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読書と平凡な日常40 曖昧三センチ

 どうも、紅りんごです。今日一日しゃっくりが全く止まらなくて、と書いている内にしゃくりが止まってました。助かりました、息を止めてても止められないですからね。びっくりすると止まる、とも言うので今日は驚愕の結末が待つ作品を紹介します。

ももち

ももも

 40冊目は辻村深月『盲目的な恋と友情』。吹奏楽部に所属する女子二人、固い友情で結ばれている二人だったが、美しい方の一人が指揮者と恋に落ちたことによって、二人の友情は歪な形へと姿を変えていく。恋と友情、歪でいて美しい闇を見ることのできる作品。
 女同士の友情は存在するよ……でもね。という本作ですが、明るい女子の友情も是非是非見たいですよね。そんなあなたに紹介するのが、『ゆるゆり』と『らき☆すた』。登場するのはほとんど女の子ですが、ぎすぎすすることなく、幸せな空間を読んで味わうことができます。この二つの作品の魅力は微百合的な空間もそうですが、日常の些細な「あるある」を表現しているところだと思います。見ていて共感できるし、まるで自分の世界と地続きになっているようで作品に入りやすくなるんですよね。出来れば漫画の息遣いを味わって欲しいですが、アニメもあるので、そこから入ってもらっても大丈夫です。爽やかな青春のひと時、共に味わってみませんか?

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