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記事一覧
読書メモ 図書館で借りた本(2024年3月11日返却)
ニール・ソンプソン,杉本敏夫訳. (2004). ソーシャルワークとは何か.
社会保障や社会福祉が、制度としては日本に比較的近い英国でのソーシャルワーク論。2000年前後の英国の状況が理解できるという意味でも有用。詳細こちら。
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ダレン・マクガーヴェイ , 山田 文 訳. (2019). ポバティー・サファリ イギリス最下層の怒り.
インターネット恐怖症と克服の記録
パソコン通信から数えれば、ネットワーカー歴30年超。インターネットが一部の尖った人たちのものから一般ピープルのものになっていくプロセスを、リアルタイムでワクワクしながら見てきました。でもこの5年間ほどで、ネット空間との付き合いを少しずつ減らしてきています。特にGoogleのサービスや、「フレンド」「スペース」など閉じた場を作ることのできるSNSの使用は、どんどん減らしてます。しんどいから。
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飯塚幸三氏の業績と事件について
2019年4月、池袋暴走事故を起こした飯塚幸三氏は、東京地裁で禁固5年の判決を受け、控訴せず刑が確定。2021年10月12日、東京拘置所に収容されました。刑務所で本当に5年間を過ごすのかどうかは不明ですが、刑に服した形です。
私は、亡くなった母子やご遺族とも飯塚氏とも関わりのない第三者ですが、ほっとしました。ただし、「ほっとした」の意味合いは、日本の多くの方とはズレていると思います。というのは
大学院博士課程(2014-)で最も不気味だった出来事
私は2014年4月から、関西の大学院の博士後期課程(相当)に編入し、本当にいろいろいろいろいろいろ……あったけれど、2021年10月現在は博士論文を執筆中。
執筆しようとすると、その内容に関連する時期のトラウマティックな出来事が頭の中に勝手に飛び出して絶叫しそうになるけれど、なんとか博士論文に取り組んでいる。
本記事では、最も不気味だった出来事を紹介したい。
修士・博士(満期退学)・
「東大卒マスク拒否おじさん」の経歴から読み取れること
国内線旅客機内でマスク装着を拒んで飛行機を緊急着陸させた「マスク拒否おじさん」が、2021年1月19日に逮捕され、経歴が話題になりました。
「侮辱罪だ! 謝罪させろ!」逮捕された“マスク拒否おじさん”は東大出身の研究者だった《捜査員相手に大暴れ》
私は21歳のときから、概ねずっと研究の世界とのつながりを持っています。時期により、付き合い方は「片足だけ」「足の指1本だけ」という場合もあります
3分間感染シミュレーション ~「みんなの・みんなによる・みんなのためのシミュレーション」へ
昔、昔、その昔の1990年代、私は計算機シミュレーションの研究者を10年間やっていました。その後ライティングに転じ、今は「生活保護と社会保障のヒト」と思われてしまっています。
しかし、科学・技術に関するライティング歴の方が長いし、著書もそちらの方が多いのです(Amazon著者ページ)。感染シミュレーションの話を聞くと、あああ若いころの血がうずく。「アマビエ」ならぬアマエビをつまみにコロナビールを
新型コロナウイルスが大学や研究機関にもたらす”チャンス”
非常に不謹慎だと自覚しつつ、敢えて言う。
新型コロナウイルスは、日本の大学や研究機関にとっての”チャンス”だ。もしかすると、最後の”チャンス”かもしれない。
この20年、少子化の進行とともに、大学の数や定員は減少させる必要性があるとされてきた。確かに、18歳人口が最も多かった時期、それだけの大学や大学生が本当に必要だったのなら、少子化が進行すれば、「余剰大学」や「余剰大学生」が生まれるこ