のらりくらり、気持ちのうつりかわり。
目覚めたらスマホが表示する時刻は9時50分だった。急がなければゴミ収集車が行ってしまう。寝ぼけ眼をこすりながら部屋中のゴミ箱を集め、45リットルのゴミ袋にガサガサと移し替えていく。寝癖を隠すニット帽を被って、外に出る。幸いにも収集車はまだ来ていないようだった。無事にゴミを出し終えて帰宅し、相方と再び7畳半の中に広がるベッドの海に潜り込む。怠惰で最高な土曜日の予感。しかし、夕方には大学の先輩の結婚パーティに参加する予定があった。場所は飯田橋のカナルカフェだったのだが、相方が靴を