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zine「Hurry Right This Way」 https://note.com/zu_hause/n/n404403ff6c6f

最近の記事

Silent Poets

Silent Poets(以下ポエツ)を聴くきっかけはしっかりと覚えていて、おそらくこうゆう形で聴き始めた人はあまりいないんじゃないかしらなんて思う。当時アップリンクが発行していた骰子にてパリペキンサウンドラリーを連載していた虹釜太郎さんがsoup-disk/不知火を始めたばかりの頃にポエツの「Firm Roots」にほんのりとだけだけど言及していた。その頃は所謂アブストラクト/トリップホップと呼ばれる音に傾倒していたのでsoup-diskや不知火も新譜が出ればロスアプソンに

    • お盆

      家の前の雑草をなんとかしないとなーと今月に入ってからずっと思うもこの連日の暑さで絶賛見て見ぬふりをしているし、Blu-rayレコーダーが故障してこちらも数週間経過しているのに放置していたり(なくても然程問題ないと思ったけれどBlu-rayが観れないのはあれだ。ツインピークス観れないと思ったけどアマプラで観れるようになったのよね)と暑さを理由に怠惰な日々で大変よろしくないのだけど、先日無事手術を終えたおやじと焼肉を食べに行った流れでむかしプレゼントした2シーターのソファが半壊し

      • KILLER-BONG

        今週はKILLER-BONG(以下KB)の初期名作カセット、「HAMBURGER」を久々に浴びてからというもの、部屋のあちこちに点在するCD/CD-R/カセットをせっせと集めてはKB周りを堪能していた。「◯◯DUB」シリーズのTOKYO DUB〜MOSCOW DUBといったパワーショベルからの2枚(TOKYO DUBはジャケットとライナーも秀逸)を聴きながら気付く。OSAKA DUBがない。原盤は既に手元にはないけどCD-Rはある筈なのにないぞとなり、改めて探すも見つからない

        • 2024夏休み

          2024夏休み前半。ほんとは京都(Meditationsやパララックスなども言わずもがな)か栃木(Art into Lifeの実店舗に足を踏み入れるの夢)へ行きたかったのだけれど、高尾山、それから毎度お馴染み愛すべき鎌倉という近場、それから一日中レコード屋行脚する日を作ってみた。泊まりではなく日帰りで行けるところに連日訪れるというのをやりたかったのだ。初日はレコード屋行脚、ユニオンやココナッツディスクなんかを経由。白昼夢メロトロン+女性ヴォイスが絡むMauve Sidesho

          続Hurry Right This Way

          昨年の11月終わり頃ククナッケさん宅にお邪魔し、インタビュー(約8時間!)させて頂いてから早7ヶ月...ようやく発行に至りました。執筆頂いた皆さん、表紙&似顔絵を描いてくれたフランスガム、デザイン手掛けてくれたご両人。そしてククナッケさん、本当にありがとうございました。紙媒体への情熱完全再燃といった感じで、やはり作っていく過程の大変さと楽しさ半々のこの気持ち、好きです。数量限定、¥500となります。お取り扱い店舗はLOS APSON?、Percepto Music Lab、L

          続Hurry Right This Way

          うっどさんを語る

          7月6日土曜日、時々雷雨。今日はWOODMAN(以下、うっどさん)の命日なので、色々聴きながら思い出話しをしてみよう。うっどさんの「Oceanian Spaceship」というカセットが処女作だと思うのだけど、これは当時新宿ロスアプソンの店頭にてキャプションを読んで購入に至った事をしっかりと覚えている。うろ覚えだけど、内容はこんな感じ。「ナチュラルハイでのMOODMAN&L?K?Oのライブに感銘(というより元気づけられた)を受け、それまで使い倒していたリズムボックスが壊れてし

          うっどさんを語る

          A Night In Taipei 台北の夜

          土曜日、暑。ところでわたくし、一人で出かけるとなると大抵行くところは決まっていてそれはそれで良いのだけど、ふと「これうーん」となったりもするので人と一緒に出かける事の大事さを痛感するこの頃。先週、以前一緒に働いてた人とごはんを食べたのだけど、待ち合わせした駅を出た瞬間眼前に山が見えた時は意表を突かれたというのあり、想像以上にグッときてしまった(来月の青梅行きを決めた)。で、ほぼ復調もした事だし久しぶりにディスクユニオン行脚敢行デイ。無論一人で。道中はハレルヤズやDJ Camの

          A Night In Taipei 台北の夜

          ZI:KILLを語る

          90年代のビジュアル系(当時この呼称はまだなかった筈)の音楽は一時期よく聴いていた。その中でもZI:KILLは今でも頻繁に聴く程ちょっぴり特別な存在。初期のビジュアルだけを見るとゴスとかポジパン的な、何処か陰影のあるヨーロッパ的な雰囲気が色濃く、所謂その頃の化粧系バンドとは一線を画していた。中学生の頃、街の小さな中古盤屋に時々どきどきしながら入店しては物色していた。うろ覚えだけど、壁面にはGASTUNKのEPなんかがディスプレイされていたり、その横にもずらっとレア盤と思しきC

          ZI:KILLを語る

          Citrusを語る

          トラットリアからSEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER、暴力温泉芸者(中原昌也)と一緒にシトラスがリリースしたep、「Boat, Drive In」はなによりも衝撃だった。チープな打ち込み(これがたまらなかった)とギターポップを掛け合わせたかの様な音。そこにきらっとしたメロディーと遠藤さんの歌が合わさると!という、ありそでなかった様な不思議な感覚。チープなコラージュ、歌モノなんかを並列した、イビツながらもポップど真ん中みたいなメロディーも確実に

          Citrusを語る

          21世紀のECD

          土曜日、曇り。元同僚が来月長谷(長谷ですと!)に引っ越しをするという。「鎌倉好きなんだよね?」と問われ、「季節の変わり目に行くぞ」と答える程の鎌倉愛。遊びに来てと言われたのでこれは社交辞令などと解釈せずがんがんお邪魔して行こうと思った次第。因みにここの旦那さんは確かエクスタシーサミットにも出た事があるドラマーさんだし(古いフールズメイトを読んでいたら髪の毛も化粧もばっちりで掲載されていたのを見つけて微笑)、猫も飼ってるのでお邪魔しない手はない。おざわ〜長谷駅下車の流れになりそ

          21世紀のECD

          現ちゃんとLÄ-PPISCHと

          レピッシュを深く聴き込んでいくと、故・上田現(以下、現ちゃん)の詞の世界にどんどん引き込まれていく事になる。現ちゃんが手掛ける歌詞のユーモアと紙一重なおっかなさみたいな部分。時に文学的に綴られる歌詞をもっともっと読みたいとなり、アルバムを買っては彼の詩の世界に没入してしまう様になる。「Love Song」「爆裂レインコート(胎児の夢)」「胡蝶の夢」「パーティ」「28才」「歌姫」「-6m」「ハーメルン」「水溶性」「ドライブ」(これは注釈で、「作家の創作の世界での発想であり、犯罪

          現ちゃんとLÄ-PPISCHと

          LOS APSON?(まもなく)開店30周年

          1994年夏、アステカの神秘を解放すべく西新宿にオープンしたロスアプソンが、今年オープンから丸30年を迎える(心の底からおめでとうございます◎)。西新宿〜幡ヶ谷、そして現在は高円寺に移って営業を続けるこのお店はもう今も昔も変わらずずっとお世話になっている。むかしひどい時は(?)週一ペースで顔を出してましたね。という訳で、お店での想い出や諸々を書き綴って、自分なりのお祝いを少々フライング気味ではありますが、勝手にさせて頂きます。 一番最初に伺った時の事を唯一なんとなーく記憶し

          LOS APSON?(まもなく)開店30周年

          やけのはら&DJサモハンキンポー

          土曜日、晴れ。土曜日の昼はチャーハンを食べる頻度が高いのよなと思い、そうなったら一気にチャーハン一択モードになったので、今日もGoogleマップで「チャーハン」検索をし、近所の未開チャーハン店へ。どこの町中華も雰囲気はわりと似てるし落ち着くベストプレイスなんだけど、今日のここも最高だった。ベストプレイスでチャーハンを食べられるだなんて最高じゃないか。今日は機嫌が良かったので餃子もオーダーしてしまう始末。両方美味しかった。夜、先日観ていた池崎さんのYouTubeでの「かまいたち

          やけのはら&DJサモハンキンポー

          チャーハン

          KUKNACKEさんのMIXレーベル、forest fireからチャーハン(DJチャーハン)の新しいMIXがリリースされた。Best Cat(猫愛に満ちた猫MIX)の続編かと思いきや、意外や意外!?な展開で幕を開ける。しかしこれを聴いて大好きな37Aさんや威力さん、Kayo Makinoさんなどが紡ぐスタイルの系譜に完全に名を連ねた(様な気がする)チャーハンの新境地。最近の彼女のDJは聴けてませんが、MIX作品からはその猫MIXやN◯Kみんなのうたに絞り込んだMIXなど、今ま

          チャーハン

          Childisc

          竹村延和が「子供の視点に基づいた音楽」「アマチュアリズム」などを掲げて完全自主レーベル、Childiscを立ち上げたのが「こどもと魔法」リリース翌年の1998年。彼のファーストアルバムのタイトルが「Child's View」、セカンドアルバムのタイトルが「こどもと魔法」と、彼の永遠のテーマとも言えそうな「こども」をレーベル名にも冠してスタートするわけですが、レーベル一枚目のコンピレーションを聴いて、竹村さんの姿勢や無名の新人達をフックアップするのだという気概みたいなものもここ

          2024GW

          GW後半。夏日。2024GWは遠出する気力もないので、引っ越し後初ファミコンを延々とプレイしてみたり(グーニーズからさんまの名探偵、こないだのテレビ千鳥に感化されてマリオ3なんかを)、サンシャイン池崎の「かまいたちの夜」のプレイ動画(スパイ編と悪霊編好きです。この動画は6時間半あり、途中テープチェンジの際「池崎が戻るまでしばしお待ち下さい」時の池崎家の風神&雷神(猫)がとにかくかわいすぎ。ようやく半分観終えた)を観たり、セブンイレブンのバナナスムージー(初)片手に近所をぶらり