頑張ることが良いこと、というわけでもないらしい

今回体重を量ったら、自分的にはかなり増えてました。
ショックです、はい。
先生からは、それでも少ない方と言われましたが、どうしても「痩せたい」欲求が出てきてしまうのです。
本当に、過去の自分がどうやって痩せたのか、全然分かりません。
苦しい思いはした、それこそかなり頑張った記憶があります。
でも、今の自分に同じ努力をしろと言っても、「苦しい、辛い、絶対に嫌」と返ってくるだけです。
また、昨日の記事の通り、職場で新しく来る人に対する劣等感についても相談しました。
そのことを考えて、「頑張ろう」と思えるのなら良いけど、劣等感を抱くのなら考えない方がいい、と至極最もなアドバイスをもらいました。
ここで思ってしまうのが、じゃあどうすれば自分より優れている人を見て「頑張ろう」と思えるようになるのかですが、これについて、
「頑張ろうと思える人もいれば、頑張ろうと思えない人もいる。頑張ろうと思える人は負けず嫌いだったりするわけだけど、別にそれが良いことというわけでもないし、目指さなくていいのでは?」
と言われ、目から鱗が落ちたような気持ちになりました。
自分が負けず嫌いな要素がないかと言われたら、そんなわけもなく、ゲームで負ければ泣き、テストで悪い点を取ればわめくような人間です(それはそれで大問題)。
特に前の前の職場や前の職場では、「頑張らなきゃいけない」と思ってばっかりで、でも出来なくてと、「頑張る」という感情が全くないわけでもありませんでした。
今の仕事に関しては、その「頑張る」という感情が低下してきて、それが悪いことだと思っていたのですが、そうでもないという価値観が存在することに、衝撃をうけたのです。
いや、頑張らない生き方も素敵ですし、頑張れないことが悪いことだとも思いません、「他の人に対しては」。
ただ自分に対しては、本当に人として欠けていて、努力してそれを埋めなきゃいけないはずなのにそれも出来なくて……、という感じなので、「頑張れない自分は駄目」という考えが、払拭できないのです。
それに、「頑張れないことが悪いわけではない」というのはすんなり聞き入れられるのですが、「頑張ることが良いことというわけでもない」というのは、何か抵抗があるというか、衝撃を受けたというか、「え、いいの!?」という感じだったのです。

「頑張らなきゃいけないのに頑張れない」と悩むくらいなら、最初から頑張らないという選択肢を取る、何か、凄く悪いことをしている気分です。
体重もそうで、好き放題食べて、太ったっていいというのは、犯罪に近いくらい、いけないことのように感じてしまうのです。

良い悪いって、一体なんなのでしょうね。

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