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长虑却顾ーーマインドフルネスに、「未来への期待」というよそ見を

(944字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)


【长虑却顾】

ピンイン:cháng lǜ què gù
意味:未来のことを考え、長期の計画を立てること。

『マインドフルネスに、「未来への期待」というよそ見を』

 私は「今」に意識を向け、目の前の瞬間を感じてそのまま受け入れるーー「マインドフルネス」を日々実践している。
 
 これを始めたことによって、私は「たられば」思考を捨てられ、
 起こってもいない(且つこれからも起こることも無い)悪事態を漠然とぐるぐる心配する無駄な考えも大幅に減らせた。
 目の前のやるべきことに集中し、不安定な気持ちも落ち着くようになった。
 
 過去の出来事に囚われ後悔ばかりしたり、将来に過剰に不安になったりと頭の中が混雑しがちな私にとって、「マインドフルネス」は実にぴったりであった。
 
 
 ところでこの「今」に集中する為のマインドフルネス法、実践するにあたって、程よく「未来」を意識しないと効果的でないと私は気付いた。
 
 
 マインドフルネスの為のマインドフルネスは、どこか物足りない。
 
 目の前に意識を向ける。それ自体だけが目的となってしまうと、この行いの先が見えなくなる。
 上手く言えないが、なんだかつまらない。味気無さを感じてしまう。
 
 実現したい未来、期待している「これから」があるからこそ、その未来の為に今を整えようと頑張れるわけで、
 人はやはりある程度未来に目を向けていないと、満足いくように今を楽しめないのかもしれないと思った。

 
 
 だから私は「私流マインドフルネス」を取り入れることにした。
 
 「私流」とは今に集中することに留まらず、スパイスとして「未来への期待」を少々付け足す、というやり方だ。
 
 
 こうであったらいいな、あれを実現出来たら嬉しいな。
 そういう将来へのワクワクを一つまみ、但し執着心とならない程度にふりかける。
 
 これだけで目の前の景色が見違えるほど変わる。
 
 未来への楽しみがあれば、今・ここの全てが輝いて見える。
 これから訪れるであろう、素敵な未来をもたらしてくれる為に大事なものだと思える。

 
 故に、もっと大切に毎日を暮らそうと全力投球出来る。
 一分一秒たりとも無駄にするまいと、更に今に集中出来るのだ。
 
 
 「どういう未来にしたいか」は、そのまま「どういう今を過ごしたいか」と繋がっている。
 
 だからより良く「目の前」に集中したければ、多少の「これから先」へのよそ見は不可欠なのである。

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