初心者の為のテクニカル分析に有効なインジケーター

移動平均線(MA)

移動平均線は、短期の価格変動を平滑化し、トレンドを見極めるために使われます。例えば、10日MAと50日MAを用いることで、短期のトレンドと長期のトレンドを確認することができます。トレンド転換のシグナルとして、2本のMAのクロスが使われることがあります。

相対力指数(RSI)

RSIは、過去の価格変動から、買われすぎや売られすぎのレベルを計算します。70以上のRSIは、買われすぎを示し、30以下のRSIは、売られすぎを示します。トレンド反転のシグナルとして、RSIが70以上、もしくは30以下に達した場合に売買シグナルが出されることがあります。

MACD

MACDは、移動平均線の収束・発散を計算することで、トレンド転換のシグナルを出すことができます。MACDがシグナルラインを上回った場合、買いのシグナルとなり、MACDがシグナルラインを下回った場合、売りのシグナルとなります。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線から一定の標準偏差を引いた上下にあるバンドを示すものです。価格がバンドの上下に接近した場合、価格変動が過剰になっている可能性があるため、トレンド反転のシグナルとして使われます。

ストキャスティクス 

ストキャスティクスは、価格が一定期間で取りうる価格範囲の内、どの程度の範囲で値動きしているかを計算し、レンジ相場の状態を示します。トレンド反転のシグナルとして、ストキャスティクスが80以上、もしくは20以下に達した場合に売買シグナルが出されることがあります。

以上が代表的なインジケーターの使い方です。

シンプルに使う場合もあれば複数を組み合わせて使う人もいます。
次は各インジケーターをもう少し詳しく説明していきます。

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