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嫁祸于人ーー責任転嫁は自分を見捨てる行為
(849字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
【嫁祸于人】
ピンイン:jià huò yú rén
意味:罪を他人に擦り付ける、責任を他人に転嫁する。
『責任転嫁は自分を見捨てる行為』
「責任転嫁ばかりする人」と聞いて、良いイメージを浮かぶ人はあまりいない。
あんなことやこんなことも全部他人のせい。
何食わぬ顔で、本来自分が取り組まなければタスクを他人に丸投げする。
一人一人がそれぞれの課題を背負い必死に生きる中、そんな行為は無責任で無神経だ。
多くの人に嫌われるのも無理はない。
責任転嫁は他人にとって、実に残酷であるのだ。
責任転嫁が癖になった理由は色々あるだろう。
その一つに「これまでの人生で成功体験があまりなかった」があるのではないかと私は思う。
目の前の事態を上手くやり通せる自信が無い。
自分には到底手に負えないと後ろ向きになり、他の誰かに代わりに対応して欲しいと課題から目を背けるのだ。
または究極な面倒くさがり屋か。
大した努力せずに生きていきたい。そういう願いから全て他人事と思い込み、煩わしいことを避けているのだろう。
ただ責任転嫁の恐ろしいところは、本人は逃げているつもりだが実は事態は悪化する一方だということ。
成功体験が少なく自身が無いから責任転嫁をする。
結果、更に成功体験が奪われ自信を失っていく。
面倒くさがって煩わしいことを避けたいから責任転嫁をする。
結果、状況が今以上に面倒くさく煩わしく発展していく。
責任転嫁というのは、それを行う本人にとっても途轍もなく残酷なのである。
課題の丸投げは貴重な成長機会を奪い、自分を無能のまま放棄する行いだ。
他人のせいにすればするほど、進歩は停滞する。視野も狭くなる、心が窒息しそうな程に閉じ込まれていく。
周りから煙たがれる、孤立されていく、いつの間にか誰も側にいてくれなくなる。
疑心暗鬼になる。
自己嫌悪感も生まれる。
どんどん自分の首を絞めるようになる。
これ程自分自身を諦める行為は無い。
自愛心を育てたければ、まず責任を他人に擦り付けることからやめるべきだ。
「自分のことは自分でする」こと自体、立派な自分を愛する行為なのだから。
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