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りおpre.「終わりがあるから美しい」なんて言葉を嘘にしたくて
りおちゃんと初めて会ったのは去年の夏 弾き語りのカメラマンで入ってもらってた。 その時の印象は大人しくてバンドがめちゃくちゃ好きな女子高生。 その時は一緒にバンドするなんて1ミリたりとも思ってなかった、当たり前だけど。 それから何回か会って、春西大作戦vol.1で「春西バンド」を組む事になって知り合いのベースで浮かんだのがりおちゃんだったから声をかけた。 したいって即答してくれてそれが私たちのバ
もっとみる私は君にとって何番目?
少し涼しくなった夕方、会えない日を乗り越えて君の仕事の帰りを改札で待っていた。
もうこの駅までの道のりも慣れた頃だった、
一本の電車が目の前に停車した。
降りてくる人混みの中辺りを見渡して君を探す。君と目が合った。
私の顔を見た瞬間に目元が緩んで小走りで向かってくる彼は愛おしかった。
「お疲れ様」「ありがと、お待たせ」
いつも手を握ってくるのは君の方から、
他愛もない話をしながら歩いてい