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ヒュー・ハドソン監督『炎のランナー』英国産!感動の実話



<作品情報>

1924年のパリ・オリンピックに出場した二人のイギリス青年を描く。実話の映画化。製作はデイヴィッド・パトナム、製作指揮はドディ・フェイド、監督はCM出身で、これが第一作になるヒュー・ハドソン。脚本はコリン・ウェランド、撮影はデイヴィッド・ワトキン、音楽はヴァンゲリスが担当。出演はベン・クロス、イアン・チャールソン、シェリル・キャンベル、アリス・クリージャ、イアン・ホルムなど。原題はウィリアム・ブレイクの詩『エルサレム』から取られている。

1981年製作/123分/イギリス
原題:Chariots of Fire
配給:20世紀フォックス
劇場公開日:1982年8月14日

https://eiga.com/movie/49440/

<作品評価>

55点(100点満点)
オススメ度 ★★☆☆☆

<短評>

おいしい水
英国映画らしい格式高いお上品な作品でした。でもまあ退屈だったかな…大して盛り上がりもないですし。
冒頭海辺を走る選手たちのシークエンスがピークであとは興味を失っていきました…あのテーマ曲はすごい。テンションあがりますね。
やっぱりそこまで厳格な宗教観というのは馴染みがないですし、「意志を貫く」というよりも我儘にみえてイライラしました。もちろんそれが宗教家としての一面も持っている者として大切なことは分かってはいるんですが。

吉原
パリ五輪に出場した2人の短距離ランナーの実話をもとにした物語。短距離という競技の特性上、「試合途中での巻き返し」という醍醐味がないので、スポーツ映画として鑑賞すると肩透かしを喰らうかもしれません。どちらかというと2人の選手の信仰心の方に焦点が当てられていることが多いので、ある意味では宗教映画なのかもしれません。劇中曲は誰もが聴き馴染みのある曲ではあると思いますが、宗教観の異なる国での話なのであまりお勧めできる作品ではないかと個人的には思います。

<おわりに>

 実話にしてもこれはどうか…という作品でした。英国のお上品な雰囲気は存分に感じられる感動作です。

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