訳ノート

             ブラジル在住の盲ろう者、アレックス・ガルシアさんの詩が、とある国際障害者コミュニティで注目され、世界各国語への翻訳が続いています。  私も日本語訳を試みています。 原詩へのリンクポルトガル語 英語 作者ご本人は英語からの翻訳を歓迎しているので、原詩に準ずるものとして挙げました。 各国語訳へのリンク こちらにあります。 日本語訳へのリンクVersion 0.5(2022年8月30日)  とりあえず訳してみた 翻訳にあたって心がけたこと、悩んだこと音調(2022年

            スキ
            1

            安倍元首相襲撃を受けてのアンケート結果より緊急公開 ~ 日本社会、これからどうなる?

             2022年7月8日午後、安倍元首相が銃撃されたとの報を受けて、拙速ですが簡単な不安共有フォームを作成しました。私自身がえもいわれぬ不安に襲われ、「そんな吐き出口があったら」と思ったからです。  結果の自由記述欄より、社会が今後どうなるかに関するご回答を紹介します。紹介するご回答は、2022年7月10日午後17時30分までにご記入いただいたもので、時系列です。誤字脱字には最低限の修正を加えています。また、私の判断で一部の紹介にとどめたご回答もあります。 フォームはこちらです

            スキ
            2

            和田靜香さん『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?』について、今さらですが。

            (2022年4月15日 加筆しました)  発売後はもちろん発売される前から話題となっていた、和田靜香さんのご著書『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか?』(左右社)について、私はダンマリを貫いてきた。  実はKindle版が販売された直後に購入し、読んでいたのだけど。 語れず語りたくなかった理由  ライターの和田靜香さんと衆議院議員の小川淳也氏の対談から生まれた本書は、読ませる読み物として、そして優れた政治問答として、高く評価された。今さら、刊行以来ダンマリだっ

            スキ
            14

            ウクライナについて無理はやめよう、先は長い。

             2022年2月24日にロシアがウクライナに侵攻して、そろそろ2週間。  残虐な話が人一倍苦手な私は、気づかないうちに体調を崩していた。 野菜が減らない 私は、野菜と豆が大好物。厚労省は「1日350g」が望ましいとしているけれど、下手すると1食でそのくらい食べてしまう。  ところが、2月に入ったころからキッチンの野菜の減りが遅くなっていた。その時は、「寒いしウツっぽいし料理めんどくさいし」ということだろうと思っていた。  ウクライナ情勢は、2021年冬に入るころ、アフガニス

            スキ
            11

            「善きこと」「善き人」の悪について ー もう、臭いものに蓋はできない

            支援活動の中での性被害 2022年1月26日、精神障害当事者のAさん(女性)が、自らの「東日本大震災被災者支援活動の中で性被害を受けた」という経験をブログ記事として公開しました。相手は、Aさんが参加していた支援団体の運営にあたっていたBさん(男性)です。AさんとBさんの間には既に高裁の提案で和解が成立しており、Aさんが受けたとする性被害の事実は公式に認定された形(地裁でAさんが勝訴)となっています。  本記事では、関係者の氏名はアルファベットで表記し、直接のリンクも貼らない

            スキ
            12

            インターネット恐怖症と克服の記録

            パソコン通信から数えれば、ネットワーカー歴30年超。インターネットが一部の尖った人たちのものから一般ピープルのものになっていくプロセスを、リアルタイムでワクワクしながら見てきました。でもこの5年間ほどで、ネット空間との付き合いを少しずつ減らしてきています。特にGoogleのサービスや、「フレンド」「スペース」など閉じた場を作ることのできるSNSの使用は、どんどん減らしてます。しんどいから。 プライバシーが守られた空間と、そうではない空間の境界は、もともと危ういもの。インター

            スキ
            6

            飯塚幸三氏の業績と事件について

             2019年4月、池袋暴走事故を起こした飯塚幸三氏は、東京地裁で禁固5年の判決を受け、控訴せず刑が確定。2021年10月12日、東京拘置所に収容されました。刑務所で本当に5年間を過ごすのかどうかは不明ですが、刑に服した形です。  私は、亡くなった母子やご遺族とも飯塚氏とも関わりのない第三者ですが、ほっとしました。ただし、「ほっとした」の意味合いは、日本の多くの方とはズレていると思います。というのは、飯塚氏の実績は、私の過去の研究と無関係というわけではないからです。 飯塚氏の

            スキ
            18

            大学院博士課程(2014-)で最も不気味だった出来事

             私は2014年4月から、関西の大学院の博士後期課程(相当)に編入し、本当にいろいろいろいろいろいろ……あったけれど、2021年10月現在は博士論文を執筆中。  執筆しようとすると、その内容に関連する時期のトラウマティックな出来事が頭の中に勝手に飛び出して絶叫しそうになるけれど、なんとか博士論文に取り組んでいる。  本記事では、最も不気味だった出来事を紹介したい。  修士・博士(満期退学)・博士(現在在学中)と3つの異なる大学院に在学した経験を持つ私は、もちろん過去の大

            スキ
            9

            松本杏奈さんから勝手に恩送りを受けることのススメ

             徳島の高校からスタンフォード大学への進学を勝ち取り、9月から同大学で学生生活を開始した松本杏奈さんに、私は皮肉でもなんでもなく感謝しています。  そして、松本さんに数々のモヤモヤした感慨がぶつけられていることに、松本さんの親世代より少し上の世代として、心を痛めています。  率直に言えば、ムカつくぜ。いい大人が何やってんだよ! モヤモヤ感慨1:「『日本の地方無名校から米国一流大学進学のロールモデルはアレだ』となり後の世代が迷惑」 松本さんに対する「『日本の地方無名校から米国

            スキ
            13

            まちづくりは人権とは無関係、ってこと?

             2021年9月19日、午後17時ごろ、信じられない発言を見聞してしまった。  今、起こったことを、ありのままに話すよ。 とある「まちづくり」の集まりでのトンデモ差別発言 この日の午後、住む人々も商店の数々も街自体も個性的かつ魅力的であることが知られる杉並区のとある街で、おそらく後年「まちづくり」の一つのマイルストーンとなるであろう出来事がありました。長年、この街のために尽力してきた方々を含むグループが新しい拠点を設け、オープニングの講演会(zoom)が行われたのです。私自

            スキ
            13

            「親ガチャ」のハズレを生き抜くには?

             「親ガチャ」という用語が、物議のタネになっています。  親に対する「産んでくれと頼んだ覚えはない」という悪態、あるいは「親は選べないしねえ」という嘆息は、おそらく1950年代や1960年代には一般的だったのではないかと思います(戦前は、「産んでくれと頼んだ覚えはない」という子の悪態に、親は「じゃ、勘当」と応じることができました)。  「親ガチャ」という用語が示す内容は、多くの「イマドキの若い者は」「イマドキの言葉遣いといったら」と同様に、古くから一般的に存在していたはず。私

            スキ
            21

            情報募集:生活保護の窓口の建物と配置と使い心地について

             2021年9月現在、中野区が福祉事務所(生活保護の窓口を含む)を本庁外に移転させようとしている問題が焦点となっています。  詳細は、小林美穂子さんのご記事「東京・中野区区役所の新庁舎から排除される『生活保護課』、差別はこうして作られる」、およびいくつかの報道によって、関心を持つ方々には比較的広く知られています。  そもそも、福祉事務所の建物や配置はどのようであることが望ましいのでしょうか? 私は出張先で、「そこに福祉事務所があれば行ってみる」ということを励行してきました

            スキ
            21