とにかく瑛太を観てほしい。ドラマ『あなたがしてくれなくても』第１話感想
主題歌の稲葉浩志目当てで鑑賞した僕は、生粋のB'zファン。
STORY:
吉野みち（奈緒）はフタバ建設・営業推進部で働くOL。結婚して5年になる夫・陽一（永山瑛太）との仲は良いが、いつの間にか夫は自分に触れなくなった。セックスレスになって２年。みちは人知れず悩みを抱えていた。
セックスレスに悩む2組の夫婦を中心に描き出されるラブストーリー。
独身の自分には無縁な話のはずなんですけど、そんな僕にも伝わるリアルさが中々良かったです。
みちと陽一が、お互いに思い合いながらもすれ違っていく感じとか非常にリアルで。
特に、瑛太の演技の絶妙さがたまらん。
みちを避ける時の言葉選びや雰囲気は最低なんだけど、どこか憎めなくて色気があって。
ストーリーの中でまだみちと陽一がラブラブだった頃の瑛太も描かれるんですけど、そのラブシーンがまたすごいエロいんですよ。
描写が派手な訳じゃないんですけど、瑛太がね。
何を言ってるんだ俺は。
この作品って、多分陽一役のキャスティングが一番重要なんですよね。
こいつがあまりにムカつく奴だと『もう離婚しちゃえばいいじゃん』ってなるし、逆に良い奴だと『まあセックスはできなくても許してやってよ』ってなっちゃう。
問題があっても手放したくないよね、その気持ちわかる！って、みちの方に共感できることが絶対的に必要なんですよ。
この人たらし的な抜群のバランスを実現できるのは、芸能界広しと言えどもしかして瑛太だけなのでは。
そう思わされる、渾身のナイスキャスティングだと思いました。
主演の奈緒も、一生懸命な感じが役に合ってて良かったです。
彼女、G帯の主演はまだ2本目ですよね。
すごく堂々としていて、主演感があるのが素敵でした。
エリートだけど実はセックスレスに悩んでいるもう一人の主人公・岩田剛典も良かった。
彼はルックスといい立ち振る舞いといい、こういう爽やかなのに報われない役がハマりますね。
田中みな実については、出番が少な過ぎてまだはっきりわかりません。
今の彼女が持っているパブリックイメージとはよく合っていそうな役なので、ハマってはいそうですけどね。
稲葉氏による主題歌も、予告観た時は浮いてるなーと思ったんですけど本編では馴染んでいました。
キャッチー過ぎないのがドラマに合ってますね。
挿入歌の『ダンスは上手く踊れない』も、選曲・ボーカルワーク共に味があって良し。
まあ、あれ流れてる時は急激に2000年代前半の昼ドラ感出てましたけど。笑
リアルタイム視聴率はそうでもなさそうですけど、THE・木10って感じの内容は久々にヒットの予感。
2話以降も継続視聴したいと思います。
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