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ゼロからの為替取引

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記事一覧

FX初心者の負ける原因は?

根拠のないトレード

FXで勝つためには、相場分析をしっかりと行い、自分なりの取引戦略を立てることが大切です。しかし、負ける人の多くは根拠のないトレードをしてしまう傾向があります。つまり、自分にとってのエントリーポイントやリスクマネジメントの基準を決めずに、勘や直感で取引をしてしまうことがあるのです。

過剰なレバレッジの使用 

FXではレバレッジを使って小さな資金でも大きな利益を狙うことができ

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FX初心者向け.キリ番には気を付けよう!

FXキリ番とは、外国為替証拠金取引(FX)において、価格が整数単位で変動する箇所を指します。例えば、USD/JPYの場合、100円、101円、102円などがキリ番となります。
(小数点以下も注意が必要)

一般的に、キリ番は注目される場所であり、価格がその値に近づくと、多くのトレーダーが注目し、取引が活発化する傾向があります。そのため、キリ番を突破すると大きな値動きが発生することがあります。

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FXで値動きに関わるアメリカの経済指標を解説

アメリカ経済の動向は、世界経済に大きな影響を与えるため、投資家やFXトレーダーにとっては非常に重要です。アメリカ経済の状況を知るためには、経済指標を把握することが必要です。以下では、アメリカの経済指標の中でもFXに影響を与えるものについて詳しく説明します。

GDP(国内総生産)
GDPは、国内で生産されたすべての財やサービスの金額を示す経済指標です。アメリカのGDPは、世界最大であり、世界経済に

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FXで最も大切な事。損切りを覚える!

FXにおいて、トレーダーが損失を最小限に抑えるために欠かせないのが損切りラインの設定です。損切りラインを決める際には、以下のポイントを考慮することが大切です。

まず、トレーダーが負担できる損失の最大額を決めることが重要です。これは、通常はトレーダーの口座残高の1%から5%の範囲内で設定されます。このリスク許容度を超える損失を出すことは避けるべきです。次のトレードに影響が出てくる為です。

次に、

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初心者用FX時間帯による値動きの特徴

FX市場は24時間取引が可能であり、世界中の様々な国々が参加しているため、時間帯によって市場の特徴や値動きに影響があります。

以下に、主な時間帯の特徴と値動きについて説明します。

アジア時間帯(東京時間午前7時〜午後4時)
アジア時間帯は、東京市場や香港市場が活発になります。また、オーストラリアやニュージーランド市場も開いています。この時間帯は、取引量が比較的少なく、値動きも比較的少なめです。

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FX初心者がなんとなく知っておいた方がいい曜日の特徴

月曜日:通常は相場が活発になります。しかし、金曜日の取引終了後に発生したニュースによって、月曜日に相場が大きく動くことがあります。

火曜日:相場が落ち着いてきて、トレンドが形成されることがあります。

水曜日:米国の重要な経済指標が発表されることが多く、相場が動きやすい日となります。

木曜日:通常は相場が活発になります。また、金曜日のポジション調整のため、逆張りトレードが行われることもあります

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ストキャスティクスって?

ストキャスティクスとは、テクニカル分析の一種であり、相場の過買い・過売り状態を示す指標の一つです。ストキャスティクスは、相場が上昇傾向にあるときには、価格が上昇し続けることはできないということを示唆します。逆に、相場が下降傾向にあるときには、価格が下落し続けることはできないということを示唆します。ストキャスティクスは、そのような過買い・過売り状態を示すために、相場の過去の値動きに基づいて計算されま

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ボリンジャーバンドって?

ボリンジャーバンドとは

ボリンジャーバンドは、1980年代にジョン・ボリンジャーによって考案されたテクニカル分析の指標です。ボリンジャーバンドは、移動平均線を中心に、価格変動の幅を示すバンド(帯)を2つ描画します。バンドの幅は、価格変動の標準偏差に基づいて計算されます。

ボリンジャーバンドには、以下の3つのラインがあります。

移動平均線:価格変動の平均値を示すラインであり、通常は20日単純移

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初心者向けMACDとは?

MACDとは、移動平均収束拡散指数(Moving Average Convergence Divergence)の略で、短期的なトレンドと長期的なトレンドの相互関係を示すテクニカル指標の1つです。主にトレンドの反転のタイミングを見極めるために用いられます。

MACDは、12日移動平均と26日移動平均の差を表す「MACDライン」と、9日移動平均のシグナル線と呼ばれる線を使って計算されます。MACD

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初心者必見!FXの相対力指数(RSI)について

まず、相対力指数(RSI)とは、株式やFXなどの市場において、価格の上昇幅と下落幅のバランスを計算する技術指標の一つです。具体的には、一定期間の価格上昇幅の平均値を、一定期間の価格下落幅の平均値で除し、その結果を100から引いたものがRSIとなります。

RSIは、価格の動きが過熱状態にあるかどうかを示す指標として利用されます。一般的に、RSIが70以上の場合は過熱状態とされ、売りシグナルとなる場

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超初心者がまず知っておくべき事

チャートの種類

FXチャートには、ローソク足チャート、バー(棒)チャート、ラインチャートなどがあります。それぞれ異なる見方や使い方がありますので、自分のトレードスタイルに合わせて適したチャートを選択する必要があります。

チャートの時間軸

FXチャートには、1分足、5分足、15分足、1時間足、日足などの時間軸があります。それぞれの時間軸によって、相場のトレンドや価格変動の大まかなイメージが変わ

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移動平均線(MA)の使い方

MAは、FX取引において広く使用されるテクニカル分析ツールであり、市場のトレンドを分析するのに役立ちます。

まず、MAの基本的な概念について説明します。MAは、一定期間の価格を平均した線であり、通常はチャート上にプロット(表示)されます。例えば、10日間のMAは、過去10日間の価格を平均した線です。MAの長さは、分析に使用される期間に応じて変化することがあります。

MAの主な目的は、トレンドの

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初心者の為のテクニカル分析に有効なインジケーター

移動平均線(MA)

移動平均線は、短期の価格変動を平滑化し、トレンドを見極めるために使われます。例えば、10日MAと50日MAを用いることで、短期のトレンドと長期のトレンドを確認することができます。トレンド転換のシグナルとして、2本のMAのクロスが使われることがあります。

相対力指数(RSI)

RSIは、過去の価格変動から、買われすぎや売られすぎのレベルを計算します。70以上のRSIは、買わ

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初心者必見!レンジ相場とトレンド相場を解説

FX市場では、価格がレンジ相場とトレンド相場の2つの形態をとることがあります。今回は、この2つの相場形態について詳しく解説します。

【レンジ相場とは】

レンジ相場とは、価格が一定の範囲内で上下に振れ動く相場です。価格が一定の範囲内で推移するため、トレンド相場に比べて相場の予測が比較的容易であるといえます。一方で、トレンド相場に比べて値動きが鈍い傾向にあるため、トレードの機会が少ないという特徴も

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