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#転職活動
転職物語Ⅱ下 「新卒で適当に銀行を選んで良かった」
いざ書類が通ったところで、面接の段になると聞かれるのは決まって次のようなことだった。
「なぜ再び転職するのか」
「こうも短いスパンで動いているのはなぜか」
「どういう思いで転職をしてきたのか」
前回「転職物語」で記した1度目の転職についてはわりあい納得されることも多いが、2度目(今回の)転職についてはこれでもかと深堀りされる。
「今の会社でもできるじゃん」
「金もらいたいならもともと銀行にい
転職物語⑬ さいごに
転職に際しては、周りの人の横やりが多い。
と、様々だ。
しかし、こういう事をいう上司・親(ともすると友人)は、一体全体「あなた」の人生の何を保証してくれるのであろうか。「三年続けろ」と言った上司は、三年後の「あなた」のキャリアを何か保証してくれるのだろうか。
断じてそういうことはない。会社が潰れている可能性もあるし、会社に潰されている可能性だって当然ある。まして上司が「あなた」の首を切る可能
転職物語⑫ ㋣退職をし、新しい会社へ入社する
最終出社日を終えて、有給が消化出来たり出来なかったりするが、これは一応労働者の権利として消化していいということになっているらしく、「消化します」と言うことは悪いことではないらしい。
私は幸い、その点について上司から全く関心を持たれていなかったので、「勝手にしてください」的なスタンスの上司へと有給申請を突きつけた。これで退職日から逆算して有給を消化し、最終出社日が決まったわけである。
で、最終出
転職物語⑪ ㋬(離職していない場合)現職の会社と退職の交渉をする⑵
10年くらい前まで、水泳をしていた。
結構小さい頃から水泳をしていたのだが、一応目標は全国大会に出る、というそれらしいものであったわけである。まあ、当時はまず無理だろうと思いながら、楽しく水泳を続けていた。
あるとき偶然にも―これは他でもなく、私以外のメンバーに依る所が大きいのだが―、リレーでの全国大会出場が決まった。「え」と思ったと同時に、目標が思いがけず達成されたことで、「これから何のた
転職物語⑨ ㋭面接とかをして内定をもらう⑶
加えて、言葉で色々と伝える経験は、当たり前だが多い方が絶対にイイ。友達に「こうしたい」「ああしたい」と喋るも一つだし、とにかく面接は練習あるのみである。日々の会話もその練習になっているから、形式に拘らず自分のビジョンとかそういうものをアツく語れる友達を作っておくとやりやすいと思う。
ただ、昨今の友人というのは極めて薄っぺらい話しかできないことが多いように思うし、何よりそういう人生観とかいったとこ
転職物語⑦ ㋭面接とかをして内定をもらう⑴
さて、面接である。先に申し上げたように転職における書類通過率は新卒の時と比べかなり低くなってしまうから、面接の一回一回の機会が極めて貴重である。きちんと対策をしたうえで臨まれたい。
転職の時になると筆記試験も(申し訳程度に)行う場合もあるが、殆どが面接で採用の可否を決定するもののようだ。加えて面接の回数も大概1~3回位で終わるケースが多くて、新卒の時のように「六次面接」的な、不毛ともいえるほどの
転職物語⑥ ㋥実際に応募する
色々検索して、応募する段になるまでには少しばかり時間がかかるものである。というのも、先述したように㋩の段階が一番楽しいからである。切羽詰まった状況であったりしない限り、そこから抜け出すのには難儀するものだ。
しかし動かねば何も始まらないし、転職する意思が本当にある人間であれば「とりあえず送ってみるか」ということで、知らず知らずのうちに実質的な転職活動がスタートしていたりする。転職活動だと結構返信
転職物語⑤ ㋩企業や業界などを絞りながら、転職先の企業を検索する
転職しようと思ったときには、ポジティブなものであれば当然ながら、ネガティブなケースでも「今よりも楽な仕事がしたい」というアプローチから、ある程度自分なりに企業や業界、業種で絞り込みをかけているものである。㋺でいろんな人に話を聞いたり実際の求人の案内を見ていたりすると、自分なりにこういう仕事がしたいとか、もっとまともな仕事をしたいとか、具体的に様々な思いが想起されるものである。
このフェーズが、結
転職物語④ ㋺転職サイトに登録したり転職コンサルタントみたいな人に話を聞きに言ったりする
㋑に述べたような気持ちを日々抱いていると、不思議と「でも、我慢しなきゃ…」と思う人と「転職について調べてみよう」と思う人の二つに分かれる。
大概、前者は非常にまともな社会人であり、組織の歯車となっていくものの順調に社会に溶け込んでいく人でもある。
ポジティブな感情であれネガティブな感情であれ、それらの感情が強いほど人は実際に動く。つまり、「絶対に起業するぞ!」と思っている人とか、「ストレスで死