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続Hurry Right This Way

昨年の11月終わり頃ククナッケさん宅にお邪魔し、インタビュー(約8時間!)させて頂いてから早7ヶ月...ようやく発行に至りました。執筆頂いた皆さん、表紙&似顔絵を描いてくれたフランスガム、デザイン手掛けてくれたご両人。そしてククナッケさん、本当にありがとうございました。紙媒体への情熱完全再燃といった感じで、やはり作っていく過程の大変さと楽しさ半々のこの気持ち、好きです。数量限定、¥500となります。お取り扱い店舗はLOS APSON?、Percepto Music Lab、Lilmag、Newtone Records、バサラブックス(敬称略)などになります。よろしくお願い致します。



(2024.7/8インタビュー当日を思い出しながらの大幅加筆)ククナッケさんはやはりベースエンペラーきっかけで聴く様になったのかなと思うのだけど、時系列的にもしかしたらM.O.O.D./donutの7インチだったかもしれないいやもしかしたらハル・ハートリーのやつの嶺川貴子さんククナッケさんデュオでの落ち葉を踏み踏みのやつを聴いてだったのかもしれない、いや佐々木敦のUNKNOWNMIXからアナウンス(されるもリリースされず…ベースエンペラーとほぼ同時リリース予定だった)されていて興味を抱いたのか。どれから聴いたか憶えてないけどすぐに大好きになりまして。で、雑誌等で彼のがっつりしたインタビューを読んだ事がなかったので、それなら自分で聞いてしまおうと思いzineでインタビューさせて頂ける事になったんですよね。この日ククナッケさん宅の最寄駅で待ち合わせをして、お宅に伺う道すがらでハチワレの猫がいたんだったかな?で、その時に「ハチワレ猫を見かけると、「あ、zu猫だ」ってチャーハンと言ってるんだよ」と教えてもらったのを覚えていて。むかし実家にハチワレのかわいいオス猫がいてよく画像をあげてたんです。それを知ってたお二人がそんな風に言ってくれてたというエピソード。ククナッケさん宅でがっつりお話しを伺っていたら、程なくしてチャーハンが帰宅してきて。焼き鳥だったかな?を差し入れしてくれて、そこからはチャーハンを交えてのインタビューとなりまして。「彦」って漢字ありますよね?って彦ってる曲の話しをされて、彦ってるってなんだろう?と思いながら彦ってる音楽を聴かせてもらったりしましたよ。


PANTYからリリースされているESP(Spotifyでも聴けます)の話しをこの時殆ど出来ず、主宰の37Aさんに悲しがられてしまったりもしましたが、このアルバムはインタビューでご本人も自覚されている「かわいい感覚」も根底に脈々と流れている様に思う。それは無自覚なのか否かは分からないけれど、それがククナッケさんの作風なんだろうなあと改めて聴いて思ったり。ククナッケさんが様々なコンピに参加した楽曲を一枚のCD-Rに纏めてそれをご本人にプレゼントするという意味不明な事をしたりもしたんだけど、それを聴いても瞭然で、かわいいが溢れてたんですよ。ストレンジでアヴァンギャルドなものもあるけど、根底にあるポップやかわいいといった側面も聴き逃し厳禁。ESPは「ダンス」に重きを置いてるアルバムとも思うので、ちょっととんでもない境地だと思う。ポップでダンサブル。必聴。


Sonic Plateからリリースされているベースエンペラー名義の金字塔アルバム、「Speaker Breaker Breaks」は単に好きとかそんな次元の作品ではないんですよね。ブレイクビーツ、ベース、ヒップホップ的な側面もほんのり孕んだ、色々はみ出しちゃってる感も含めて兎に角まるっとかっこよい。もう隅々まで。聴いてる人は同意してくれるでしょうけれど。ダブソニックタケさんProd、宇川さんデザイン、客演L?K?O。バックアップ陣もものすごい一枚。アナンヤさんとベースエンペラートークをすると彼女も「ナッケはすごい」「ナッケは…」「ナッケが…」と、ナッケが気になって話しが入ってこない事もあるんですけれど、2人で熱く語った事もよく憶えてます。ベースエンペラーの続編はリリースされる筈なので皆さんククナッケさんのケツを叩いてゆきましょー。あ、初めてお会いした時の事。昔スタジオボイスのノイズ特集でククナッケさんがBig Poo Generatorについて書いてまして。でもなかなか見つからなくてその日焼いて下さったんですよね。でこちらは紛失してしまったのかな?HOUSESIDEをシェアする形でお渡しして。ループラインでの出来事。

で、そのzineなんですけどほぼ完売しておりますありがとうございます。ただ、まだ数冊手元に残ってます。ロスアプソン等でも完売してますし、読みたい方いらっしゃいましたらお問い合わせ下さい。Xの方でも。

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