【#5 顧問!】「けいおん!」を三幕構成で分析する
▶ 「三幕構成」を詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ😁 → シド・フィールドの「三幕構成」をバッチリ説明するぜ!!
分析対象
三幕構成
ポイント
本話は、「『軽音部の始まり(第1~4話)』と『軽音部の初めてのライブ = 学園祭(第6話)』をつなぐ回」です。
したがって、両者の間で発生するエピソード(= 発生させないとストーリーが破綻してしまうエピソード)が多数盛り込まれています。
具体的には、
・1:軽音部は、じつは正式なクラブとして認められていなかった
・2: 顧問探し
・3:さわ子先生が顧問に就任
・4:オリジナル曲の歌詞作り
・5:ボーカル決め
・6:澪がボーカルに就任
……といった具合。
さらに、
・1:学園祭(= 軽音部の初めてのライブ)が目前に迫っている
・2:唯らはオリジナル曲を制作・練習している
・3:和は生徒会役員だった
……といった新要素も次々と開示されていきます。
なお、前掲の「三幕構成図」には取り上げませんでしたが、「紬が百合好きである」と明かされるのも本話です。
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つまり……本話は、唯を中心とした軽音部4人の「心情や関係の変化」をじっくり描いてきた第1~4話と比べると、「エピソードを詰め込んだ感」「駆け足感」が強い。
「けいおん!」という物語にとっては必要不可欠な回ですが、しかし「けいおん!」らしさは比較的薄いと言えるでしょう。
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(担当:三葉)
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