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2024夏休み

2024夏休み前半。ほんとは京都(Meditationsやパララックスなども言わずもがな)か栃木(Art into Lifeの実店舗に足を踏み入れるの夢)へ行きたかったのだけれど、高尾山、それから毎度お馴染み愛すべき鎌倉という近場、それから一日中レコード屋行脚する日を作ってみた。泊まりではなく日帰りで行けるところに連日訪れるというのをやりたかったのだ。初日はレコード屋行脚、ユニオンやココナッツディスクなんかを経由。白昼夢メロトロン+女性ヴォイスが絡むMauve Sideshow夫妻やAndersens「僕らの、とある物語e.p.」、パク・ダハムさん達のデュオカセット。それから店舗受取でTAKYAさんのニュウを。5店舗程で5枚位と、良い厳選の仕方。


翌日は高尾山へ。実は初だったのだけど、高尾駅が近付くにつれ電車からの景色が一変していく過程に高揚する自分に気付かされ。山や海を目の当たりにするとそんなトリガー的なものが自分の中で発動する事にも改めて気付かされ。そんな風にナイスな風景に見惚れながら、改札出たとこで待ち合わせだったので数分待つもやって来ず。連絡をしたら「高尾」ではなく「高尾山口」駅との事で、ただでさえ遅刻していたのにトータル一時間遅れごめんなさい。合流してからケーブルカーまでの道中もずっとテンション上がり気味で、普段なら夏に弱いのでぐったりする筈が高いテンションを維持するも、ケーブルカー内の灼熱度だけは耐え難い程ものすごく、とはいえここでもテンションが高かったのは言うまでもなく。ケーブルカー、先頭のお子達と完全に同じテンションでしたからね。


初高尾山なのでゆるりとしたコースにしてもらい、途中涼しげで絶妙なところに設置されたベンチで休憩〜再開〜頂上まで暑さもあったけど終始心地良くてこれは癖になりそうだとなりましたね。頂上ではラムネと冷やしきゅうりを買い、高尾駅で買ってきたからあげ、作ってきてくれたおにぎりやたまご焼きで昼食。横のおとうちゃん達は肉を焼いてるし(傍らに置かれた焼肉のタレがまたそそる)、前にいた家族もお母さんが豚バラやらをおもむろに取り出し調理しだしたりと、熟練の皆さん達のそんな素振りに既に食べ終わっていた我々はまたほんのり何か胃袋にいれたくなり。



さて、くだりはあまり舗装されていない少々上級コースを選択。これは行きとは全く別物の足元悪いコースなのだけど、吊り橋があったり狭い歩幅のところを「こんにちはー」と言い合いながら譲り譲られするのも悪くない、寧ろ好き。暫くしたら行きに通った道にぶち当たり、ホッとする。その時に見かけて後で行こうと言っていた「さる園」へ。さるを眺め眺められを結構な時間楽しんだあと、スタッフのお兄ちゃんに色々伺ってみる。自分が一番気にかけていた虚い気味に見えたさるの事を伺ったら案の定いじめみたいなものがあったらしく、それは表情や行動からもそんな気がしていたのだ。ウズマキ(と言う名前だと教えてもらった)が良い方向にゆきますように。さる園には閉園時間までおり、ほんとは徒歩で下る予定だったのだけど、40分程かかるとの記述を見て共におののき、行きはケーブルカーだったので帰りはリフトでと思うも30分前に終わっていて(さる園早めに切り上げれば良かった見過ぎたよ)、再び灼熱のケーブルカーで。はっきり言って高尾山まるっと最高でしたね。今度は夏以外にゆきます。



翌日は鎌倉。実は結構久しぶりで、去年の秋以来。年に3、4回は行くのに今年初。鎌倉は勿論雰囲気が好きなんだけど(いつか住みたいとさえ思っている)、ここ何年かはおざわの玉子焼き御膳を食べに行くのが一番の理由になっており、今回も当然それがメインに。いつものコースの様になってるところをゆるりと周り、お土産の鳩サブレー10枚入×2を買い(本当は吉祥寺の東急でも買えるのだけど)、横浜で途中下車してまたレコード屋へ。Public Works(a.k.a.Tape-Beatles)を見つけたのだけど、昔コラージュにせっせと勤しんでいた時、暴力温泉芸者やPeople Like Us、Stock, Hausen & Walkmanなんかと並んでこのPublic Worksにも多分恐らく少なからず影響を受けていた様なそうでもない様な。この頃このテの音を聴くだけで嫉妬していたの懐かしい。


夏休み後半は、人とご飯を食べたり近所をぶらりしたり部屋の掃除をしたりのんびりしようと思っている。

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