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赤りんご
2021年11月16日 11:50
どうも、紅りんごです。読書の秋……グダグダしている内に冬に差し掛かりつつあるので、急いでしたためる次第です。それでは、43冊目となる作品はこちら。 43冊目は有名ミステリ作家によるアンソロジー『神様の罠』。運命に翻弄される人間、彼らの特異な人生が描かれる作品です。今回は、各話を順を追って紹介していきたいと思います。 1話目は、乾くるみ「夫の余命」。病院の屋上から飛び降りた女。その脳裏に浮
2021年10月31日 19:43
お久しぶりです。ここ数週間忙しくしていたのもあり、更新できていませんでした。色々書きたいものもありましたので。 42冊目は辻村深月『水底フェスタ』。田舎の青年は都会から来た少女に出会い、自分の置かれている環境の奇妙さに気付かされていく。ラストシーンが鮮やかな光景で脳裏に浮かぶ作品です。 田舎の山で開催される音楽フェスタ。少し前まではそういうライブに行く人の良さがよくわかりませんでした。し
2021年10月14日 23:28
どうも、紅りんごです。昨日からロミオとジュリエットを読んでいて、今日読み終えました。憎しみを歌い、悲しみを歌い、そして愛を歌う。きっと原本をスラスラと読めたら楽しいだろうな……と思いました。ジュリエットを仮死状態にさせた薬、そしてロミオを死へと導いた毒薬。薬も過ぎれば毒となる。今日はそんな作品を紹介します。 41冊目は中山七里『ヒートアップ』。特殊体質の捜査官と頭脳派ヤクザの異色のタッグが違
2021年10月12日 23:13
どうも、紅りんごです。今日一日しゃっくりが全く止まらなくて、と書いている内にしゃくりが止まってました。助かりました、息を止めてても止められないですからね。びっくりすると止まる、とも言うので今日は驚愕の結末が待つ作品を紹介します。 40冊目は辻村深月『盲目的な恋と友情』。吹奏楽部に所属する女子二人、固い友情で結ばれている二人だったが、美しい方の一人が指揮者と恋に落ちたことによって、二人の友情は
2021年10月10日 20:13
どうも、紅りんごです。最近は、太陽の光もだんだんと弱弱しくなってきて少し悲しいです。まぁ、それでも夕陽は綺麗なままですね。今日はそんな日が落ちる頃に関わる作品です。 39冊目は湊かなえ『落日』。有名映画監督は、過去の思い出を映画にするために、五流脚本家真尋に調査を依頼する。とある事情を抱える真尋と監督、何の接点もない二人の人生は、調査を進める内に交わり、驚きの真相が明らかとなる。過去を乗り越
2021年10月8日 18:25
どうも、紅りんごです。昨日は大わらわで更新できていませんでした。質を保つために、更新頻度をもう少し下げようかな、とも思います。それでは、どうぞ。 38冊目は中山七里『カインの傲慢』。十代の少年の相次ぐ不審死、彼らに共通しているのは、肝臓が一部切除されていたということ。事件を追う犬養は留学生問題、そして臓器移植問題へと足を踏み入れていくことになる。 カイン、確か前に紹介した芦沢央さんの作品
2021年10月5日 23:32
どうも、紅りんごです。冬に近づくと、空気が澄んできて星が綺麗に見える、と聞きますが、私の住んでいる所は夜でもかなり明るいので、残念ながら星は見えないんですよね。悲しいです。なので今日は星を探す作品を紹介したいと思います。 37冊目は河野裕『昨日星を探した言い訳』。とある学校を舞台に展開される青春群像劇。恋愛小説でありながらも、お互いに自立しているヒロインとヒーローの在り方、対話で展開される哲
2021年10月4日 20:20
どうも、紅りんごです。ギチギチに詰まった時間割、ようやく始まった授業にへとへとの毎日。眠気眼をこすりながら更新していきます。 36冊目は綾辻行人『Another2001』。Anotherシリーズ三作目である本作は、全二作の集大成となっている作品。(更に次回作の構想もあるみたいです。)本作では、更に呪いの本質について切り込まれており、世界観がより分かりやすくなりました。これからどんな展開してい
2021年10月3日 23:12
どうも、紅りんごです。これまでよりもさらに本を読み、語彙力等を高めようと続けてきた読書と読書報告。6月末日から今日でようやく100冊読むことができました。あまり無理しなくても意外に本は読めるものだと感心しました。賢くなった、なんてことは無いですが、様々なジャンルや題材の小説に触れることで思考の幅は広がったように感じます。まぁ、とはいえまだ100冊。大学生になるまでにもそれなりには読んできましたが