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【時事】〈イランの報復〉

こんにちは。

1月8日、イランによる報復攻撃が行われたと、各国メディアから伝えられました。

●イラン、米軍駐留のイラク基地にミサイル攻撃 (AFP通信)

●イラン、米軍駐留のイラク空軍基地に向け、ミサイルを発射 (The Guardian)

【報道の概要】
1月8日、イランは米軍が駐留するイラクの基地2か所にミサイル攻撃を実施した。
先週、イラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・スレイマニ司令官が米軍の無人機攻撃によって殺害された。今回の事件は、その報復を誓ったイランの初めての攻撃となる。

イラン革命防衛隊は、米軍による反撃があれば「更に激しい報復を行う」とし、イスラエルなど米国の「同盟国」を攻撃すると牽制した。また、革命防衛隊は声明で「米国民に対し、これ以上の損失を避けるため、また米兵の命が米政権の募るばかりの憎悪にこれ以上脅かされないために、(中東に駐留する)米軍を撤退させるよう忠告する」と述べた。

イラン国営メディアは、この攻撃により「少なくとも80名の米兵及び軍関係者」が死亡したと報じた。
一方で、トランプ米大統領は「米国人やイラン人の死者は出なかった」としており、同時に、イランに対しては直ちに「厳しい追加制裁」を科すと表明した。

また、イランでウクライナ機が離陸直後に墜落し、乗客176人全員が死亡するという衝撃的な事故も発生している。同機はイランの首都テヘランからウクライナの首都キエフへ向かう予定だった。

イランや米国の関与は今のところ報じられていないが、時期が時期だけに今後も注目する必要があるだろう。

●イランでウクライナ機墜落、乗客176人全員死亡 (AFP通信)

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