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育児なのに怒っちゃうの?

何かしらの育児をしていると、

「怒るんじゃないですよ、叱るんですよ」

みたいな格言?のようなものに出会う。

その言葉は子どもが悪いこと、危険なこと、その他やってはいけないことをしたときの対処方法として出現する。

まぁ育児を数ヶ月やっていれば、数十回は出会う、そんな言葉だと思う。

そして、その違いを意味を知らなくても何となく、確かに間違ってはいないような気にさせる。

そして、そりゃ言葉が違うんだから、その意味は違うだろうし、使い方も違うだろう。

とはいえ、正直僕はどーでもいい。

こんな言葉遊び、、、と思っていたのですが、改めて調べてみました。

Google先生であちこち見てみると、

「怒るは自分の感情を相手にぶつけること、叱るは諭して良い方向へ促すこと」

と、そんな説明が見つかった。

確かに自分の感情をぶつけると言われると、なんか悪いことのように感じてしまう。

逆に「諭す」なんて言葉を体現するためには、自分はどれだけ高尚な人になったら良いんだ?

と変な不安に煽られる。

そんなことは置いておいて、

「怒らないで叱るんだよ」

そう指摘する記事もそこら中に見つかった。

ここで懺悔する。

僕はやっちゃいけないこと、やってほしくないことをする子どもに対して、感情を込めて伝えることがある。

つまり、上の説明で言えば僕は確実に怒っている。でも僕は、そこに間違いはないと思う。


怒るってダメなの?

自分の子どもがやっちゃいけないこと、やらないでほしいことをした。

それに対して感情を込めて伝えることの何が悪い!と僕は開き直ることにする。

「本当にダメなことなんだ!」

そう伝えるために言葉に熱が入る、熱を込めることに何ら間違いなんてないと思う。

そう思っていたとしても、

感情が伝えることもあるよね?

なんてことを言い訳で言おうものなら、虐待だとか、それじゃ子どもに伝わりませんよだとか、

もう、否定の声が矢のように降り注ぐ。

でも言いたい。

感情が伝えることもあるよね?

例えば、僕はドラえもんとか、クレヨンしんちゃんの映画が好きだ。

その中には名言と言われる言葉がある。

気になる人は「クレヨンしんちゃん 名言」とかで調べたら出てくるんじゃないかな?

知らんけど。

話を戻すと、

そんな胸や頭に「何か分かんないグッとくる何か」を届けてくれる名言たちは、必ずといって良いほど高い熱量を帯びていたりする。

それは激昂して叫ぶとか泣きじゃくってるとか、そういうことじゃない。

必ずしも発言者の熱量が発言者の言動に反映している訳ではない。

でも、確かに「伝えたい」という感情がそこにあって、その熱量は凄まじい。

そして、そんな感情が乗った、熱量の高い言葉でしか伝わらないこともある。

だからもう一回言いたい。

感情が伝えることもあるよね?


ポイントを間違っている人もいる

でもさ、確かに怒りかたというか、感情を乗せるポイントを間違っている人もいるよね。

それは、

・何回言えば分かるの?

・前も言ったでしょ?

・なんで言うこと聞けないの?

みたいな言葉に感情を乗せちゃう人。

だってそうでしょ?

子どもが言うことを聞けないのは当たり前なんだから。そこに感情を乗せちゃダメだよね。

伝えるべきことは、「ダメなことはダメ」ということであって、親の言うことを聞いたかどうかじゃない。

だから、

子どもがダメなことをする。

それについては叱ろうが怒ろうが、感情が乗ってようが諭そうが、そんなことはどうでもいいんだけど、

「親の言うことを聞いたかどうか」ということについては、聞かないのが当たり前。

そこを怒っちゃダメだよね。

でもさ、なんで怒っちゃうんだろ?

たぶん期待しているからなんだよね。

分かる、分かる。

自分の子どもなんだから期待しちゃう気持ちは120%理解できる。

でもさ、そんな身勝手な期待は捨てようね。

期待するっていうのはそういうことじゃないはずだよね。そんな期待についてはまた別のお話で。

おしまい。

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