見出し画像

読書と平凡な日常35 山猫軒

 どうも、紅りんごです。これまでよりもさらに本を読み、語彙力等を高めようと続けてきた読書と読書報告。6月末日から今日でようやく100冊読むことができました。あまり無理しなくても意外に本は読めるものだと感心しました。賢くなった、なんてことは無いですが、様々なジャンルや題材の小説に触れることで思考の幅は広がったように感じます。まぁ、とはいえまだ100冊。大学生になるまでにもそれなりには読んできましたが、教えて頂いてる先生がおっしゃるには、30,000冊読んでいると文章を書く上の土台ができる、とのこと。これまでの多くは小説だったので、これからは他の種類の本にも手を伸ばしていきたいと思います。それでは、今日も張り切って紹介していきます。

きま

画像2

 35冊目は辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』。人生に嫌気がさし、自分の殺害を依頼した少女と依頼された少年。クラスメイトでも、今まで接点の無かった二人に生まれた奇妙な協力関係は二人を急速に接近させる。殺害計画を入念に練る間に育まれていく絆は、二人を生かすのか、それとも殺すのか。死と生の狭間で揺れ動く、美しい青春小説。

 個人的に終わり方がとても良いと感じました。思春期の不安定な心と死への前向きさ。向かう先の暗さと対照的な彼らの意欲に、先の展開が気になって仕方がなくなる小説でした。
 さて、今回の小説では、殺される側が殺す側に細かく注文を付けるオーダーメイド殺人でした。これに限らず、高い対価さえ払えば、概ね自分専用のものを作ってもらえる、というのは嬉しいことですね。ちなみに、私にもオーダーメイドで作って欲しいな、と思うものがあります。
 メガネです。生まれてこの方目が良い、親からも「紅りんごは目しか取り柄が無いんだから、目だけは大事にしなさい。」と冗談めかして言われる程なので、メガネをかけたことがありません。流石に少しずつは落ちてきていますが、流石にまだかけるほどじゃない。でも、メガネに憧れるんですよね。冷たく質素なフォルムから醸し出される落ち着いた雰囲気に心惹かれます。この際、伊達メガネでもいいからメガネをかけたい!! と思っている訳ですが、1つ問題があるのです。それは、似合うメガネが無い、ということ。今まで様々な形のメガネを試してきましたが、似合うものが全くない。ですので、こうなったら職人に依頼して、1から似合うものを作ってもらおう、という考えに至りました。
 結局、面倒だし、コンタクトにするような気がしますが、腕利きの職人も探してみることにします。困らせないように、注文は多すぎないように。ありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?