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最近の記事

Anticon

遡るに初来日、今はなき新宿リキッドルームでのステージを最前列で当時の恋人(WHY?のヨニさんの事が好きで、二度目の来日も一緒に観ていて、その際は私撮影でヨニさん&恋人のツーショットを撮らせてもらった)と一緒に観た。そのライムに囚われない奔放な姿勢。デリバリーの豊富さ。アヴァンギャルドなスタイルに潜むユーモア。もう、完璧であった。なんというか、こんなにもかっこよくてチャーミングな、それでいて逸脱しながらもぎりぎりなところでヒップホップに回帰したりと短いパフォーマンスながらも完全

    • DUB SONICタケさんへ

      むかしタケさん(DUB SONIC/Také Rodriguez/波動砲)から直接出来立てほやほやだというSonic Plateのコンピレーションを頂いた事があった。数日後、お礼も兼ねて感想メールをさせてもらった際、「レゲエやダブっぽくないですよね」とお伝えしたら、「◯◯くん(私)はわかってくれると思うけど、これは俺なりのダブだから」という発言を鮮明に覚えていて。でも、今改めて聴くとその時タケさんが言ってた事の何割かは理解出来る様になった気が、なんて思う2024春(そして今年

      • Takéさんのミックステープ群が最高なんです

        水曜日、晴れ。今週は有休消化もあり、休日三昧。昼は数日前から決めていた看板猫2匹のいる町中華再訪一択、開店時間の11時に照準を合わせて突撃。家から結構な距離にあるところなのだけど、もうここに関しては行かざるを得ない。お、奥の座敷とベランダで各々眠っていらっしゃる。か、かわいい…前回は2匹並んで爆睡していたけれど、今日は別々に毛繕いをしたり、目が合ったらサイレントにゃー(か、かわいい…)をくれたり後頭部を見せつけてきてくれたり(撫でろという解釈をしたので撫でまくる)最高の時間。

        • Jazz Fudge

          土曜日、曇り。今年はまだ殆ど肉眼で桜を見れていないので行きつけのお店で買った白餡とクリームの今川焼き片手に、近所の桜スポットを知る為に近所を徘徊するも、この辺りは桜も猫もあまりない/いない地域のようだ。年明けまで住んでいたところは窓を開けたら目の前桜だったし、地域猫も溢れたところだったのだが。で、散歩をしながら昨夜盛り上がった事もあり、自分がヒップホップに惹かれていったきっかけはなんだったっけかなと思い出してみる。 初めはおそらくIndelible MC'sの12インチ、「

          SCUM OF THE EARTH 2

          土曜日、晴れ。昨年末、高円寺tataでのArt into Life展以来となる高円寺は、この時同様再びtataへ。LOS APSONヤマベさん(以下、アメラ店長)の個展「SCUM OF THE EARTH 2」(因みに前回も勿論伺った)。しかし、あの寒過ぎた年末から3ヶ月しか経っていないのに今日は夏の様な陽気で24度位まで気温が上昇したみたいで、コーチジャケットとニット帽を脱ぎ捨てたくなる様な最高の陽気。tataに到着後、早速例のドラクエよろしくなハシゴ(not階段。FF7リ

          SCUM OF THE EARTH 2

          飴屋法水 - たんぱく質

          土曜日、曇り時々雨。待望の飴屋法水「たんぱく質」を百年で買い(署名入りでした)、ココナッツディスクが祝40周年と言う事で伺う。CDを2枚しっかりと購入。ロゴ入り粗品タオルを頂き大変嬉しい。ちょうどフェイスタオルをもう少し買い足したかったのだ。タオルハンガーにかける絵面は既に浮かんでいる。ありがとうございます。あ、帰宅してから思い出したが前田隆弘「死なれちゃったあとで」を買い忘れている。「たんぱく質」は、約30点程の写真が全編に掲載されているそうで、その写真を手掛ける志賀理江子

          飴屋法水 - たんぱく質

          我が青春のはてなダイアリー

          去年の末、久しぶりにnoteを記してからというものちょくちょく書くようにしているのは、その昔はてなダイアリーというものを頻繁にやっていた頃の(この頃と今とでは文章も好きな音楽の類いも基本あまり変わってないように思う)「当たり障りのない日常を音楽と絡めて綴る」みたいなものを掲げていた(様な)気がするのだけれど、再びそれに似た気持ちが舞い戻ってきたのかもしれない。だので、まあ月一程度書けたらいいなと思ったら今月は結構頑張っている。 あの頃のはてなダイアリー及び微熱王子のはてなア

          我が青春のはてなダイアリー

          鳥山先生

          鳥山先生が亡くなってからというもの、Dr.スランプを読み直したいという思いが日に日に増しており。しかし、読むならジャンプ+でも完全版でも愛蔵版でも文庫版でもなく、最初期のオリジナルジャンプコミックス版で買い直したいという熱き思い。やはりオリジナルの表紙のタッチとかが好きなんですよね。Xにも書いたけれど、オボッチャマンくんの人柄(彼もアラレちゃんも最早ロボットではない)、聡明さや真っ直ぐさ、アラレちゃんに対する想いなんかを丁寧に描いている幾つかのエピソードはDr.スランプでは屈

          鳥山先生

          David Mancuso - The Loftの想い出

          土曜日。とてもあたたかい日だったので、一枚脱いで家を出て大正解。少し歩いたら更に一枚脱ぎ出したくなる、そんな日和。2ヶ月前まで住んでいた周辺は猫天国だったので、それ目当てで赴いてみる。普段あったかい日は軽く10匹はいる筈なのに、今日は2匹しかおらず。今のところは2ヶ月住んで2匹位にしか遭遇してない地獄の様なタウンなので、散歩がてらここへ来る必要性を強く強く感じた。 引っ越しから既に2ヶ月が経過しているけれど、買わねばならぬものはまだまだある状況。フェイスタオルや日用品を買い

          David Mancuso - The Loftの想い出

          Opuesto

          Opuestoという、個人的には土俵ORIZIN(彼等がリリースしてきたミックステープ群、土俵MAGAZINEシリーズ含む)と共に日本のアンダーグラウンド&アブストラクトシーンになくてはならない強烈な存在感を放っていたと思うこの2つのクルーの共通項は、軸にアブストラクト/ヒップホップがあるだろうけれど、そこにエレクトロニカやダブ(ダブに絞り込んだDJ Nessillの「City of Dub」は私的ダブミックスCDクラシック)等もカタログには並んでいて、Opuestoのそんな

          2024愛聴盤3選

          ここ数年新譜&新品のCDやレコードを殆ど買わなくなった。元々中古(古本も然り)ばかりを買ってきた人生なのだけど、ほんと年々年々買わなくなってきているし、タワーレコードのポイントカードもこりゃもういらないなと思い、数年前に破棄したくらい(ディスクユニオンさん是非ともポイントカードを作って下さい私は貯めますよ)。新譜に関してはほぼSpotifyで聴けてしまってもいるし。 そんな中、2024年は何枚か買った新譜どれもがほんと素晴らしい作品ばかりで。威力さんのMIX群はどれもこれも

          2024愛聴盤3選

          🎎

          日曜日。昨日は朝から大変活動的だったので、今日はゆるりと過ごします。ゆるりと言えば、毎週録画を欠かさないモヤさまをひなあられ片手に一日遅れで観る。今週の舞台は西東京市。むかし実家のあった所縁のありまくる街で嬉しかったけれど、自分の知らないところばかりを訪れていてちと残念。あそことかあそことかあるじゃないのと静かに憤る。でも、よく知った駅前が映し出されて破顔。あの辺りにある旅館には事故で後脚を片方なくしちゃったかわいい猫(名前はたま)がいたんです。地域の皆さんにも愛されていて、

          Beau is afraid

          前日睡眠時間が足りなかった事は十二分に理解していたけれど、それでも我慢出来ず仕事終わりにアップリンク吉祥寺へ。ボーはおそれている。しかし、上映3時間の長丁場を無事完走出来る自信と気合いは現場に着いた途端見事飛散してしまい、取り敢えずパンフレットのみをフライング購入(こんな事は生まれて初めて)したのが3日前。で、今日。早起きして9:15からの回を前日にオンライン予約、吉祥寺下車即スーパーダッシュでギリギリ間に合い、そして観終わる。で、ひとつ上の階のディスクユニオンでノイズ/アヴ

          Beau is afraid

          八王子〜Dotei Records

          近いと言えば近いのかもしれないけれど、最寄りから八王子まではほんのりの小旅行感を孕んだまたなんとも絶妙な距離感。その旅のお供は先日部屋で探し物をしていた際に偶然見つけた滝口悠生の作家前に作っていたフリーペーパー群を久しぶりに読み耽っていたら、今のこの人の文章も読みたいとなり、ちくまから刊行されたばかりの植本一子との往復のやりとりを纏めた「さびしさについて」。そして、iPhoneからは手水が(ゑでぃまぁこんのレーベルからソロを発表している本松洋子さんと、現Eastern You

          八王子〜Dotei Records

          – Art into Life – レーベル・レトロスペクティブ展 “SOWING and REAPING”

          秋頃から探していた部屋の契約を無事終え、漸く鍵の受け渡し日である。寝不足になる日もある程日々血眼になりながら、(主に)ベッドの中で探していた物件は、妥協点も幾つかあるのだけれど、人生初の一人暮らし物件での惨劇(天井からの水滴したたり&玄関から部屋まで仕切りドアなし激寒部屋&夜帰宅すると部屋前に猿影〜襲い掛かられ等々)を糧には出来た(筈)。 その足で本日発売の「別冊 音楽と人 櫻井敦司」を本屋でゲットし(分厚い)、高円寺tataで開催中のArt into Life展へ。ロスア

          – Art into Life – レーベル・レトロスペクティブ展 “SOWING and REAPING”

          Hurry Right This Way

          昨年の11月終わり頃ククナッケさん宅にお邪魔し、インタビュー(約8時間!)させて頂いてから早7ヶ月...ようやく発行に至りました。執筆頂いた皆さん、表紙&似顔絵を描いてくれたフランスガム、デザイン手掛けてくれたご両人。そしてククナッケさん、本当にありがとうございました。紙媒体への情熱完全再燃といった感じで、やはり作っていく過程の大変さと楽しさ半々のこの気持ち、好きです。お取り扱い店舗は今後もう少し増える予定です。数量限定、500円となります。よろしくお願い致します。 <お取

          Hurry Right This Way