至高の卵焼き
いつもお読み頂きありがとうございます。
全力教室 古川でございます。
ゆっくりと過疎化が進み活気を失う美しい龍間へ、子育て世代のご夫婦が喫茶店を営むような、商業施設の誘致が地域復興となる。
その為にnoteを用い反響を取り、大阪府大東市龍間に移転して成功したモデルケースとなる。
これが私の使命だと考えております。
どうか皆さま、一度体験にお越し下さい。
本日はフードレシピです。
週に一度は無料かつ実益のある記事を書きたいと考えておりますので、我が家で採れた作物でのフードレシピが良いのかなと。
とはいえ公式マガジンに取り上げられたい下心はバキバキにございますので、どうかnote様平に平に宜しくお願い申し上げます。
冬場はさっぱりでしたが、春を迎え絶好調の産卵率。
烏骨鶏たちは既に年齢三年を超えておりますので、ほとんど卵を生まなくなってもおかしくありません。
にも関わらず、消費の追い付かない週もある程なので、如何に私の生育方法が優れているのかを物語っております。
イキりたいです、しかし悲しいかな、周囲に養鶏あるあるを語らう相手が居りませんので、常に独り言です。
ロンリー。
今回のチャレンジレシピはこちら。
どうせなら手を掛けたいと思い、こす手間を選びました。
頑張るでー。
先ずは収穫
全力教室オンリー！
どうせならと、朝取り卵を使用。
養鶏家（偽物）にしか出来ない手法だよ。
(´∇ﾉ｀*)ｵﾎﾎﾎﾎ♪
土付きの卵たち
鶏は産道と肛門が一緒なので、まとわりついているのは土＆糞かな。
サルモネラ菌がー！とのお声も分かるのですが、完全隔離成育をしておりますので、病気になる心配はなし。
卵を割る
一個だけ烏骨鶏ではなくレグホーンなので、色が違うのですよね。
ぷりんぷりんのつるっつる。
ちなみにですが、烏骨鶏の卵は黄色見が強いですが、決して栄養足らずで黄色な訳ではありません。
不自然にオレンジ掛かった色味の黄身は、配合飼料にビタミンDを多量に投入しているだけなので、味や栄養に差はありません。
むしろ不必要。
砂糖の代わりに甘酒を使用
レシピには砂糖とありますが、砂糖の常備がないこともあり、甘酒を使用しました。
甘酒も自前の発酵ポッドで手作りです。
白米は大東市一と評された龍間の師匠から購入した白米なので、極上品です。
どうだ君たち裏やましいだろう。
ただ、この甘酒が後々の悲劇を生む事になる…。
調味料と合わせた卵をこす
恐ろしく手間！
回数を重ねる毎に卵白が網目を塞ぐので、黄身が落ちなくなってきます。
その度洗浄、こす作業、また洗浄、そしてこす。
きゃーーーっっっ、面倒！
やっとこさ加熱
当たり前ですが、やりながら気付きました。
加熱中は写真撮れない！当たり前か！
可能な限り綺麗に仕上げたいので、焼きながら巻きながら写真タイムは無理でした。
手が四本、脳が二つ必要だよね。
以降は都度写真を撮れるレシピを選びます。
考えたら分かりそうな事でしたが、私は常に行き当たりばったりの出たとこ勝負。
許してたもれ。
キッチンペーパーで包み祖熱が取れるまで冷やす
キッチンペーパーで祖熱を取るまでは、今までチャレンジした事ありませんでした。
切り分ける時に中の黄身が崩れぬよう、祖熱を通す処置なのですね。
ほんと、良く考えられておる…。
完成！
ですが、皆さん分かりますか。
焦げ目、入っちゃってますよね…。
これはですね、恐らく甘酒に含まれる米麴が焼けちゃっているのです。
以前にも別のレシピで砂糖代わりに甘酒を使用した際、米麴に焼き色が付き、美しく仕上がらなかったのですよね。
忘れておりました。
フライパンで焼きのレシピに、甘酒は向いておりません。
蒸し・煮物には抜群でしょう。
皆さまも参考になさって下さい。
失敗は成功の基と誰か言ってくれ。
さて、実食。
美味いがなーっ！
焦げ目は付いてしまいましたが、苦味などは一切なく、丁寧にこされた黄身を堪能出来ました。
甘酒も含め調味料はわずかにしましたので、卵のみを堪能する味付けを選びました。
鶏の年齢はおばあちゃんと化しておりますが、生育環境は平飼いで可能な限りストレスなく育てております。
餌は基本、龍間師匠から購入している小米と、精米所から持ち帰っている米ぬかのみ。
調理時に発生したクズ野菜や、草刈りで刈った雑草は食べさせてあげます。
本当にこれだけですが、痩せる事もなく元気に生活しております。
実質お金が掛かっているのは、安く購入出来ている小米だけですね。
販売用に営利目的で卵の収穫を望むなら、際限なく手間とお金を掛ける事は出来ます。
私は共生し、共に役立つよう考えますので、極力お金は掛けません。
彼女らの糞は最高品質の鶏糞として肥料に使えますので、畑の肥料を買う事もなくなりました。
可能な限り生態系を崩すことなく、循環作用の高まる方法を考えます。
そのような想いで生成された卵は、それはもう、舌なめずり程度では及ばぬほどの、至高の領域に到達します。
舌の感度はそれなりにあると思われますので、味の分かる人間で良かった。
黄身の深みを舌で感じ、白身のとろみを喉越しで捉え、鍛えた身体に最上のタンパク質を染み渡らせる…。
悦だ…悦に入ります。
残念ながら龍間にお越し頂かないと、実食して頂く事叶いません。
これ以上はただの嫌がらせとなり兼ねませんので、自粛致します。
あー、美味しかった、ほんとうに美味しかったほっぺたが落ちるとはこの事だ！てへぺろ☆(・ω<)
マガジンにご掲載頂きました。
誠にありがとうございます！
最後までお読み頂きありがとうございました。
お読み下さり有難う御座います。 億が一にでもサポートいただけましたら、全て龍間開拓費（主に草刈り機に必要な混合燃料費２０年分あぁ辛い）に使わせていただきます。