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読書する子は勉強ができる⁉~読めば読むほど知識が増えます。読解力が身につきます~

読書は未知に出会うことができます。
ある時は夢の世界に誘われ、ある時は真実を教えてくれます。

読書は成績向上を狙ってするものではありません。
ただ、読書をする子は成績がよいのか?という質問を受けると、答えは躊躇なくYESです。

読書量と勉強の出来は比例します。
読書量の多い子は、国語の成績が良いです。
知らず知らずと読解力がついているからです。

逆を返せば、国語の成績が悪い子は本を読みましょう。


読書は国語の成績に有効なだけではありません。あらゆる教科に影響します。
例えば、算数。

基礎の計算を知っていても、文章題になると、問題が読み取れずに難しいと感じてしまう現象です。

「あやかちゃんはバスに乗りました。あやかちゃんの他にはお客さんが5人乗っていました。次のバス停で、ふたり乗り6人降りました。今、バスには何人乗っているでしょう。」文章が少し長くなるだけでこんがらがってしまう子。

もしかしたら、読書量が足りないのかもしれません。

ひっかけ問題でもない、
いじわるクイズでもない、
簡単な計算問題。

問題文には、数字が「5」と「6」しか見えません。
しかし、「1」が隠れています。「2」も出てきます。
このことが読み取れないのです。


とは言え、「読書」に「今すぐ成績を上げる」という即効性はありません。幼い頃からの積み重ねによって、「読書」が「勉強」に有利となるのです。

大学受験を控えて、という年齢になると、読書をする余裕はなくなります。保育園・幼稚園児、小学生は、たっぷりと時間があります。
自由な時間、読書のための時間があるのです。

「…の場面の、筆者の気持ちを考えなさい」という問題があります。
お話の一部分だけを読んで答えさせる。

こういった問題に答えられないからといって、小手先だけで読み取れるようにしたいというのは難しいことです。

多くの活字に触れ、
その作品を楽しみ、
違う世界に没頭し、
著者の思惑を考える。

…そういったことで、読解力というのは自然と身についていくのです。


読書する子は勉強ができます。

しかし、まずは、成績を考えるのではなく、
ただただ読書を楽しみます。




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