【雑感】巨大企業における不正の背景
＜おじさんDX Vol 656＞
報道で話題になっているとある企業（あえて濁します）。
先日、社長の会見がありましたが、驚きどころか呆れて…。
✅どこを見ているのか？
綺麗ごとと思われるかもしれませんが、企業こそ綺麗ごとを貫いて欲しいのです。私のような凡人は、大手企業となると盲目的に信用してしまうのです。
全てのヒトが利用する訳でもないのですが、お客様の何の見返りもない信用を裏切る行為。
✅どこを見ているのかが重要
お客様だったり
取引先だったり
関係各位だったり
従業員だったり...
とするのですが、自分の立場の保全や上層部や会社しか見ていないとなると歪が出てくるのです。
同じ会社に所属するのは、仲間でありパートナーでもあるのですが、大きな企業ともなると関わるヒトの数は必然と多くなります。多数の人が集まれば、考え方も行動の仕方にも違いが出てきます。
✅同じ方向性に向かわせようと「強制」や「雁字搦め」では、結果的に組織は弱くなる。
つまり...意に沿わないヒトを排除しようとする流れが出てきます。
職場で変な緊張感が生まれ効率が悪くなり、会社に残ったヒトや盲目的に従ったヒトだけが「正しい」というような風土では、変化もそうですが不正等に異議を唱えるヒトが居なくなるのです。
✅こうなるとブレーキが利きません。
✅暴走していても誰も止めません。
そして「自社は強い組織」と勘違いをするようになります。
まるで墓穴を掘っているのと同じです。
大企業であれば動く金額も取引案件も膨大になるでしょう。ですがその膨大な量も関わる全ての人がコツコツ積み上げています。
大きな分だけコントロールもシビアですので、より丁寧にヒトと関わらないと強い組織になりにくいのです。
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