頑張り過ぎるあなたへ～完璧主義を手放せば、楽になる～
家事に仕事に、育児に...
毎日時間に追われ、ノルマに追われ、人に気を遣い、人からの評価を気にし、あちこちで頑張っているあなた。
ちょっと目を閉じて考えてみて下さい。
執筆者☟
✅心の疲れ度チェック
・最近、うまく眠れていない。
・何だか最近、ため息ばかり出る…
・どうにも頭がスッキリしない…
・眠いはずなのに、うまく寝付けない…
・何を見ても、ネガティブな気持ちばかりがわいてきてしまう。
・意味もなくイライラする。
これ、当てはまる方は心が疲れてしまっている可能性があります。
心が疲れる原因の1つとして、『自分1人で生きている』ことが、挙げられます。
✅自分1人でできることには、限界がある
あれも、これも、自分でイチから全部やろうとするには、限界があります。
ですが…
『自分でやった方が早いから』
この気持ちは、痛いほどよくわかります。
実際、私も、洗濯物を夫に畳んでもらうと、全く箪笥に入らない形に畳んでくれるから、結局後で畳みなおすことになったり、お布団を畳むのを子供に頼むと、ぐしゃぐしゃで崩れかかっていて、結局1から畳みなおすことに...
なんてこともありました…
でも、だからと言って、自分1人でやるのを、未来永劫続けるのですか？
確実にあなたのキャパオーバーですよね…？
人それぞれに、キャパシティがあります。
キャパシティの大小は何で決まるかというと…
なんと。あなた自身の能力ではありません。
どれだけ、人の力を借りられるか？なのです。
人1人の能力なんて、たかが知れています。そして、実は人によってそんなに大差ありません。
だから、あなた１人ではできないことがたくさんあるのは当然です。
✅だったら、人の力を借りよう
あなたじゃなくてもできることは、どんどん周りに頼んでいくべきなのです。最初は根気が要ります。
何度言っても我流をつらぬく人もいます。
間違いを指摘すると、嫌な顔をされることもあります。
でも、心から手伝ってもらったお礼を言い、そして変えてほしい理由をきちんと伝え、『次はこうしてほしい』を何度も何度も、時には紙に書いて伝えましょう。
これを書いている私自身も、実は3年ほど前まで、家事を全て完璧に自分1人でこなそうとしていました。
乳幼児を2人抱え、猫もいながら、実家は遠くて頼る相手もいない…
『自分1人で家をピカピカに保たねば』と思い込んでいる毎日は、それはそれは、しんどかったです…
だって、絶対にできませんから 笑
で、毎晩、取っ散らかった部屋や、ホコリの溜まったTV台を見て、うんざりし、自分で自分を嫌い、自己肯定感は下がるばかり…
そこから抜け出せたのは、勇気を出して、夫に言った一言でした。
『洗濯物たたむの、やってくれない？私ちょっと限界なんだけど』
これが言えなかったらきっと、今でも、辛い毎日を過ごしていただろうな、と思います。
勇気を持って言った一言から、家事の分担が始まりました。
最初は...
何度言っても、夫に伝わりませんでした。子供服を我流で畳む夫。
どう見ても、子ども箪笥に入らない...
ある時、夫は家事導線が分かってないことに気付きました。
私には、
洗濯物を取り込む⇒畳む⇒箪笥にしまう
という導線が、当然のことながら頭に入っていますから、取り込む段階で既に、箪笥の位置と引き出しの大きさを念頭に入れ、最も『しまいやすい』方法で畳むわけです。
でも、夫は違う。
洗濯物は畳んで終わり、なので、箪笥にしまうところまで考えていないわけです。
で、何度か、全てをやってもらいました。
取り込み、たたみ、しまう、ところまで。
そうして初めて、私の言っていることの意味が分かったのでしょう、やっと、やっと、『箪笥にしまえるように』畳んでくれるようになりました。
人に頼むには、
・お願いするという真摯な姿勢
・やってくれることに対する感謝の気持ち
・根気よく、最初から最後まで、きちんと伝えきるという、責任
が必要です。
これを全て網羅したうえで、心から頼んでみましょう。
✅完璧であることよりも、もっと大切なこと
実は、誰も、あなたに完璧であることを望んではいません。
人は、不完全です。
でも、だからこそ助け合えるのです。
自分が『できない』ことを認め、素直に人に頼んでみて下さい。
絶対に、誰かがその手を握ってくれます。
そして、手を握ってくれたその人は、あなたを助けたそのことで、自己肯定感が上がります。
誰かを助けたら、気持ちが晴れやかになりませんか？
良いことをしたら、嬉しくなりませんか？
募金をしたら心が軽くなりませんか？
そう、人を助けると、助けた人は嬉しくなるのです。心が軽くなるのです。
人を頼るなんて申し訳ないとか、そんなこと思う必要はありません。
いつかあなたが、助けを求めている誰かを見つけた時、その手を握ってあげれば良いのですから。
そんなことよりも...
完璧にできなくて、イライラ、むしゃくしゃ、眉間にしわを寄せたあなたよりも。
できないことを素直に認め、人に頼ってにっこり笑うあなたを、周りの人は求めているんですよ。
✅お知らせ
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